哀愁のトム・ベレンジャー 「山猫は眠らない」

やっと仕事から解放され、今日はランチチャンネルのアメドラに加え、午後のロードショーを見てました。 
本日の午後ローは、「山猫は眠らない」 お~っと、トム・ベレンジャーだぜ。  
これまた、お若い人はあまり知らないかな~  トム・ベレンジャーといえば、その昔、アカデミー賞もとった、
プラトーン」の悪役軍曹の役が強烈でしたが、(anbelnは、この映画で、結構ハマった。 主役のチャーリーより、
いい人軍曹のウィリアム・デフォーより、このベレンジャーさんでした。) 忘れちゃいけない、
この「山猫」シリーズも有名でしたよね。  観たいとは思ったのだが、なかなか見る機会がなくて・・
今回初めて見ちゃいましたよ。  


時々、日本の邦題というのは、オリジナルのより凝っている。  この山猫ーも、誰がつけたんだか、
カッコいいねえ。  オリジナルのタイトルは、シンプルに、「Sniper」です。
そう、スナイパーのお話し。 主人公、トーマス・ベケットアメリ海兵隊のベテラン狙撃兵。
今回は極秘の任務で、パナマ麻薬王を消し去るということで、パナマのジャングルから潜入。
そして、彼の相棒となるのが、射撃の腕は元オリンピックのメダリストってんだから、いいんだが、
現場経験の浅い、若手エリート。  ベケットの上官にもあたるのです。
また、何でこんなのをよりにもよってー と思うものだが、そこが映画ですから。

お話しもシンプルに、登場人物は極力抑え、クライマックスに行くまで、ほとんど2人の行程を追います。
もっとアクションばりばりの映画かと思えば、意外と地味・・?  だけど飽きさせない。
過酷なジャングルを舞台に、性格も、背景も価値観も違う、ムリくり相棒になってしまったスナイパー2人が
如何に相棒になっていくか、そして任務は無事成功できるのかー 見いっちゃいました。


なんたって、この若手のミラーさん、何かとベケットの足を引っ張るのよねえ。。 
いいとこまで行くのに、ドジ踏んだりして、最後の方じゃ、キレて、ベケットにまで銃を向けます・・・ ><
その点、このベケット、最後まで冷静で、なんだかできない息子を見守るお父さんのよう。。
彼を救うために、自ら窮地に陥り、彼を逃がすために、つかまって拷問まで受けることにー 


さぁ~ そこで、やっとこの若手、ミラー坊やも男になるわよ~ ってとこか。  まあ、機会があったら
見てみてね。  ちょっと女性はハマるかどうかわかんないけど。
この、ミラーさん役も、なかなかの美形よ。 白人じゃなくて、どっかのハーフかなあ。
そうそう、ネットじゃ、北村一輝さんに似てるってのも、出てたわよ。  確かに・・ 雰囲気ある~
まっ、anbelnにもタイプだったので、最後まで見ちゃったかな。

おっと、もちろん、トム・ベレンジャーも渋みがかかった哀愁漂うスナイパーを演じてます。

人間臭いとこがまたいいわ、このベケットさん。


そう・・・ このトム・ベレンジャーさん、なんか哀愁漂うのよねえ。  

そんな彼の魅力が特に漂うのが、「誰かに見られている」。   80年代の映画ですが。
夏ごろかなあ、深夜映画でやってて。  懐かしくなって見てしまいました。 そう、この映画でもハマった。 
トム・ベレンジャー版「ボディガード」みたいなの。
殺人現場を目撃した為に命を狙われる大富豪の令嬢を守るため、ボディガードとなる警官役。
彼女の護衛をしながら一緒に過ごすうちに、 やがて2人は・・・ 恋に落ちる・・・

しかし、身分違いもさることながら、彼には、すでに妻子がいたの。
エレガントな富豪令嬢とは正反対のチャキチャキ庶民派奥さん。 (これはこれで魅力的だけど。)
奥さんとは真逆なとこに惹かれちゃったんですかねえ・・・ あー、男って。
奥さんも、女の勘で、旦那の浮気?に気がついて。。 夫婦仲も微妙なものに。

大人の恋を交えた、ラブサスペンスと言うのかしらね。  
2人の女性の間で、揺れ動く・・ってか、ちょっと困ったトムの表情も魅力的。 
しかし、そこで運命が動きだすってか。  クライマックスでなんと、奥さんと子供が人質にー


結末も、なんとも、ほろ苦く・・・ちょっとせつない、 私は結構好きだった。

この、ベレンジャーさんは、ほんとにステキよ。。 大人の男の魅力ってか、渋かっこいい。

あ~ トム・ベレンジャー、久々に見て、よかったなあ。。。   

知らない人は、ネットで見て。  おっと、ただし、現在の画像ってのは検索しないでねっ。
それ見て、ちょっとショックを受けちゃったanbelnですから。 
まっ・・ まあねえ・・ 時は流れるですから。

でも、こん時の彼は、ほんとにステキよ~ 

それでは、お休みなさい。   あー、夢にでも出てきてくれないかしらん・・