それでは、久しぶりの映画の話。 知ってますかね? これ。 「ゴーン・ガール」
昨年からの上映ですが、結構ヒットしてるようです。友も見てきたというもんで私も。
結婚五周年の記念日に、妻エイミーが突然消えた… 事件なのか何なのか。
サスペンスタッチで始まるこの映画。 しかし、 その手の話で期待すると、ちょっと違うんだなあ。
程なくしてエイミー自身の失踪だってのは、わかるのよ。 彼女の独白でね。
そして前半は2人の出会いから今日に至るまでの…
あんなにお互い夢中になって、愛し合ったはずなのに。 次第にどこかでボタンが掛け違いー
夫婦のスレ違いの話かしらって、最初の方、ちょっと眠くなりましたよ。
まあ、そこで過去の2人の生活が明かされ、エイミーが特殊な環境で育った事もわかる。
エイミーの性格が形成されたのって、この環境も関わってくるわね…
とにかく、まあ、エイミーには驚かされる。 いや、驚かされるというよりも…
こっ、恐~
こんなのが女房だったら恐いわよ。 しかし友は妻の立場からエイミーに同情的。
ベン・アフレックの夫が悪いんだって。 アイツがもっとしっかりしてたらと。
まあね、仕事先で若い愛人も作っちゃうしね。 このベン・アフレック、今回はダメ夫ね。
しかし、後半の怒涛の展開はすごいです。思わず身を乗り出す。 ホラー色も入ってる。
そして映画全体を通して、マスメディアの存在も大きい。
「白雪姫殺人」でもそうでしたが、人はメディアによって如何様にも変えられる。
ベン夫も妻を心配してさがす夫から殺人容疑者にもさせられる。
この辺も恐いですよ~ 自分じゃどうにもできなくて。
最後はまた意外なオチです。
この映画の看板に書いてある 「本当に大切なものはいつも失ってわかる」って、 何の事やら。
何かロマンチックな事を期待してか? カップルもちらほらお見えですが…
これ、けして、そんな甘いものじゃありませんから。
カップルにとっては、むしろホラーですから、気をつけて。
まあ、地上波じゃまず放送しないと思うから見といてよかったです。
では以上。 熱下がらないよ~ どうしよう