ちょっと変わったホラー映画

私が最も好きな映画ジャンルが言わずもがなホラーです。  感動、面白作品もいいけれど、
どちらかというと、映画は日常生活から離れたいもの。  なもんで、ジュラシックみたいなのは大好きですが。
ホラーもね。 絶対自分は襲われない・・・っというところで、2時間恐怖を楽しみたい。 
12月に、2本見たんですけど。。 しかし、どっちも今までのとはちょっと違うよな? ん?って感じよ。

まずは、「来る」 映画館の予告編から気になった。  え? いったい何が来るの~ って。
しかし、見終わってなお、わからなかった。 いったい何が来たの??  お化けには違いないのですが。
そのお化けの正体がよくわからなかった。  ただ言えるのは、コイツは人間の心の闇が呼ぶものですか、。
最初は、とにかく妻夫木くん演じる田原秀樹の嫌ったらしい夫っぷりが延々と描かれ、やや眠くなった。
奥さんが辟易するのはわかるけど・・・ あんなに憎まれるほど酷い夫だった?
浮気をする訳じゃない、暴力をふるう訳じゃない、ちゃんと働いてお金も入れてくれるでしょう。。
昔なら、これでよかったのかもしれないが、今はそうはいかないのね。 

赤ちゃんも生まれて自分はイクメンのつもりでも、実は、イクメンはブログの中だけ・・・
親子の幸せそうな笑顔を写真に撮って、ブログアップするのが楽しみのようです。  今時かねえ。
しかし、その実、育児は奥さんまかせで、家事も手伝おうともせず、奥さんは不満がつのるばかり。。
はいはい、心の膿がたまっていきますよ。 ちょっとなじれば暴言もはかれ、奥さんもキレる。
そして、ソイツがやって来る・・・・ 
しかし、ソイツがやって来た時は、家族を守ろうと、この人なりに・・・頑張るんですけどねえ。
最後までそれが通じなかったのが、寂しいですねえ。 

旦那が死んで、生活に追われ、それこそ育児もおざなりに壊れていく、黒木華さん演じる奥さんのが、
恐かったです・・・   ええ~ どうして?! 黒木華さんにしては珍しい汚れ役?
そしてまた、ソイツはやって来るのです。。
そこに、オカルトライターやら、霊媒師の方やら、いろいろ絡んでくるのですが。
柴田理恵さんやら、松たか子さん(え?松さんってわからなかったよ)の霊媒師には、そっちのが、
お化けっぽかったり、なんか笑える??

結果、私は怖かったかって? よくわからない。 ラストもよくわかんないのです。
な、もんで、また機会があれば原作本も読んでみようと思います。 
こんな感想でごめんだけど。  面白いか、面白くないかも、評価分かれそうな作品です。
一番怖いのはー 人間かもしれませんね。


もう1作は、「へレディタリー 継承」ってやつ こっちは洋画です。
傑作ホラーだと書いてる人もいますけど。。 これまた私には、ピンとこず。
祖母の死をきっかけに、一家を襲う、恐怖というやつですが。 この恐怖がね。ちょっと一連のもとのは違うのかな。  しかし、この一家を見た時から、何だかもう、どうでもいいやって感じ。 親近感わかず。
男二人はまだしも、お母さんと娘・・・ こっちがのすでにホラー。 娘は特になんかすでに変。
変だというのは、あとで理由もわかるのですが。 とにかく無表情で、いつもナッツをかじって。
カラスのクビをちょん切るのは、ショック映像でした。 なにげに、残酷、グロシーンもあります・・
お母さんは、始終ひきつって、顔がホラー。。 この人と結婚したお父さんが、一番まともに見えて、
気の毒なような気がしました。  お父さん・・・ この人と結婚しなければよかったのに。


彼女のせいというより、そのお母さん、亡くなった祖母が悪いんですけどね。。
へレディタリー 継承からは、逃げられないという訳です。  お勧めはしません。
最後まで救いのない話なので。。  確かに、ちょっと変わった、何とも言い難いホラーです。


最後にこれは、ネット配信で見たんですが、こっちは、正真正銘の純ホラー。
ネット見てたら、何気に現れた予告を見てハマった「ジェーン・ドゥの解剖」を紹介します。
バージニア州の田舎で一家惨殺時間が勃発。 そしてそこの地下室で謎の遺体が発見される。
遺体は、傷一つないまるで生きているかのような、美しい女性。
この身元不明の女性は、「ジェーン・ドゥ」と名付けられ、保安官が、検視官の元に運びます。

検視官と言っても、田舎町なもんで、個人経営の、遺体安置所と火葬場もやってるよなとこ。
保安官も罪な人よ。 明日の朝までに検死やっといてくれって。 夜に検死って・・・いやでしょ。
まあ、そこはそれ、手慣れたものですから。 断ることもなく、さっそく親子二人での検死が始まるの。
しかし、それが・・・ その検死が進むうちに、だんだんわかっていく彼女の正体・・
そして、二人を襲う怪奇現象。  なんだか、あれです、昔見た、「オーメン」の、お父さんと神父が、
ダミアンの正体をさぐる旅のゾクゾクさを思い出しました。 あれ、怖かったよね~ 
同じような恐怖が味わえます。  ジェーン・ドゥとは何者? 二人の運命はー

夜中に、電気消して一人で見ると・・・ 臨場感が味わえるかもよ~ (私はしなかったけどね。
ホラー好きな人は楽しめます。  これはお勧めかな。  予告だけ見ても怖いよ~ 


それでは、正月2日目。 今日はこんなとこで。  夜は「下町ロケット」でも見よう。