日曜日は・・・①「八重の桜」

今週末も・・・いちおう仕事してきました。  まったくねー、週末だけ働くんじゃどうしょもないんだよ。
しかし、それにしても疲れますなあ。  普段仕事してないせいかね?余計疲れちゃうのかなあ。
しかし日曜日のお楽しみ。 前は、日曜日のTVがつまんない~っと、ほざいてましたが、今期は珍しくハマってます。
 
 
まず8時の「八重の桜」。  始まった当初は、全然期待してなかったのですが、思いのほか良い。
良いというのが、まず「会津藩」の話が新鮮なのでした。   今までも幕末ものは、いろいろ見てきましたが、
どうも坂本龍馬さんあたりを中心で、薩長の人はよく出てたけど、会津ってイマイチ知らなかったよなあって。
 
そしてこのお話し、特に前半はあまり八重さんの出番がなかった・・・?っと、言っちゃなんですが、八重を
とりまく会津藩のメンズたちが結構出ておりまして、特にお兄ちゃんの山本覚馬(こんな字か?)、西島さんの
活躍が中心のようで、どっちが主役かわかんなかったよ。
 
はい、まずそれが気に入った。  どうしてもまだ前半の八重さんは面白くないのです。
やっぱり女性が主役だと、どうしても内向きなドラマになりそうなのが、今回メンズたちがいっぱい出てきて、
それがどの人も結構いいキャラしてて、この人たちが前半のドラマを動かしていたというか、幕末における
会津藩の立場、やがて起きる会津戊辰戦争へのいきさつ、結末などが興味深かったです。
 
 
その前半の戊辰戦争がようやく終わりました。。  今まで名前しか知らなかったものですが、こんな悲惨な
ものとは・・・ まあ、戦争ってどんな時でも悲惨ではあるのですが・・・ 
会津藩がかわいそうでならなかった。  律儀な殿さまが政治的な駆け引きに翻弄され、裏切られ、いつのまに
逆族の汚名と共に、新政府軍とやらに、徹底的にやられることになる。。
 
 
戦争ってほんとに止める時が難しいんですね。。  前半の見せ場だからか、この戊辰戦争、戦ものでも、いつもは
さらっと流す大河ドラマが、今回は、何週にもわたり丁寧にその悲劇を描いてました。
白虎隊ってのも・・・この会津藩だったんですね。  もう、子供や女子が戦争に駆り出されるようじゃ、末期ですわ。
それでもなかなか止められないんだから。。
 
敵の方が圧倒的に強いことはわかってるのに・・・ それでも何かの力を信じて(?)、精神論みたいなとこで
戦っちゃうのは、日本人の性ですかねえ。    
犠牲者が多くなるほど、死んだものの為にも勝つまでは止められぬ・・・・ みたいなとこに行っちゃうのかなあ。
見ていてはがゆい思いがしました。   西田敏行さんの西郷頼母が、一生懸命お殿さまに恭順を説くのですが、
このお殿さま、ガンとして受け付けなかったですねえ。  (綾野剛くん・・ なかなかステキでしたけど。)
そうしてる間にも、どんどん犠牲者が増えていき・・・  
 
 
しかし、ここにきて、八重さんの存在感がアップ。  いや~ ほんとに男性と一緒に銃を取って戦ったんですかねえ。
せっかく鉄砲の技術を学んでも、女だということで、全然認められなかった彼女が、皮肉にもこの戦争で、その
今までの成果を如何なく発揮してたではないですか。
綾瀬はるかちゃん、か細いんだけど、意外と合うんですっ、前に時代劇の「ICHI」でも思ったけど、こういう
男勝りのかっこいい役も、できるんですねえ。   さすが女優さん。
やっと八重さんが主役に見えましたわ。
 
 
そして戊辰戦争も終わり・・・ (結局、会津は降参して城を明け渡しました。。 あー、もっと早く決断してりゃあよ。)
 
今日からまた新たな展開に向かっていくようです。 
しばらくまた会津藩の残された人々の苦難も続くようですが。。  やがて時代はほんとの明治になるのですね。。
 
う~ん、どうでしょ、今回は最後まで見ちゃうかな。   メンズたちにも引き続き出てほしいけどなあ。
今回はキャストも脚本もいいと思うんで、この感じでいってくれたらね。
 
ええ、これがまず日曜日の楽しみ。   
続いてはー