意外と深い「寄生獣」

日曜日に2本アップしようと書いて、何だかワチャワチャしちゃって、結局できなかった。
昨日も何だか気がつけば夕方で。
改めてー これはご存知かなあ?

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今アニメと言うと、「鬼滅の刃」が大ヒット、日本中を席巻してるようですが、これだけじゃない。
近年の日本のアニメ、なかなか素晴らしい、私の好きなジョジョもそうですが、大人が、ハマれる面白いのも結構あるみたい。
この「寄生獣」なんかもそう。数年前に深夜放送されてたんですが、今回動画でゆっくり見てた。


お話はある日突然宇宙から謎の寄生生物が現れた。彼らは人間の頭を乗っ取り、その人間に寄生し、他の人間を食料として襲う。
何ともおぞましくも、恐ろしい奴らなんだが、
主人公、泉新一も寄生されるんだけど、なぜかこのパラサイト、新一の脳にまで行けず、右手に留まってしまう。

高い知能を持つ高等生物でもある、このパラサイトは、言葉も学習し、ミギーと呼ばれ(右手に寄生したから)以後、新一と共生していくことになる。

と、新一の場合は無事に、すんだけど、新一の周りでは、次々と惨たらしい殺人事件が起こっている。 そう、これはすべてパラサイトたちの仕業なんですねえ。
最初の方はもうホラー系です。パラサイトたちがその姿を現す時がまたグロテスクでね。
こいつに食われるかと思うと。。(゜゜;)

新一は犯人を知ってるし、自身にもそいつらの仲間が取りついてるけど、それは言えない。。
主人公の悩み、葛藤なども結構描かれております。

しかし、自分の学校にそいつらが現れたり、お母さんまで殺されたり、だんだんほってはおけないし、巻き込まれてもいきます。

はい、男の子大好きな寄生獣バトルもたっぷり。
エンターテイメントとしてもたっぷり。
新一自身にも変化があったりね。


しかし、単純な寄生獣恐いっ、残酷、だけにしない後半のストーリー展開が感心しました。

そのキーパーソンがこの人、田宮良子。

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これは実写版の映画ですが、深津ちゃんの、田宮良子がよかった~のよ。
自身もパラサイトなんだけど、実験と称して子供を妊娠して母になった。
パラサイトの中でも冷静で頭もよい。

田宮良子が自ら赤ん坊をかばって、死ぬシーンはなんか悲しかったですねえ。
そう、パラサイトならこんなことしない、本人にも気づかない感情が生まれてたんですねえ。

彼女が言った「私たちをいじめるな。私たちは弱い」って言葉がなんかねえ。。


後半はパラサイトの正体を知った人間たちとパラサイトの戦いにもなります。
単体同士では圧倒的に強いパラサイトじゃありますが、銃火器持った集団で来られちゃね。

一体でも強すぎるのは、最強「後藤」くらいです。 また、これを登場させるのがいいですねえ。

ラスボス、最後のバトルも楽しめます。

しかし、こんな後半ですが、何かパラサイトに同情しちゃうような不思議な気持ちにもなりますの。

パラサイト側に立った人間、広川の、「地球を環境汚染する人間こそ、地球を食い物にする寄生獣」って言葉も、そこそこハズレでもないかなあとか。 そんな考えさせるシーンが後藤とのラストバトルにも出てきます。


また、最終回が余韻を残す感じでいいんだなあ。

面白かった。 これはお勧めです。

では、今日はこのへんで。✋