週末・サタシネで「恐怖のメロディ」

今週も終わりますね。 今日の日曜日は、昨日の冷たい雨と違って、若干晴れ間が見えたり、少しテンションが上がりました。

今日は就活もお休み、1日掃除したり、何かと整理してたら意外と早く1日が経ってしまいました。 と言っても、朝起きたのも遅かったけど。

 

昨夜はー というか、夜中にどうせ眠れないなら見ちゃおうっと、久しぶりに、サタシネを見てました。 午後ローはお馴染みですが、サタシネはとにかく時間が遅いので、なかなか見ないんですけどね。 

昨夜はーというか、時間的には今日になっちゃうけど、クリント・イーストウッドの「恐怖のメロディ」とやらをやってましたの。

クリントさんというと、どうしても男臭いイメージも、午後ローでも、たびたび映画は見てたけど、いっつもニヒルなカッコいい役。

ダーティハリーとか、夕日のガンマンとかさ。 しかし、こんな映画もやってたんですねえ、 クリント監督と聞いて、余計びっくりしました。

今だったら、意外と出尽くしてる感もあるんですが、これは1971年の映画。

まだストーカーという言葉も聞かなかった時代のー 言わば、その先駆け?

はい、ストーカーの映画なんですねえ。 クリントさん、今回はそのカッコよさもないです。 確かに見た目はいいんですけどね。 何とラジオのDJっての?MCっての?

そこでいつも同じ時間に「ミスティ」という曲をリクエストしてくる女性がいるのですが。。 言わばこれがタイトルの恐怖のメロディか。

 

ある日いきつけのバーで彼はついにその女性と会います。 まあ、彼女が待ち伏せしてたんだろうね。 一応フリーの彼、誘われるままに、彼女と一夜の情事を交わす。

彼にしてみれば一夜の情事、ほんとに軽い気持ちだったの。 相手にもそれは確認したつもりだったのですが・・・ 元より彼女はそんな一夜で終わるつもりはないんだよねえ~ 

 

このへん、ふと思い出すのは、80年代のヒットスリラー、「危険な情事」です。

あれもマイケル・ダグラス演じる主人公の男が、奥さんの留守に一夜の遊びのつもりで、魅力的な女性とHしちゃったわけですが。。

あー、男ってダメねえ。 

女性の方は、もう1回やったら私のものよー と、ばかりに、ぐいぐい彼の生活に入りこんでくる訳です。 最初は、なあなあで、何とか流していったものの、だんだんエスカレートしていって、さすがに男の方もキレてきます。

 

この女性、グレン・クロースの演じたアレックスとは別の恐さがあります。

アレックスの方は一見洗練されたキャリアウーマン風でお上品にも見えるのですが、クリントさんの映画のイブリンは誰にも感情を隠さない激高型。

ちょっと、ちょっと、男に愛されたいと思うなら、もうちょっと考えたら?

あれじゃ、誰でも引いちゃうでしょうよ。 いや、ちょっと恐いです。

とにかくグイグイくる。 クリント、辟易するけど・・・ これが難しいんだなあ。

相手は女性ですからね。 男なら殴っちゃうとこだけど、女性じゃそうもいかんでしょ。 女のストーカーもタチが悪いよ。

しかし・・ 本命のカノジョが町に戻ってきたら、そうもいかない。

とにかく、このストーカー女とは別れなければ。

もっと、話は混み入ってくるかな・・と思えば、意外とストレートに進みます。

「危険な情事」の方が、奥さんと子供もいる分、怖さも危うさも倍増、

見せ方も上手くて、結構ハマりましたけどね。 特にラスト20分?は怖かった。

この話は、そこまでは怖くない。 まあ、70年代ですからね。

でも、結構、危険な情事は、このリプートみたいになってないかな??

 

最後はお定まり、イブリンの暴走です。 本命のカノジョを捕らえられて、クリント、もう闘うしかないって。 しかし、意外とあっさり終わる!

えー、刑事さんが、あんなにあっさり殺されたのにー?!

そこは、やっぱりクリントさんだから・・? 男が本気出せば強いのよってか。

まあまあ、そこそこ面白かったです。70年代の雰囲気も味わえた、

ロバータ・フラックの曲に合わせたラブシーンは長かったなあ。(必要か??)

これが監督デビュー作とか。 しかし、なぜこの題材を選んだのでしょうなあ?

まあ、クリントさんの珍しい映画でした。

 

この日曜日は半沢さんが終わっちゃったら、何もなくなってしまいました。

麒麟が来る」も、イマイチはまらないしね。 日曜劇場の今のは見る気がしない。

あの手の話がダメですわ。

今日はお風呂入って、早めに寝るかな。