明日のハードワークに備えて、洗い髪を乾かしながら起きてるとこですが。。 どうせだ、更新行っちゃおうか。
水曜日に観た映画です。 お金がない、お金がないと言いながら・・ やっぱり映画が大好き。
これだけは人生の中ではずせないのってなばかり。。 そろそろ上映も終わっちゃうとこで行きました。
あの方の映画です。 その名も「ダイアナ」。
まずなんで観たかったかといえば、この写真の男性・・・ おおかた皆さん、知らないでしょ?
あの大ヒットアメドラの「Lost」に出てきたサイードです! Lostもね~ 結構ハマって見てたんだけど。
Lostの登場人物で、誰と一緒にあの無人島にいたいかー 1人選べと言われれば、間違いなく私は、この
サイードだったんですよ。 サバイバル能力にも長け、結構ワイルドセクシー系。
そんな彼がよもや、ダイアナさんの恋人役になるなんてー そんな楽しみもあって観にいっちゃったのよ。
でも・・・この映画、私にしては珍しく辛口評価になっちゃった。
まず・・・「ダイアナ」とタイトルあれば、あのダイアナ元妃の華麗なる人生の物語・・・ 彼との恋はその中の
1つのエピソードくらいになるんじゃないかな・・・など思ってたら、私にとってはいい意味(?)で大外れ。
ほとんど主要登場人物はこの2人だけ。 そしてお話しもフツーに男女のラブストーリー。
う~ん・・ どうなんでしょ、これ。 ちょっと、あのダイアナを扱うならもったいないかな。。 ってか本国じゃ
ブーイングが起こったとも聞きますが、それもよくわかる。 どうも2人共イマイチ魅力に欠けるのよ。。
まずダイアナさん、軽いわな。 別居したとはいえ、まだ離婚も成立してないっつうに、自分のお屋敷に
男を呼んじゃっていいのか~ 2人だけでディナーデートなんてさあ。 (そうだ、あれはデートだろう。)
そりゃ男は行くだろう。 あのプリンセスダイアナとお近づきになれるなら・・ 断る理由なんてない。
2人のつきあいは、いとも簡単に始まったように見えました。
しかし、どうしてまた彼だったんでしょうなあ。。 何に惹かれたのかよくわからない・・・
心臓外科医だから? 人の命を救うって彼の職業がカッコいいとか思っちゃった?
そして、のちのドディにしてもそうなんだけど、2人とも非白人、外国人ってのは、たまたま・・?
それとも、無意識の彼女のイギリス王室への抵抗?? なんてうがった見方もしてしまった。
そうなんだ・・・ 彼女が恋してやまないこのハスナットさんてのも、イマイチな男・・・
最初こそ、彼もダイアナとのつきあいに夢中になってたけど、ちょっとゴシップ誌に自分の写真が掲載されたら
もう即、引いちゃって。 僕は目立つのが嫌いなんだって? 騒がれちゃ仕事に集中できないだとぅ?!
それで2人は一旦別れるのですが・・・ (というか、ハスナットが一方的にダイアナを避ける。。)
その後のダイアナの行動がなんとも痛々しい。 とにかく必死になってストーカーのような事さえしちゃう。
そうなのよ。。 この映画のダイアナはとにかく恋に一途な、まるで恋したばかりのティーン・エージャーよ。
まあ~ わかるといえばわかる・・・ なにせ結婚したのが19才ですからねえ。
ほんとの恋なんてまだ知らなかったのかもしれません。 そう思えば・・・ そういう意図ですかね。
でも彼女の一途な思いが通じて、(というか、やっぱりダイアナにあそこまで思われちゃあ、男もねえ。。)、
2人はよりを戻すのですが。。 やっぱり旨くいかないのよ。
住めたらって、彼の仕事を見つけるのにも尽力するのに・・・ 肝心のハスナットが乗り気じゃない。
彼は今の生活を変えたくないの。。
ダイアナのことは愛してる。。 でも、イギリスから、今の場所から離れたくない。 でも騒がれるのもイヤ。
ったら、どうしたらいいの~ って感じよ。
・・・・で、結局最後まで優柔不断なハスナットに、ついにダイアナから別れを告げる・・・
でも、別れてからも心はハスナットを求めてる。。。
ーと、この映画の中では、かわいそうなことに、あのドディさんはまるで当て馬。
ハスナットに見せつけるように、ドディとつきあってたようにも見える。
まあ、どこまで真実なのかわかりませんけどね。
そしてあの最期の時までハスナットに、「Call me」なんて電話してる。
総評: この映画、最後まで私としてはう~ん・・・ でした。 ダイアナの人間臭さを全面に出したかったの
かもしれませんが、これじゃちっともダイアナが魅力的に見えません。
ナオミ・ワッツがダイアナそっくりとか、演技が好評価(?)もされてるって聞きますが。私はちっとも、似てると
思わないし、中盤からもうダイアナのことは忘れて、ナオミさんにしか見えませんでした。
アンゴラ訪問や地雷現場に行く姿も映りますが、どうもオマケ程度にしか見えない。
よくも悪くも、単なるラブストーリーですね。 それも恋に不器用な女子と頑固で優柔不断男の。。
でも全然違うけどね。 さすが役者さん。 このハスナットじゃ、私は恋に落ちないなあ・・・
以上、感想でした。 さあ、そろそろ寝よっと。