80年代、「愛と青春の旅立ち」っていう、如何にも日本人がつけそうな邦題タイトルの映画があった。
当時は人気の若手スターでこの映画の主演でした。 映画も結構なヒットで、私も観に行った。
お話しは、貧しく孤独で荒れた生活をおくってた主人公が、そんな人生を変えるべく、一念発起して、
海軍士官学校に入ることから始まる。 そこでの厳しい訓練の中で友情や恋とも出会い・・・
卒業するまでを描いた映画なんですが。
卒業式シーンでは思わず泣いてた私。。 だって、ギアさんを虐めぬいてたような鬼軍曹が、敬礼して、
「おめでとうございます、士官殿。」って言うんだよ~ ほんとは悪いヒトじゃなかったのね。
ここだけでも、ぐっときちゃって、映画はこのシーンで終わりでもいいと思ったよ。。
しかし、見た人はご存じのとおり、この映画には、女性には・・もっと忘れられない?ラストがある。
人生を変えたいと思うのは男ばかりではない。 士官学校の近くの工場で働く女たちもだ。
彼女たちは、士官学校のエリートをつかまえて、なんとかこの世界からはい出そうと思ってる。
ギアさんたちも、苦しくも・・・ こんな女たちにつかまっちゃっと言えばそうだな。
それを恋と呼ぶかどうかは別として。
一人は結果を焦り過ぎて、 相手を追い詰めて・・・ 自爆させてしまった。
(ええと、これも教訓です。 絶対結果を焦ってはいけません。 タイミングを誤らないように。。)
このせいで、とばっちりをくうのがデボラ・ウィンガ―演じるもう一人の女性。
ギアとつきあってたんだけど、彼女の友達が彼の友人を自殺に追い込んでしまった為に、うちひしがれた
ギアさんは、自分の恋人だった彼女とも別れてしまう。
んで、そのまま卒業式まで会うこともなく・・・ ああ・・・ これで自分の夢も終わったな・・・って思ってると、
卒業式を終えたギアさんが、職場に現れるんですよね~
そして彼女をお姫さまだっこして、そのまま連れ去っていくー
お~い、まだ仕事中だよ~ どうすんだよ~ っと、いうツッコみは誰も言わず、なぜか皆さん、暖かい目で
2人を拍手で見送るのだ・・・ いかにもハリウッド的な映画だなあって、当時も思った。
しかし、これは後世に残る名シーン?となったのでした。
今日は朝っぱらから、突然思い出しちゃいました。 今日で風邪も1週間・・・
昨日は早退しちゃいました。 今日も休み。。 ああ、このまま、もう仕事に戻りたくな~い・・・
なんだか全然治る気もしないのですが。。
あの後、デボラ・ウィンガ―のヒロインはどうしたんでしょうな? まさかそのまま消えられないだろうから、
やっぱり職場に戻って、退職届とか出したんでしょうかね。 でもすぐ退職届は出したんじゃないかな・・
もうとりあえず何も考えない。 この男についていくって。
なんてしょうもないこと考えてる。。 もう人生を変えるのは、男しかないなあ。。
ーって、それも今じゃ難しいか。 今日も1日布団ですごしてます。。
鬼は~そと、福は~うち。 っも、布団の中から言うだけにしときます。。