さっきまで見てました。 今週の午後のロードショーは、「ミステリーウィーク」と題し、その手の映画がぞくぞく。
そして、今日のは、一番見たかったんだあ。 興味があったんですけど、映画館で見逃したやつ。
原作がホラーキングの、スティーブン・キングだから、こりゃそんなハズレはないだろうと。
レビュー評価もそこそこのようだし。。 そして、皆さんがおっしゃる「衝撃の結末!」ってのが気になりましてね。
「ミスト」 その名の通り「霧」ですね。 ある夜嵐が町を襲った翌日、得体の知れない霧が発生するの。
幼い息子と共に、スーパーマーケットに買い出しに出かけたデヴィットは、そこで異様な光景に出くわすの。
「霧の中に何かいる!」って、突然飛び込んで来た男。。 いったい何が起こったのか、わからぬまま
異常な霧は町全体を包んでいく。 スーパーに閉じ込められた人たちの・・恐怖とパニックの数日。
そして、霧の中にいたのは・・・
はい。。 そこそこ面白かったです。 スティーブン・キングの原作本ってのは、単なるスプラッターホラーと違い、
人間・・・ その強さ、もろさのヒューマンドラマを描くので、割と好きなんですけどね。
今回のミストでも、霧の中の怪物と共に、たまたまスーパーに居合わせた人々の、人間模様、
極限状態のパニックのさまなど。。 むしろこちらのが、見応えあったかも。
変な宗教オバさんが出てくるんですけど、こんなのに、扇動されるのも、欧米だから?
宗教心の薄い日本人には、いくらこんなのが叫んでも、バ~カ、うぜえんだよ!で一蹴りされそうですがねえ・・
ほんとに、うぜえオバさんでした。 (コイツは殺されてもしょうがない。)
しかし、パニックの中で、だんだんヒトの平常心が失われていくー それも、こんなに早くー ってのは、
ホラー以上に恐いとこかな。 最後の最後もね・・・・ そんな事を思いました。
モンスターパニックな映画でもあるけど、いや、このモンスターは二の次かもしれません。。
モンスターに襲われるのは、またグロで残酷なんですけど。。 ほんとこればかりは人を選ばずで。
主役もあまりカッコよくなかったけど、(いちおう、「パニッシャー」ではカッコいい主役だった俳優さんですけど。)
そこが、また人間臭くて良いかも。
はい・・・ 「衝撃」のラストでした。。 うっ・・・・ うぁ~ って、ほんとに叫びたくなるね。
Oh My God !! だよ・・・ まさに。 何なの、これって・・・・・
「28週後」を見て以来の、 非常に後味悪いラストです。
神も仏もないってのは、このことか。 いや、最後まであきらめちゃいけなかったのか。
そこだけ覚悟して見てください。 もし、DVDとかで見るのなら。
ーと、こんなことしてていいのかなあ・・・ 私。 Aちゃん、今日は夜勤です。