今日の「相棒」を見てたら。

胸が苦しくなりましたよ。 あっ、あー 本日も暇だったので、夕方から「相棒」の再放送を見てました。 この、「相棒」、リアルタイムでは見てたり見てなかったりしたものですが、今日のは何となく覚えてたけど・・・今だからか、何だか胸が痛くなるようで、ちょっと見ない方がよかったかなあくらいに思ってしまった。 重い・・・

 

お話は一人の男性がビルから転落死したことから始まる。 死体に防御創があった爲、殺人事件も視野に入れ、捜査が始まるわけです。

しかし、その彼の死ぬまでの行動、その身辺を捜査し追っていくうちに、わかってきた絶望的な社会の闇。 明日は我が身かと思った。

 

言うなれば貧乏死です。 けして不真面目だった訳じゃない。 ただ、要領は悪かったかもしれない。 正社員になれなくて、ハケンとかやってたけど、今の私みたいに仕事がなくなっちゃって、なかなか次の仕事が見つからない。

自分は頑張ってるのに、周囲には怠けてるようにしか見られない。

親に頼れる年でもなく、そのうちアパートを追い出されて、ネットカフェやトランクルームで寝泊まりするようになる。 

いよいよ生活にも困窮して、お役所に助けを求めても、適当にあしらわれるし、生活保護だって、そもそも住所がないとダメなんだよねえ。

やがてブラック会社でいいように扱われ、犯罪に手を染めたりして、だんだん追いつめられていく。。 最後は試食を回ってご飯の足しにするなんて、悲しすぎる。

自殺だったんだな。 防御創は彼自身が作ったものだった。

 

自分は社会に殺されたー いや、これを単なる自殺で終わらせたくない、自分の人生を誰かに知ってもらいたいー 彼の最後の抵抗だったという、

そして、他の人じゃわからなかっただろう、彼の気持ち、人生は右京さんによって、そのお兄さんへと伝えられた。。。

 

すごい脚本だなあと思った。 相棒エピソードの中でも秀作だと思いました。

ドラマの1エピソードじゃもったいない、これだけで映画にしてもいいくらいだー とも思ったが、あんまり見たくないか。 暗すぎる、重すぎる。。

でも今の私にはすご~くわかる。。 

あまりにも辛すぎるけど、最後に右京さんがその思いをすくってくれただけよかった。

 

 

昨夜の「カネ恋」も何だか寂しかったなあ。 3話までは明るいテンポで結構楽しかったのに。 春馬くんがもういないんだってことも、なんか忘れられるみたいに、

最終回の4話はどうなることかと思ったけど、やっぱり春馬くん、出なかったんだね。。 どこかへ行ってしまったという設定で。

それが現実とリンクするようで、ドラマ自体はけして暗くはないんだけど、

どうにもやっぱり寂しいよ。

結構3話まで見て、これからも気になる~って、普通に面白かったのになあ。。

ほんとに残念だ。。

 

さて今日もお風呂入って、動画1本見て寝るか・・・ 眠れないけどさあ。

台風はどうなるんだろうなあ。。