あ~ おはよう~ 昨晩も暑かったですねえ。 もう観念して、昨晩は深夜映画です。
これも、当たりハズレがありますが、う~ん・・・ 昨日のは(今朝か)結構いい話だったかなあ。
ちょっと、すっ、すっと行ってしまった感もありましたが、ほんわかと、最後は心をつかまされるような。。
お話しは、ちょっと最初はショックなとこから。 子連れで同窓会に出たミッシェル・ファイファー演じる奥さんが
ちょっと子供から離れたすきに・・・ 悲劇は起こる! 3才の息子が行方不明になるのだ。
あ~・・ まだそっちも子供なお兄ちゃんに、弟のこと見ててねって、やっぱ無理だったかいな。
いや、お母さんを責められませぬ。 ほんとにちょっとの間だったし、よもや同窓会のパーティで、そんな事が
起きるとは。。 思いませんよね。 しかし、起こっちゃったのだ~
半狂乱になるお母さん。 とまどうお兄ちゃん。 そして駆けつけたお父さん。
あー、ここで、anbeln、このお父さんの態度は好感が持てました。 ここでさ、やっぱり言っちゃう人は、
言っちゃうじゃない? オマエがちゃんと見てなかったからだ~!とか、声を荒げて。
でも、このお父さんは、つらいのは同じ。 お母さんと息子を抱きしめます。
しかし、ここから、この一家の苦難の道は始まります。
3才の息子は消えたまま、消息はつかめず・・ 時間だけが過ぎていく。
家族崩壊は免れたけど、心の傷や息子を思う気持ちは1日とて消えたことはない。
そしてそれは、残されたお兄ちゃんにも。 子供ながらに自責の念は消えないのです。
それは、ず~っと家族の重しになっていく。。。
しかし、それは意外なとこから、新たな展開がっ。 心機一転、引っ越したシカゴに、ある日、偶然
家を訪れ、出会った少年に・・・ お母さんは、直感が響きます。
この子は・・・ 3才の時にいなくなったベンじゃないかって。 そして警察の捜査から意外な事実が発覚。
当時息子を誘拐したのは、同窓会に来ていた、お母さんの同窓生。 わが子を亡くしたりして、ちょっと
精神的に追いつめられたいたようです。 そして、つい幼いベンに手を伸ばしてしまった。。
しかし、ベンは大切に育てられていたようです。
この誘拐犯であるお母さんの同窓生は、すでに他界しておりましたが、再婚した旦那が、この事情を
知らぬまま、息子を大事に育ててくれていた。
しかし、そこからですっ。 事件はあっさり解決したようですが・・・ すでに9年の年月が流れていた。
12才になったベン、いやサムには、突然のこと。 実の親の記憶がもうないのです。
意外とあっさり、家族の同居が始まったんですが・・・
非常~に複雑ですよね。 親にとっては1日足りとも忘れたことがない、いとしい息子であっても、
息子にとっての親は誘拐犯とその夫。 自分たち夫婦は他人のような存在です。
そしてお兄ちゃんにとっても、弟の存在が微妙~ ・・ もちろん戻ってくれたのは、ほっとしたでしょうが。
そんな家族が突然一緒になっても・・・・ サムはかなり無理してたようです。
そして、ある日爆発しちゃう。
この家族のこころの機微がとてもいい感じで描かれてます。
誰も悪い人がいない・・・(まあ、誘拐は罪だとしても) ってのが、また複雑ですが、この映画を
優しくつつみます。
そして最後の難しい選択。。 12歳の少年が選んだ決断。
これまた複雑だけど・・・ ちょっと涙してしまいそうです。
こんな映画なら、また夜更かししてもよかったかな。。
しかし、暑い日が続きますねえ・・・ 今日こそは寝ないと。 明日は早番なので。
皆さんはまだ、連休をお楽しみくだされ。