静かに好きでした、ドラマ最終回②

3月も早いもので、そろそろ終わりが近づいてきました。 今期ドラマも最終回。

後は、最後の日のチカラくんが、どんなふうに終わるのやら。

今期はドラマ不作と言ってましたが、最後は意外とハマったぞー になっていた。

そして、今期の私のベストドラマ賞。 昨夜の整くんのもよかったですが、視聴率的には、イマイチだったけど、見た人には、みんな評判よかった、私にしても、思ったよりよかったじゃん、これ! ってのが、「妻、小学生になる」

これを今期のベストドラマにあげよう。

 

お話は前にも書きましたが、私はいつもながらの入れ替わりの話かな~?って、思ったのですが、奥さんの方はすでに亡くなっている。

そして、小学生の女の子がある日、「私よ、貴恵よー」って戻ってくるの。

最初は信じられなかったけど、だんだん夫と娘はそれを受け入れて、また家族三人の幸せな生活が戻っていく・・・って、わけにもいかなかった。

何しろ、小学生の娘には別の家族がいる。 そして、これがちょっと複雑で、母子家庭の上に、お母さんは、生活に追われて、恋人らしい男ともつきあってて、(後に妻帯者とわかり、別れる)子どもには、ネグレクト状態。

吉田羊さん、最初の登場の時は、ちょっと恐かったです。

しかし、自分の子が全然知らない、よそんちに、入り浸ってるってちゃ、ほっとけないでしょ。 最初は、何、それ? 死んだ妻が生まれ変わった? そんな話信じられないよ。  だけど、自分の知ってる娘の万理華ちゃんともちがう・・

やがて、この貴恵さんの存在が、圭介さん一家が、万理華ママの千嘉さんの、かたくなな心もほぐしていく・・ そして万理華ちゃんの存在の大切さも、改めて知る。

このドラマのまた一ついいところは、この万理華ちゃんちの存在でしょう。

どうして、貴恵さんの魂が、万理華ちゃんに憑依したのかも、納得できる。

 

はい、生まれ変わったんじゃなくて、憑依だったんです。 てっきり妻が生まれ変わって、生前の記憶を取り戻したんだーと思った、圭介さん。

万理華ちゃんに、大人になったら、再婚しようー なんて、約束しましたけど・・・

いや~ いくら何でも無理でしょう~ 年の差ありすぎる~と、思ったけどさあ。

やがて知る憑依のこと。 憑依ったら、いつかは、万理華ちゃんに、その体を返さなくちゃいけない。 返すということはー 貴恵さんとは、会えなくなる。

 

これ、切ないなあ~  失って、もう会えないと思った大切な人が帰ってくる・・・

それは、すごく嬉しい。 最高に幸せだ。 しかし、それをまた失ったら・・・

そして、それが、ほんとに最後の別れになってしまったらー  これは余計悲しい。

こんなんだったら、会わない方がよかったんじゃないのー ?!

 

そうなっちゃったのが、最終回前。 夫と娘の二人は、また元のもくあみ、魂が抜けたようになっちゃった。 そもそも、奥さんが亡くなってから、生きる気力を失くしたご主人や、その娘を心配して、奥さんの魂が憑依して来たんだよね。

そして、元気になった二人だけど・・・ また、ふ抜けになって、この後、どうなるのかで始まった最終回。

 

貴恵さん再び戻るー だけど、それは、最後の1日を一緒に悔いなく過ごしてー

二人にも、自分がいなくても、前を向いて歩けるようにー  良い最終回だった。

 

ハートフルラブストーリーってんでしょうかねえ。 男女だけの話じゃなくてさ。

今度こそ、圭介さんも麻衣ちゃんも、元気に歩いていけるでしょう。

そして、千嘉さんも万理華ちゃんの母親になってくれるでしょう。。

 

そして主演女優賞は、何といっても、万理華役の、毎田暖乃ちゃん。

この子がいなかったら、このドラマは成立しなかったでしょうー くらいに、

自然な演技でした。  万理華と貴恵の演じ分け、上手すぎる~ とり肌もんよ。 

そして、脇の俳優さんたちも、ドラマを引き立てて、とてもいい感じで持ってった。

脚本賞もあげたいな。 お見事でした。 静かに好きなドラマでした。

 

 

昨夜の整くんの後、「ドクターホワイト」も、静かに好きなドラマでした、

白夜さんの正体が、何だったのか、最後まで気になりましたが、まさかの、

クローン人間?! どこかから、誘拐されたわけじゃなかったのね~

これは、これは・・ 「私を離さないで」を思い出しましたねえ。

臓器を与えるためだけに、生まれてきた悲しい子どもたち。

まあ、お話は、このサスペンス部分より、医療ドラマにもなってましたから、

(サスペンス部分も、もっと見たかったような気もするが。。)

脇の俳優さんたちも楽しく、そう、あまり暗くならないのが、よかったですね。

 

それでは、そろそろ、このへんで。

あー、お風呂に入ろう。