3月も早いもので、そろそろ終わりが近づいてきました。 今期ドラマも最終回。
後は、最後の日のチカラくんが、どんなふうに終わるのやら。
今期はドラマ不作と言ってましたが、最後は意外とハマったぞー になっていた。
そして、今期の私のベストドラマ賞。 昨夜の整くんのもよかったですが、視聴率的には、イマイチだったけど、見た人には、みんな評判よかった、私にしても、思ったよりよかったじゃん、これ! ってのが、「妻、小学生になる」
これを今期のベストドラマにあげよう。
お話は前にも書きましたが、私はいつもながらの入れ替わりの話かな~?って、思ったのですが、奥さんの方はすでに亡くなっている。
そして、小学生の女の子がある日、「私よ、貴恵よー」って戻ってくるの。
最初は信じられなかったけど、だんだん夫と娘はそれを受け入れて、また家族三人の幸せな生活が戻っていく・・・って、わけにもいかなかった。
何しろ、小学生の娘には別の家族がいる。 そして、これがちょっと複雑で、母子家庭の上に、お母さんは、生活に追われて、恋人らしい男ともつきあってて、(後に妻帯者とわかり、別れる)子どもには、ネグレクト状態。
吉田羊さん、最初の登場の時は、ちょっと恐かったです。
しかし、自分の子が全然知らない、よそんちに、入り浸ってるってちゃ、ほっとけないでしょ。 最初は、何、それ? 死んだ妻が生まれ変わった? そんな話信じられないよ。 だけど、自分の知ってる娘の万理華ちゃんともちがう・・
やがて、この貴恵さんの存在が、圭介さん一家が、万理華ママの千嘉さんの、かたくなな心もほぐしていく・・ そして万理華ちゃんの存在の大切さも、改めて知る。
このドラマのまた一ついいところは、この万理華ちゃんちの存在でしょう。
どうして、貴恵さんの魂が、万理華ちゃんに憑依したのかも、納得できる。
はい、生まれ変わったんじゃなくて、憑依だったんです。 てっきり妻が生まれ変わって、生前の記憶を取り戻したんだーと思った、圭介さん。
万理華ちゃんに、大人になったら、再婚しようー なんて、約束しましたけど・・・
いや~ いくら何でも無理でしょう~ 年の差ありすぎる~と、思ったけどさあ。
やがて知る憑依のこと。 憑依ったら、いつかは、万理華ちゃんに、その体を返さなくちゃいけない。 返すということはー 貴恵さんとは、会えなくなる。
これ、切ないなあ~ 失って、もう会えないと思った大切な人が帰ってくる・・・
それは、すごく嬉しい。 最高に幸せだ。 しかし、それをまた失ったら・・・
そして、それが、ほんとに最後の別れになってしまったらー これは余計悲しい。
こんなんだったら、会わない方がよかったんじゃないのー ?!
そうなっちゃったのが、最終回前。 夫と娘の二人は、また元のもくあみ、魂が抜けたようになっちゃった。 そもそも、奥さんが亡くなってから、生きる気力を失くしたご主人や、その娘を心配して、奥さんの魂が憑依して来たんだよね。
そして、元気になった二人だけど・・・ また、ふ抜けになって、この後、どうなるのかで始まった最終回。
貴恵さん再び戻るー だけど、それは、最後の1日を一緒に悔いなく過ごしてー
二人にも、自分がいなくても、前を向いて歩けるようにー 良い最終回だった。
ハートフルラブストーリーってんでしょうかねえ。 男女だけの話じゃなくてさ。
今度こそ、圭介さんも麻衣ちゃんも、元気に歩いていけるでしょう。
そして、千嘉さんも万理華ちゃんの母親になってくれるでしょう。。
そして主演女優賞は、何といっても、万理華役の、毎田暖乃ちゃん。
この子がいなかったら、このドラマは成立しなかったでしょうー くらいに、
自然な演技でした。 万理華と貴恵の演じ分け、上手すぎる~ とり肌もんよ。
そして、脇の俳優さんたちも、ドラマを引き立てて、とてもいい感じで持ってった。
脚本賞もあげたいな。 お見事でした。 静かに好きなドラマでした。
昨夜の整くんの後、「ドクターホワイト」も、静かに好きなドラマでした、
白夜さんの正体が、何だったのか、最後まで気になりましたが、まさかの、
クローン人間?! どこかから、誘拐されたわけじゃなかったのね~
これは、これは・・ 「私を離さないで」を思い出しましたねえ。
臓器を与えるためだけに、生まれてきた悲しい子どもたち。
まあ、お話は、このサスペンス部分より、医療ドラマにもなってましたから、
(サスペンス部分も、もっと見たかったような気もするが。。)
脇の俳優さんたちも楽しく、そう、あまり暗くならないのが、よかったですね。
それでは、そろそろ、このへんで。
あー、お風呂に入ろう。