福山だっと 「Man Hunt」

アカデミー賞が発表になりましたね。  本家アメリカの前には日本アカデミー賞も。
「三度目の殺人」が取るとは思いませんでしたっ。 (って、唯一映画館で観た映画かな。)
他の映画は知らないけど、役所さんの最優秀助演男優賞には納得。 この人しかいないと思ったよ、。
福山くんが主役のはずが・・ どっちが主役かわからないくらい存在感がありました。
そういえば、来てなかったですねえ・・・ アカデミーの会場に、福山くん。
本人が主演男優賞に選ばれなかったからかなあ。。 ちょっと寂しかったわ。 まあでもあれは役所さんよ。
そんなとこで、今回も主演の福山くん。  濃~い顔の方と一緒に映ってますが、今回はどうかな。
役者負けしないでくれっと、願いも込めて観に行ってきました。 
レイトショーならん、モーニングショー。  今回も貸切みたいでよかったよ。 

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これって、かつての高倉健さんの映画「君よ憤怒の河を渉れ」のリメイクなんですってね。
そっちの興味もあったのですが、監督がジョン・ウーと聞いて、ちょっとやな予感。。。
だいたい、タイトルが何よ、「Man Hunt」って。 「君よー」のがカッコいいじゃん。
しかし、見て思った。 やっぱりこれは「Man Hunt」でいい。。。 
私しゃ、オリジナルは知らないけど、絶対違うでしょ、これ。  冒頭からなんか不思議ワールドよ。
ジョンさんてさあ、アクションには定評あるけど、その他は??? 特に人間を描くには苦手かなあ?

お話しは簡単に言っちゃえば、何ものかにハメられて殺人事件の犯人にされちゃった弁護士が、
警察とそのハメた何ものか(すぐわかっちゃうけどさ。)双方に追われるの。
追われるだけじゃなくて、何ものかには、命も狙われてるのね。
福山くんは、追う方の刑事なんだけどさ、途中で彼の無実を信じ、彼の逃走を助けながら、
真相にせまっていくって感じかな。  その背後には巨大企業の闇があるってか。

ーって、書くけど・・・ オリジナルはどうか知らんが。あまり中身はない。 
ちょっと午後ロー、B級テイスト感。  ただっ、バリバリのアクション映画には仕上がっている。
まずこの弁護士役の人・・・ どう見ても弁護士には見えませんよ。
あの身のこなし、格闘本能、アンタこそ何者~ ?って感じよ。
思わず、イーサン・ハントじゃないんだからねえって、つっこみたくなった。  顔も濃すぎっ。

福山くんも今まで見せたことないアクション場面満載です。 
特に格闘する福山って、見たことなかったでしょ?!  こりゃ、ちょっとファンは嬉しいかも。
撃たれるし、痛い場面も多くて、ちょっとハラハラしちゃう。  珍しい男ワイルド福山です。

アクション映画として見る分にはー ちょっと楽しいいかもしれません。 
たぶんオリジナルのファンだった・・・ 年輩のお客さんがいたけど、どう見たかはわかりませんが。

私はもう、途中から、これはこれ、「Man Hunt」って映画だと思って楽しみました。
日本からは、ラスボスに國村隼さん、その息子役で池内博之さんが出ております。
しかし、中国系の役者さんも多く、中国語も出てくるから、ちょっとわかりづらいとこも。
だいたい日本が舞台らしいけど、冒頭からあまり日本に見えないのです。。
いっそ、香港あたりが舞台になった方が自然に見えたかも。  

まあ、でもよかったよ。 終わりもすっきりですし。  私はもう1回見てもいいよー・

やっぱり福山くん・・・     カッコいい・・・・