映画2本立て感想~

久しぶりに映画の話題も。 お金がない、時間がないと言いながら、なんとかやりくりして、
映画も行きました。  ちょっと時間も経っちゃったし、今回は軽めに書きます。
まず、もう公開終わっちゃったかと思うので、ネタバレ付き。 韓国版ゾンビ映画「新感染」。

アメリカで始まったゾンビ映画、もう世界を席巻してますね~ しかも飽きずにいろんなパターンでやってくる。
始まりはそれぞれですが、始まっちゃえば、ゾンビパニックが襲うという定番。
日本でも、「アイアムアヒーロー」ってのが、大泉洋さん主演でありましたけど、(これ、面白かった~)、
お隣、韓国でもやっぱり作りましたか。  「新感染」ってのは、邦題だね、「新幹線」にかけたっての。
はい、お話しは走る新幹線(とは呼ばないでしょうが) の中で始まるー 

いろんな目的で新幹線に乗り込んだ皆さん。 主人公は子連れで、奥さんとは離婚調停中?
今回はそのお母さんに会いたいという娘の願いで、釜山まで向かう列車の旅でした。
そこにフラフラと乗り込んできた謎の女・・・ そもそも乗車券ないだろうに?! コイツが元凶でした。

これ、どちらかというと、バイオハザード、いや、ブラピのワールドウォーZに近いかな。
女はすでにウイルスに感染していて、介抱しようとした乗務員にいきなり噛みつく~ 

はい、ここからはお定まり、ゾンビパニックの始まりよ。  走る列車の中じゃ、逃げ場も限られるー 
しかも、このゾンビウイルスの感染力たら、スゴイっ。 ものの数秒でゾンビ変身よー
このへんはワールドオブZのゾンビに近いわね。 バイオハザードだと数時間の余裕がある・・・
そしてタチが悪いのが、腐った死体のゾンビじゃないから、元気なのよ~ 困るよっ。

はい、そこからお定まり、またゾンビVS人間の死闘が始まる。
そしてここはやっぱり韓国。 アジア映画ですから、結構人間ドラマと、泣きが入ります。
主人公がそもそも子連れのお父さんですから。  我が子を守るためには必死よ。
(イマイチ、子供がかわいくなかったけどさあ。。)  そして乗り合わせた乗客たちも様々に。

やっぱり一人はいる、悪いやつってのもね・・・(これも、定番ですね。) みんなを犠牲にしても、自分は
助かろうってやつ。  それとは対照に自分が犠牲になっても、誰かを守ろうとする人。。
ちょっと、強面のゴツイ系お兄さんと、野球青少年には泣かされる・・・ 
お兄さんは、身重の奥さんを主人公に託し、自分はゾンビの楯になり、野球青少年は、思いをよせる
女の子がゾンビになったのに離れられず・・・・ (そもそも、その子を犠牲にしたのが悪いやつよ。)
人間ドラマと泣きが入るのが特徴です、ただゾンビパニックも存分楽しめ(?)ます。

主人公と子供の運命はー  ここも、やっぱり泣きが入りますよ。。    ★★★



そして先週見たのが、福山雅治主演の、「三度目の殺人」。。。  福山くんだから行ったのですが。。
いや~ 感想、 まず疲れました。  前述のエンターティメント作品とは違いますねえ。
福山くんは弁護士役で、最初、「そして父になる」のあの主人公キャラみたいに、ちょっとやなやつ。
裁判なんて真実はどうでもいい、とにかく勝てばー って感じのね。
しかし、この彼を翻弄し、真実を知りたいと思わせるのが、役所公司さん演じる犯人の男。

役所さん、やっぱり上手いわ~ それに尽きる。 見ている私たちも翻弄していくって感じ。
福山くんが主役ではあるけど、どちらかというと、ストーリー回しみたいなもんで、存在感は役所さん。
なんだか犯人のが主役みたいです。  とにかく証言がコロコロ変わって、弁護士を翻弄するの。
そして弁護士役の福山くんも、本腰入れて、彼の背景なども調べていくのですが・・・・

最後まで真実がわかりません。  このすっきりしないモヤモヤ感。 これが是枝流??

かっこよく法廷で立ちまわる弁護士さんの話ではないですねえ。 何なのだろう。
ただ、司法制度の矛盾・・・・ 結局、システムの中に人間が取りこまれるのかいってな、
複雑な気持ちにもさせられます。  犯人も言いますけどね。 真実なんてどうでもいいんだって。
福山くん演じる弁護士さんも、最初はそうだったんですけどね。。。

ずっしり重たいです。  役者さんの演技を味わう映画ですね。。 
こっちは、まだ公開中。   ★★★★


今日はもしかして、また映画行くかもしれません。。  明日からがまたツライからねえ。