渋くて決まる午後ロー「ペールライダー」

今日からお盆休みに入ってるとこも多いのじゃないでしょうか。  私も・・・?こころならずもですが。
ほんとはもうちょっと続くはずだった仕事ですが、進捗良くて(良すぎて?)早めに終わっちゃったの。
やれやれ・・・前半はむしろ遅くて、1時間に目標30件!だとか、結構ハッパかけられてたんですけどね。。
そのせいか、また人数も増えたおかげで早く終っちゃった。   おかげで仕事がなくなったー
なんだかなあ・・・・ですわ。  

まあ、そんな訳で一昨日から。 まあ良いのは、またランチチャンネルが見れたことです。
昨日は、NCISも最終回、 水曜からの前後半分かれて、なかなか見応えがありましたわ。
そして午後ローは2日続けてクリント・イーストウッド特集とかで。  一昨日はお出かけしちゃいましたが
昨日は、見たよ。 「ペールライダー」。  

近年すっかり社会派映画監督のイメージが強いですが、昔はこんな映画もよくやってたかしらねえ。
しかし、意外とイイ! この頃のクリント、ステキですわ。  
この映画、一言で言えば、勧善懲悪の西部劇のよくあるパターン。 
無法者だの、悪徳野郎だのが牛耳る村だか、街に突然現れた一人の男。
タイトルのペールライダーというのは、聖書のヨハネの黙示録に出てくる四騎士の一人の意味だそう。


時は1880年頃のゴールドラッシュに沸くカリフォルニア。 強欲金持ちのラフッドファミリーは、
強引な手法で次々と土地を奪い勢力を拡大してきた。 そしてこのカーボン峡谷にもやってきた。
ここでは昔から細々と採掘で暮らしている村人衆がいましたが、この人たちを追い出すべく
嫌がらせや暴力やらの毎日。  村人たちは抵抗するもなすすべもなく・・・といったところに。

その日も村の男、ハルが襲われたところに、偶然居合わせた(?)一人の男が助けてくれたとこで、
お礼にこの峡谷の村まで連れてきたのね。。 (これがクリントさん。) 
しかし、この人が牧師さんだったこともあり、(こんな強い牧師さんている?!)村の救世主のような気が
してきちゃったか、彼の存在がまた村をまとめてもいくのですねえ。

そして、この牧師さんが強いこと、強いこと。 牧師さんて・・・最後まで名前も出てこなかったと思う。
実は何なのー?て最後までわからない、謎の男でしたわ。
次第に追いつめられていったラフッドが最後に頼ったのが悪徳保安官ストック・バーンとやら。
保安官とは言いながら、全然正義の味方じゃない。  しかもガンマン6人も引き連れて。
どうも、この牧師さんとも因縁があるらしいが・・・・ そこのとこも詳しくは語られず。

最後は、まあこの2人のーというか、ガンマン6人も入っての死闘ー ではありますが。
え~ 7人vs1人ですかあ。  どうすんの、これ?!って、でも心配するとこじゃないのねえ。
あっという間に次々と退治されちゃうんですから。  何、この強さ。 
そして、残ったストックバーンとも・・・ あっという間に決着がついちゃったわ。
しいて、残念といえば残念?  なんか7人もいた割にはあっけなかったなあ・・・って。
まあ、でもこれもイーストウッド流?  他のに比べると無駄な死人が少ないかも。
派手なドンパチシーンもそんなないし・・・  なんか映画自体が渋いです。 

まっ、最後の最後に村人ハルも牧師さんを狙ったラフッドに一発くらわして助けますし、
いい感じで締めましたわ。  ハルも牧師さんについて行くって言ったのをおいてきちゃったのよ。
自力で追いついて、美味しいとこを取りました。


そうそう、ハルには、婚約者とその娘がいるからね。 命は大事にしないと。
しかし、この婚約者と娘が・・・・・ 2人とも、実は牧師さんに だったの。(ヤバい、ヤバい)
特に娘、まだ15だっていうのに、「愛してしまった!」なんて大胆な告白するしさあ。
まあ、大人ぶって言ってみたい年頃かもしれませんね。
お母さんの方は控えめに・・・ でも叶わぬ思いと自分に言い聞かせてお別れします。
牧師さんの気持ちはどうだったのか・・・ ? イマイチわからぬまま、彼はいたってクール。
一仕事終え、最後も、一人去っていきます。

そして娘メーガンは追ってきますが、間に合わず。 最後に彼の去っていく山合いに向かって
叫ぶのですー   


ん・・・・?  なんか、このシーン、思い出しませんかって。

シェーン!! カムバック シェーン!!っての。   もしかしてこれ、オマージュ作品?

いや、カムバック、シェーンとは言いませんけどね。。   I  love you !って叫ぶのよ。
しかし、聞こえるのか聞こえないのか、牧師さんは振り返ることもなく・・・・
また何処へと、向かうのですなあ。   

あ~ カッコよかった。   そこそこ楽しめました。  


また、今後の予定は未定になっちゃいましたけど、1回くらいは映画に行ってきたいな。