先月から気がつけば映画よ~見てます。 休日に何してるの?と聞かれ、映画観に行ったと言うと、えー、またー
anbelnって映画好きなんだねっと言われたけど、 まあ、そうですねえ。 好きですわ。
得にこの秋から、観たいと思った映画が続いてますから。 遅ればせ順繰り見ております。
奇しくもこの映画、同じ日に友も観に行って、後でメールで感想チャットしておりました。
何で一緒に行かないの?って。 そりゃ、行けたら行きますわな。 昔は結構一緒に行ったしなあ。
とにかく私が貧乏すぎて人付き合いがなかなかできないのよっ。 しかし映画は一人で楽しめますからね・・・
っと、寂しい事情を話したとこで、本題。
この映画、感想スルーしようか、どうしようかちょっと考えた。 感想っちゅう、感想もないんだよなあ。
ちょっと、恐いモノ見たさで行っちゃったんですけどね。 「悪の教典」
こんな人が担任の教師だったら、恐いよ~ ってなサイコパス先生の話です。
演じるのが伊藤英明くんっ。 そうだ、伊藤くんが主演だから観たかったのよね。
「海猿」でお馴染みの好青年の伊藤くんが、またどうして、こんな映画の主演になっちゃったのか。
よく出ましたね~ でも、この役にはある意味ぴったりかもよ。
そうなんす、この蓮美先生、見た目も爽やかな好青年。 生徒の信頼も厚く、私はちょっと携帯BeeTVの
序章ドラマも見てたのだが、こんな先生が学校にいたらな~ って感じの・・・
女生徒だったら、誰もが憧れる、きっと恋しちゃうよなタイプです。 それが、それが・・・

この蓮美先生には、この好青年とは正反対の恐ろしい裏の顔があった~ !
生まれながらのサイコパスってやつですか。 しかしそのへんの事情がよくわからないの。
彼の過去とか、どうしてアメリカの大企業から、急に転職したのがフツーの高校教師になっちゃったのか・・
さらっとなんか流れるんだけど、よく事情がつかめない。 (そこはそんなに気にしなくていいの??)
そのへんが、私と友と一致の意見なのだが、映画はなんだかダイジェスト版みたいになっちゃって。
蓮美先生を取り巻く、職員室の面々も結構くせもの揃いな感じもするのよね。
得に、吹越さん演じる釣井先生のキャラは秀逸っ。 さすが役者さんですわ。
もっと絡んでほしかったんですけど・・・ あっさり殺されちゃって、なんだか残念。
まあ、ちょっとショッキングな殺し方ではありますが。
そうなんすよ。 結構他の登場人物も多彩で、それぞれいろいろありそうなんだけど。
とにかくさらっと行っちゃう。 最後はバンバンあっけなく殺されてく・・・
ちょっともったいないよね~って。 もっといじくれなかったのかって。
ええ・・ この三池監督って、バイオレンス描写に定評があるって聞きましたが、最後のクライマックス、
ゲームのように学校に閉じ込めた生徒たちを、バンバン猟銃で撃ち殺してくー って、そこに、もっとも
時間をかけましたかねえ~ これはほんとに容赦なかったですわ。
しかし演じるのが伊藤英明くんですから、なんだか・・・ 人殺しなんだけど・・・ そんなに残酷に見えない??
いや、残酷は残酷jなんですけど。 なんだかかっこいい。 爽やかに見えちゃうったら語弊すぎ?!
そう・・ このハスミン、鼻歌だか口笛だか吹きながら、ほんとにゲーム感覚で殺してくの。
そして三池演出もね。 なんか軽さを持たせてるってか。
「先生、僕はっ・・・東大に行きたいんです~」んなこと言って、命乞いする生徒に、「To die?」 なんて
引っかけて殺しちゃったり。 山田孝之くんのセクハラ教師には女子生徒のパンツを投げてみせ、
彼が臭いをかいで、「みわ・・?」なんて思わず女生徒の名前を言っちゃったり。
で、どうなるんだ?!って思う間もなく、あっけなく撃たれちゃう・・・ ><
あえてこういう残酷さと滑稽さを混ぜた演出をしたんですかねえ。
しかし、あまり心に残らない・・・
原作本はちらっと本屋に寄って見ましたが、上下巻の結構長編? もっと中身も掘り下げてると思うのですが、
映画は時間の関係もあるし、どうも、焦点がボケたような気もする。 クライマックス部分だけが印象的?
とらえどこのない作品でした。
伊藤英明は好演だと思います。 ひき締まった体のヌードシーンもあってこれだけでも一見の価値あり?っとか。
彼の魅力は出てたと思います。 (いや、ヌードに限らずよ。)
それから吹越さん、面しれ~ ほんと役者さんですよね~ はいはい、結構脇を固める役者さんもよかったです。
ゆえに、ちょっと残念だねえっと。
内容も内容なので、あまりお勧めする映画じゃないですが、観たい方はどうぞ。
では次回また。