「踊る大捜査線 ファイナル」 を観た。

これもー 終了前までに見ておかなくちゃって、 自分の映画リストに載せてたもんです。
とは言っても、ちょっと心配だったんですよ。   第1作こそは、結構ツボにもハマッてよかったんだけど、
2作目、3作目と出るうちに、なんか冷めてきちゃって。。   そして公開前のスペシャルドラマ。
なんじゃ、こりゃー ってあまりにも駄作でヤンなっちゃったもんだから。
 
とは言っても、97年ですか。 15年前からのドラマファンでありますから、ファイナルと名うったら、
やっぱり見とかないと後悔(?)するかなあ・・(でもTVでもまたやりそうだけどね。) と。
 
はいはい、もうドラマから見てる人にはお馴染みでした。  でもちょっと寂しいのは、やっぱ時代の流れ。
新メンバーが増えると共に、あのスリーアミーゴーズが、変わっちゃったのね。  署長さんが引退して。
それでもファイナル、出てきてくれたのは嬉しかったけど、ちょっとギャグもすべりましたね~ ・・と、
ここでまた心配しちゃった。  あのスペシャルドラマのような単なるドタバタになっちゃうと。
 
 
しかしそこはそれ、やっぱ映画ですから。 やっぱり出て来たよ、警察上層部の隠蔽ってのか陰謀ってのか。
事件の真相を隠そうとする。。  誘拐事件が連続殺人事件となって、使われたのは警察で押収したはずの拳銃。
じゃ、警察官が関与してるってことじゃないかってさ。   ここからまたシリアスな空気もでてきます。
 
これなんだよね。  このドラマがウケたのは。  軽いノリとシリアスな重み。  組織の中での生きにくさ、
上層部との対立、その中で、現場の人間はどうやっていくか。  己の信ずる道との葛藤ー ・・なんちゃって。
今回のキーパーソンは3作目に登場した小栗旬くん。  終始怪しい雰囲気でしたが、そういうことですかって。
まっ、悪い人じゃなかったわね。  彼もいろいろ背負ってたのね・・・
 
 
んで、クライマックスじゃ、真下さんの息子が誘拐されて。 (これも歴史ですねえ。 真下くんにも子供が
できてたのねえ。 って、交渉人からなぜに、新署長になっちゃったわけ??) 
皆がまた一丸となって、行くわけさ。
 
 
まあ、得にストーリーをどうこう言う映画じゃない。  初めて観た人には、何じゃ~ってとこもあるけどね。
お馴染みの人たちは、ちゃんとツボをとらえてる。 
 
まさか、あそこで慎吾ちゃんが登場するとは思いませんでした。  よもやの連続殺人犯っ!
そんで、絶対絶命、青島くんの窮地に、ハリウッド映画さながら、バスでツッコむ、すみれさん・・・・ 
 (ありえな~いっ!・・けど、許そう)
 
結局この二人は、結婚とか、結ばれるー ってとこまではいかないのね・・・
まあ、だけど、心の中じゃ、お互いに、大事な人ってのは、わかってる。。 (それでいいか。)
 
踊るオールスターズ総出演、 それぞれが見せ場もつくって、
2時間あまりを楽しませていただきました。。
 
エンドロールが流れる時には・・・   はからずも私、うるうると泣けてきてしまいました。
 
また、15年の歴史、古い写真なんかも交えてLove Somebodyの歌と共に、映るわけさ。
ああ・・・ みんなも若かったよなあって。   自分の歴史を重ねて思いますかねえ。
 
誰も席を立つ人もいなかった。  みんなエンディングが終わるまで明るくなるまで座ってましたよ。
 
 
 
やっぱ映画っていいすねえ。。   これからも観て行きたい。  っと、もうこんな時間だ。
 
 
おやすみなさい。