大人がハマる② ジョジョ

いつか書こうって思ったんだけど、なかなか時間もなくてねえ。。  今日はちょっとゆっくりしてるもんで。
はい、いつぞやアップしましたけど、「ジョジョ」にハマッてますって。  ついに全巻? 第6部まで読みきっちゃい
ましたよ。 (これでいちおう、終わりだよね?? だって後はアナザーワールドになっちゃうんじゃないの?)
 
ジョジョの奇妙な冒険」 もう熱烈なファンもいるだろうし、知る人は知る有名作品なんで、私が解説するのも
なんですが。。  まあ、私なりに書くとー 
 
 
おおまかな、あらすじは、時代をさかのぼり、大金持ちのジョースター家に、ジョースターさんの命の恩人の息子
って振れこみで、(実は、事故にあったジョースターさんの物を盗もうと寄ってきただけなんだけど。) ディオって
やつがやって来ることから始まる。   このディオ・・・ こいつが、クセモノ、かかる因縁の相手となるのだが。
 
親以上に性格が悪く、冷酷で、かつ頭がよいとくりゃ、ジョースター家にまんまと入り込み、ジョースター家の
財産を全部自分の物にするってのが、ヤツの最初の野心だったんですが。。  
そこで彼はある物を見つけちゃいます。 
エジプトの遺跡の中から持ってきてジョースター家に飾ってあった謎の石仮面。
この謎の石仮面をかぶった途端・・・  ディオは不死身の超人いや魔物か?となるわけです。
ジョースター家どこではない新たな野望は世界征服?!ってなぐらいもんで。
そこから、ディオとジョースター一族の時代をまたいでの因縁の戦いが始まる~ って感じです。 
 
 
★ 第1部は、その・・ジョースター家の一人息子、ジョナサンとディオの対決。  魔物のディオと対等に戦うべく
ジョナサンも、波紋・・なる究極の力を身につけて戦うの。 ここで一旦ディオは倒したかーと思われたのですが、
どっこい、ジョナサンの体を借りて(頭はディオね。) 実は生きちゃうのよね。
ジョナサンの方がディオと刺し違える形で命を落とし・・・ あ~
 
第2部は、そこから3代目、ジョナサンの孫となるジョセフが、そもそも禍いの種となった石仮面にまつわる
超人たちと戦います。  この、ジョセフのキャラ、お爺さんのまじめなジョナサンとは似ても似つかず・・
結構やんちゃで好きなんです。   この後、ジョセフは爺いになっても、3部、4部と出てきますけどね。
 
 
 
★ そして第3部は・・・ 皆さん、「ジョジョ」と言ったら、やっぱりこの第3部がまず来るんじゃないかな。 
ジョセフの孫となる、そして、なんと今回は初の日本人! (ジョセフの娘が日本人と結婚したのね。)
空条承太郎が主人公。   そんで、ここからが、ジョジョの本領発揮。 
初めて、自身の分身(?)ともいえるスタンドってのが登場してきます。 
それぞれのスタンドは、それぞれ違う性質、特徴、武器を持ってます。  このスタンドを使っての究極バトル。
ディオを追って、日本からエジプトまで、(飛行機じゃなくて、船と陸路で行くんだよ~) もう~ いろんな
スタンド使い、ディオの刺客たちが、ジョジョジョースター家の男子は皆こう呼ばれる。)と、その仲間の行方を
阻みます。  そして、最後は、ディオとの一騎打ちー
 
この第3部が一番面白かった。  もう、いろんなスタンド使いが出てきましてね・・
よく、よく、こんなにアイディアが浮かぶなあって、anbeln, 感心しちゃいましたよ。 
すげえ、荒木先生は天才じゃないかよって。  ロードムービー的なとこも楽しいし。
いつも、ハラハラ、どきどき、読みだすと止まらなくなります。
 
 
 
☆ 第3部が激しかった分、 ちょっと第4部はシリーズの中でも、一番おとなしめかな。
ちょっとほっとする感じです。  舞台も日本になるしね。  ここでは、ジョセフの隠し子・・・(日本人とも浮気して
たのね~) 東方仗助が主人公。  仗助の周辺で起こる不可解な事件に、仲間と一緒に立ち向かいます。
このあたりから、スタンドの名前が、(各スタンドには、それぞれ名前があるの。) ロックファンならお馴染みの
名前がいろいろ出始めるわよ~ (それもまた楽しい。)
 
ちなみに、どんなのかと言うと。   キラークィーン 、バッドカンパニー、 4部になるとエアロスミスだの
スティッキーフィンガーズだの、 (まだまだいろいろあるんだけど。 忘れちゃった。) よー考えるよ。
 
 
☆ 第5部はなぜか・・・ ディオの息子が主人公。  舞台もなぜかイタリア。
しかし、このディオの息子が、どういうわけか、親父とは似ても似つかぬいい子なんだなあ。。
マフィアのボスの娘を救うために、組織を裏切った仲間とともに、ボス(これもスタンド使い。)を倒すまで
戦います。 
 
そして、最後が、またシリーズ初の、女子が主人公。  承太郎の娘の空条ジョリーンが主人公。
え~ 女子が主人公なの~って、最初はちょっと読む気が失せたanbelnでしたが、そこはそれ、
やっぱりジョジョですから。   女の子といっても、ほとんど男子と変わりません。
だいたい登場から、もうワルで下品で、これが承太郎の娘なの~ って、別なショックがありましたが、
読むにつれて、やっぱり血は争えない・・ ジョースター家のいいとこが、いっぱい出てきます。
なんといっても、そのガッツと、友達思いの優しさや。  ちょっと大好きになりました。
 
 
ディオのお友達が今回の最大の敵ですか。。  ジョリーン自らが狙われて、刑務所に囚われて、また
プリズンブレイクな話となります。  (荒木先生、「プリズンブレイク」見てたでしょ?)
そして最後は・・・ え~って感じで終わっちゃうんですけどね。。。
もうこれを読み終わった時は、 なんだか寂しくて寂しくて。。
 
 
全体を通して言えるのは・・・  Wikiには、「人間賛歌」なんてすごい事が書いてありましたけど。
確かに。。  バトルが多いんですけど。。 ただの戦いの話じゃなくて、その戦いの中でも、仲間との絆や
友情が描かれます。
 
登場人物たちが、誰をとっても魅力的。  無駄がない。  これはアメドラにも通じるかも。
イケメンズがいっぱい登場するのも、嬉しいとこです。
 
そうなんすよ。。 全体を通して男の世界、あんまり女子が関わってこないのが私は好き。
ジョリーンも、刑務所仲間の女子も、ほとんど男の子と変わらないしねえ。 
 
そして・・・ 「あきらめない心」ですかね。  どんな危機がやってきても、けしてあきらめない。
まあ、あきらめたら、死んじゃうってとこもあるけど。
どこかに、活路を見出していく。。   そんなところが感動しちゃいました。
 
ジョジョを見てたら、ほんと元気が出る・・・   もう読み終わっちゃったのが寂しいとこです。
(借りて読んでたんで、今手元にもないのよん。)
 
もし、お金ができたら、全巻揃えて蔵書にしたいです。
これだけは、よもやの実写版(アニメでも)簡単に映画なんぞにしてほしくないなあ。
 
この世界は、ほんとに本で堪能してください。   
 
それじゃ。 雨も止んだぜ。  でかけよう。