きっといい話なんだろうけど・・「戦火の馬」

さて、この映画、もともと、ペットとかご縁が薄いanbeln、 あまり動物モノ、子供モノの映画は興味なくて、
戦火の馬? 何だべー くらいなもんで、パスしようと思ってたんだけど、某方のブログでレビューを読んだら、
なんだか急に行きたくなってしまったの。  結構観てきた皆さん、イイ、イイ、感動するって言ってるし。
それじゃあ、私もって、ちょっくら感動しに行きましょうって。  昨日、行ってきました。
しかし・・ どうしよう。。  書くかどうか迷った。  ここからはレビューというより、感想って感じでいくわね。
 
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まずお話しはこの馬と坊ちゃんの出会いから始まる。  親父さんが無計画に競り落として買ってきた
お馬だけど、アルバートくんはすぐにお気に入り。 ジョーイと名付けて自分が調教するんだってはりきって、
最初はあたふた、失敗、とまどいながらも、だんだん、このお馬のジョーイとの距離を詰めていきます。
 
このへんから、たぶん入っちゃう人は、入っちゃうと思うんだけど・・ 
アルバートくんの奮闘、回りからは、冷笑されても、きっとジョーイはやってくれるって、 信じて、
頑張って・・ そして、ついにジョーイにもその思いが届いてって。
 
んが~ anbeln,どうもダメだ、やっぱり動物モノがイマイチなのか、ちょっと眠くなってきてしまった。
眠気と闘うこの1時間。  しかし、ジョーイとアルバートの絆が深まる程に、お話しは徐々に暗雲たちこめる。
このへんから、少し起きてきたかな。
 
時は第一次世界大戦のさなか、小作料が払えなくて、お金に困った親父さん、アルバートの気持ちをよそに、
再びジョーイを競りに出す。  そこでジョーイを買ったのが、イギリス軍の中尉さんでしたかね。
なかなか、紳士的ないい方でした。   ジョーイを思うアルバートの気持ちをくんで、ジョーイは貸してもらう、
いつか君に返すよって。  戦地からも、ジョーイのスケッチなど描いて送ってくれようとしたみたい。
はぁ・・ この人が、ずっと生きててくれたら、ジョーイも、もう少しよかったでしょうに。。
 
あっさり戦死しちゃうんですよねえ。。   
さあ・・・ このへんから、ジョーイにも、過酷な試練がやってくるのよー。  まさに戦火の馬としてー
 
 
ーと、 ここからがドキドキ、はらはら・・ って展開になってくるんだろうけど。
 
あ~ しかし、 ちょっと今回は、失敗したかなあ。。。  その某方を恨む(?!)わけじゃあ、ありませんが。
ほとんど、ストーリーを網羅してくれちゃったから。   なんか、この後の展開がわかっちゃうのよねえ。
いろんなシーンが出てくるたびに、 ふむふむ、 あっ、なるほど、 これがそうかって、
落ち着いて見ちゃってる私がいる・・・  
 
ちょっともったいなかったですねえ。  これ、知らないで見たら、もっとボルテージ上がったと思うけど。
 
なので、私は今回、あえてこの後を書きませんね。   知ってる人は知ってるだろうけど。
知らないで観た方が絶対、 感動の度合いも違ってくると思うので。
 
全体的に・・・ これも、まあ反戦映画の一つでもあるかなあ。
戦争ってほんとに、イヤなもんですよね。   被害者は、人間だけでもないんですね。
人間にいいように利用されて、重労働のはてに、簡単にその命さえ捨てられる動物もいたんですね。
 
日本映画でも、軍隊が出てくると、味方のはずなのに、自国民を苦しめてるじゃないかって、頭くるんだけど、
どこの国でもやっぱり同じなんだ・・・  なんか、ならず者と変わらないですよね・・
戦争って大義名分の下にどんな非人間的な事でも許されるのかーって、 ここでもちょっとつらい描写が
あります。
 
しかし、そんな中でも、やっぱり人の心を忘れないイイ人もいるんだよなあ。
鉄線にからまったジョーイを助けるために、 敵同士対峙し合った若者が、一緒に鉄線を切るシーンは、
ユーモアも含んで、 会場からもふと笑いが漏れた、 なんかほっとなるよなシーンでした。
こういうのは、スピルバーグ監督だなあ・・って思ったよ。
なんかどこか救いが欲しいよねえ。
 
そして、あのラストも・・・ さすがスピルバークだよって。  あれぞ、ハリウッド映画でしょう。
 
劇場で感動してください。    -と、感動し損なったanbelnです。
 
余談ながら。。 この主役の、アルバート、 この写真じゃ、ちょっとわからないんだけど、
K1のアルバート・クラウスによう似てる。  まるで、アルバートの弟みたいっ。
ーと、そこだけ喜んでしまったもんです。  
かわいくて、anbelnのタイプでした。 
 
う~  これは絶対ストーリーを知らない方がよかったなあ。。  (でもそのレビューを読まなかったら、
そもそもは行かなかったよね。 )  
今度はさ~っと見て、 観終わってから、また読ませていただこう。