昨日のニュースから・・

それでは、軽い寿司ネタから、 今度はちょっと重い話で。。  いつもは帰ってくると、すぐ御飯の支度をして
TVもなかなか見ないんですけど、昨日は電車の乗りつきもよく、いつもより早めに帰宅できた私。
 
久しぶりに11時のニュースを見たら。。  あの・・ 12年前?の光市母子殺人事件の裁判の最高裁判決が
ついに出たんですねえ。  ええ・・ この事件は、やっぱり当初から気になったものの一つです。
まだ若い奥様と生まれてまもない幼い命が犠牲になり、 その犯人は当時18才の少年だった。
事件当初から、公に顔を出してこの事件に向き合い、 闘い続けてきたともいえる被害者遺族の本村さん。。
その日の判決後の会見を見て。。  ああ、ずいぶん時が流れたんだなあって思いました。
当時はまだ怒りおさまらぬ感情があふれ出すような言葉にも、今回は、非常に冷静に・・ 大人として、
言葉を選んで話してるように見えました。   
ああ・・ 本村さんの長い12年も・・ これでやっと落ち着くのだろうか・・ なんてj考えてしまった。
 
 
事件当時まだ18才という未成年者の犯行に対して、死刑という選択が妥当なのか、どうかって、
意見分かれるところでしょうが。   私はこの判決が出て・・ ちょっとほっとしたような気もちです。
18才といえば、未熟といえば未熟かもしれませんが、それでもやっぱり善悪の区別はつく。
子供であったって、絶対にしてはいけない事っていうのは、わかるはずでしょう。
ましてや、あやまって人を死なせたんじゃない、完全なる悪意を持って、その人に向かったわけだから。。
自分より力のない女性や子供に対して・・  そういうの、許せない。。
私が裁判員でも、死刑の方を選択したと思う。。
 
 
それに、死刑になりそうになったら、今度は心神耗弱を印象づけるような犯行否認をしだしたのは解せません。
このへんは、きっと大人の入れ知恵なのかもしれませんが・・  今回はそういうのが逆に信憑性を疑われた
結果になったのかもしれませんね。。
 
今回の裁判に、勝者はいません・・・  犯罪が起きた時点で、皆が敗者なのです。。
 
そう言った本村さんの言葉がすべてのような気がします。