一ヶ月ぶりの映画です。 ちょっと悩んだけど、友達のメールを読んでたら、だんだん興味がわいてきて。。
私、この監督の作品って観たことなかったんですよね。 （だいたいなんて名前読むのかもわかんない。）
なんかクセがありそな作品だろうなっては思ったけど。。 うーん、こういう作風なのかあ。
「恋の罪」 なんて、なんだか甘いタイトルとは裏腹、ちょっとしばらく衝撃的でぼーぜんとしちゃいましたわ。
冒頭からすごいですね。 とある廃墟のアパートで発見された首なし死体。 上半身、下半身も切断された
一体の女性。。 うぉっ、うぉっ・・もう最初からヤバいやんけ。 何だこれ、サイコホラーですかって。
その事件を捜査するのが水野美紀さん演じる刑事、和子。。 やっぱ似合ってますねえ、女刑事。
さて、どんな活躍を見せてくれるのでしょう・・ と、思いきや、 いきなり場面変わって、売れっ子小説家と、
その妻の家庭が。。 どうやら、この女性が事件に関係ありらしいのだけど。。
お話は、この事件をずっとさかのぼってのことらしい。 しかしこの流れは・・・ サスペンスとも違いますなあ。
よくわからなくなってきた。。 水野美紀さん、主演というけど・・ あんまり存在感がない。
っつか、なんで、この映画出ることにしたんでしょう？！ 完全にこの刑事、脇役な感じですよ。
そして、なんで脱いだんだ、水野美紀？！ そう、冒頭で見事に脱いでくれちゃったんだけど。
このシーン、別に・・・ 必要とも思えなくて。 なんだかサービスショットみたいでした。
水野美紀が体当たり演技というけれど。。 完全に二人の女優に押されちゃってませんか・・？
この映画の主役は。。。 この事件の被害者となる大学教授の女性と、そしてその女性と関わった小説家の妻。
本来はエリートキャリアウーマンとセレブ妻が、何故にか・・ とことん堕ちていく姿が、すさまじいです。
この女優さん二人の見事な脱ぎっぷりと、超汚れ役の体当たり演技に圧倒されちゃいました。
得に大学教授の女性・・ ホラー映画か？！って思うほど危機迫るってのか。
役作りなのか、本来そうなのか、拒食症なぐらい痩せた体に、ほとんど平たい胸が、逆にエロスを彷彿させると
いうか、なんつうか。。 （や～、ちょっと私には旨く言えません。 とにかくすごいわよ。）
かたや小説家妻の童顔な顔に似会わぬ豊満ボディが、この二人の体のコントラストがまたすごいなあって、
これも監督の狙いなのかしらって、変な感心しちゃいました。
なんだろ、この映画。。 友は人間の本質のすさまじさ、性の奥深さ、誰にも表と裏の顔がある・・みたいな
事書いてましたけど、 そういう映画なのかなあ。。
ダークファンタジーと呼んだ人もいましたけど。。 ハードボイルド・ロマンポルノにも見えますね。
私にしても、こんな映画初めてです。 嫌いじゃないけど・・ 続けては見たくないね。
それから水野美紀さん・・ また言っちゃうけど、なんか損してる感じ。 これは主役の映画じゃないね。
しかし、かといって、あっちの二人の役じゃあ・・ あそこまで汚れはできないだろうしなあ。
この映画ですか・・ あまりお勧めはしませんね。
見た後にぐったり疲れますわ。 グロイのが苦手な方もやめといた方がいいかも。
でも、私は・・・ まあ見てもよかったかな。 たまには・・ってとこで。
さあ、明日も早い。。 週末は得に疲れるので・・ もう今日はおしまいにしときます。
