鬱だという彼女に。。

最近は・・、ドラマにも出てくるし、鬱病というのが、昔に比べて、ずいぶん認識が広がったような気がします。
そのせいか、カミングアウトのハードルが低くなったんでしょうね。 回りにも鬱病だった・・(あるいは今も)って
人を見かけるようになりました。     しかし、これが今もってよくわからない。
 
たとえば、「つれウツ」だの、「フリーター家を買う」に出てきた旦那さんやら、お母さんのようだったら、
あー、ほんとに具合悪いんだな・・ってわかるけど、(そういうのは重症なのか?) 普段話してる分には、全然
わからない、いたってフツーな人もいるじゃないですか。   
 
というのは、最近私が知り合って、ちょっと親しくなった方が、その、鬱だという。  今は前より症状がよくなったけど、まだ完治してるわけじゃない、時々心療内科にも行くそうです。   目の前でカミングアウトされ、さらに、
ちょっと感極まって泣かれた時には、私は、ただ黙って見ていた。。  どう返答していいかもわからず。
 
私は、ちょっとそういうのが欠如してるのかどうか、知らんけど、自分もあまり幸せだと思えてないから、
早々人に同情できないとこがある。  その彼女がウツになった理由というのも・・イマイチ理解できなくて。
 
フツーに聞いてると、どこに問題があるの?って感じなのだ。  私にすればむしろ羨ましいとこもあったり。
そりゃ同じことが起きても、人によって感じ方は様々、ストレスのかかる比重も違うのだろうけどさ。
 
その彼女が最近離婚した。 彼女にすればとにかく生活を変えたい、そうすればなんだかハッピ―になれる・・
みたいな事言うから、私は、それ、非常に危ないのではないかーとさえ思ったんだけど。
そんな簡単に、ハッピ―はやってこない。  だいいち、ずっと専業主婦をしていた人がいきなり働いてって、
そりゃたいへんなことじゃない?  何かをやりたいってもんでもあるならいいけどさ・・
 
自分でお金を稼ぐってことは、結構つらいものなんだ。
 
仕事がなければ、生活保護だってあるわよー みたいな事言った時は、ちょっと私はカチンときた。
そんな簡単に考えちゃっていいのかよ~っとさ。
 
それでも彼女が一歩踏み出して行くなら、それはそれで(あまり私は推奨できなかったけど。)、認めて
あげたい気持ちでもいた。  (そしていろいろ面接して、パートの仕事を見つけたみたいだ。)
でも、やっぱり落ち込んだメールが来たりする。
 
つらい・・ もう辞めたい・・ 誰かに支えてほしい・・  恋人がほしい・・・ 幸せになりたい・・
 
その気持ちはわかるけど。。  でも、現実はそんなに甘くはないのだ。。。
 
彼女がもしその・・ 鬱病って言うなら、どの程度のものかもわかんないし、 鬱病の人には禁句だってよく
言われるけど、 私はあえて、「頑張れー 」みたいなことを書いた。
だって、頑張んなきゃ何も始まらないじゃんか。。
下ばっか向いて、誰かに助けてもらうことばっか思ってたら、進めないじゃんか。。
 
自分で、変えようと思って、踏み出したなら、少しは踏んばって歩いてみようぜー
 
それってダメなのかな。。
 
メールの返信、帰ってこなくて、ちょっと心配になってきた・・