昨日はやっと復活っ格闘技クラスに出れた。 海坊主先生に会うのを楽しみにしてたら、 アラ、お弟子さん? お若い方が代行で来ちゃって、あれれ・・だったけど、でも、やっぱり楽しい。
それに海坊主先生だと、もっとしごかれる(?)んだけど、お若い先生だから、体慣らすには、ちょうどよかった。
anbeln、女子ですから・・って感じで、ちょっと昨日はゆるめにやらせてもらいました。
ーと、その格闘技クラスの前に、 ちょっと気分を盛り上げようと見てきたのが・・・
だって、 「あしたのジョー」といえば・・・ 思春期のanbelnの心を揺さぶった珠玉の一作でしたから。
何が心を揺さぶったかといえば、 そうだな・・ 人との出会いの大切さ、 目標や好きなことにまい進する時、
人はこんなにも変われるのか・・ ジョーの世界がね、なんだかすごーく、まぶしくて羨ましかったのよ。
ご存じの通り、主人公矢吹丈は、 身なし子で、もともとはどうしょもねえ、フーテンのワルがきでした。
そして、後にジョーのトレーナーになる丹下段平おっちゃんも、最初は人生に敗れた飲んだくれオヤジ。
この出会いがなかったら、 二人の人生は、 どうしょもね~ の続きだったかもしれません。
そして段平おっちゃんが見つけた逸材は、すぐに少年院にぶちこまれてしまった。 本来ならそこで終わっちゃったかもしれない関係。 しかし、今度こそ段平おっちゃんは、あきらめなかった。
コイツを逃したら、 もうほんとに・・ 明日はないって。 しつこくハガキを送りつづけていましたっけ。
そしてそんな二人の人生に、もう一人関わってきた運命の出会い。 それが力石徹。
この人がジョーの人生を決定づけた。 これもねー、原作の漫画じゃ、もうちょっと衝撃的だったのよ。
確かジョーが少年院を脱走しようとして・・ それを阻止されたんじゃなかったっけかな。
そんで強烈なパンチをくらっていやでも意識させられた。 ここに宿命のライバルが誕生ー
ちょっと、映画に戻そうか。 映画はねえ、まあそんなに期待してなかったんだけど。(だって、20巻にも渡る
長編大作ですから。 2時間ぐらいじゃ、とても表現できないと思うのよね、まず。)
言わば、ダイジェスト版のようなものですね。 なんかねえ、飛ばしてるし、あっさりしてるなあは、否めないって感じですかね。 少年院時代のエピソードもだいぶカットされてるしね。
攻撃大好きのジョーがディフェンス(守り)の大切さを気付かされるちょっと面白いエピソードがあるんだけどね。(映画じゃ、ノ―ガ―ドばっかりやってましたけど(^^; ) 時間の都合上、しょうがないすか。
しかし、役者さんたちは、意外によかった! 主役の山ピーは、ジョーじゃないけど・・ あれはあれでいいかな。
しっかり体も作りこんできたみたいですしね。 香川さんは、やっぱり旨いなあ。
この人も、漫画のイメージに合ってました。 香里奈は・・違うっしょ。 あの白木陽子さんのイメージは、
まっ、それはそれで存在感があって良いのですが。
ちょっとしびれたよ。 この人になら、力石の役も、許そうって。
あの減量した後の、骨がくっきり浮き出た体には、びっくり・・・ (CGじゃないよね?!)
すっ、すげえって。 力石になってるやん。
この二人のお話がメインになったみたいですね。 クライマックスの試合シーンは圧巻でしたよ。
よくぞ、山ピーもここまでやったって。
まあ、これはこれでいいかなって。。 ジョーが真っ白な灰になるまでは、 やらなかったけど。
あえて、それでいい感じ。 この後、ジョーは、だんだんつらくなってくるからね。
人生には光あれば影ありって。
だけど・・ 短い時間でも、こんだけやりつくして、燃え尽きれば・・それもまた人生に悔いなしかなあ・・
など、考えさせれた。。 人間ドラマを描いた最初の漫画じゃなかったかなあって思う。
そして思春期の私をとても焦らせた・・ だってあまりにも違う世界だから。
少年漫画だから、ジョー自体は、自分とさほど年も違わないはずなのにって。
自分の生きてる世界は、なんてゆるくてつまらないんだろうって。
それから私はきっと、男の子ワールドが大好きになり、(だけどジョーみたいな男はなかなかいないよ。)、
いつも、ドキドキしていたい、 自分の人生をガラっと変えるよな衝撃の出会いをしてみたいー って、
そんな妄想につかれていたかもしれません。
大人になってからも・・ そんでこんな大人になってしまったー?!(ジョーが泣くぜぇ)
原作がいいですから・・、映画はそれなりに、楽しかったかな。
どうせなら、尾藤イサオさんの歌、聞かせてほしかったですねえ。
さーて、今日もやっちゃおうかな、 キックボクシングクラス。