「龍馬伝」 初回からかかさず見ております。
このドラマの好きなとこの1つが、前もちょっと書きましたが、女優陣の使われ方です。
近年の大河ドラマって、どうも女性視聴者狙いなのか、(はたまた男性狙いなのか?) やたらと、本筋とは関係ない女優陣が出てきませんでしたかね? またそのシーンも、どうしてここに必要なんだよってなくらいで。
もう、私それがうざっくって、うざくって、どうもイヤだったんですが。
それがこの龍馬伝にいたっては・・ そんな感じがないんですよねえ。 最近になく男くさい、男性陣が多いのも、私にゃ嬉しいとこですが。 女優さんたちが、出てくるには出てきても、いい~感じで、存在するんだよねえ。
そして今日のタイトルは、「龍馬の妻」 、その妻となるお龍さんがメインに出てくるとこでしたが、こらいいでしょう~って。 そういや、坂本龍馬はよく見てても、この妻、お龍さんってのは、なかなか知りませんよね・・?
私も、ちょっとどちらかと言うと、クセのあるタイプ、 あんまり美人でもなく、 ちょい田舎くさいような、
どうしてこんな女性を妻にしたのかなって、漠然とイメージしてたんですよ。
しかし、今回のお龍さんを見て納得っ。 こりゃ、龍馬じゃなくても、選んだでしょうって。
龍馬伝では、お龍さんを含めて、4人の女が龍馬に関わってくる。
最初に出てきたのが、平井加尾。 龍馬の幼馴染で初恋(?)の人。
まあ、男なら、無難にこういうタイプを嫁にしたいでしょうなあ。 演じたのも広末涼子ちゃんですから。
もう、わかるでしょう~
龍馬もマジで好きになって、プロポーズしたんですよね。
もうどこにも行かないき。 ずっと加尾のそばにいるー って。
もしもし・・ この恋が成就してたら・・・ 日本の歴史の中で坂本龍馬は存在しなかったでしょうか・・?
普通のオトコになっちゃって・・ あるいは。。??
しかし、この恋は、加尾の兄の野望の中で打ち砕かれて、実らぬ悲恋となる・・
そういうもんなのよねえ。。 でも、それが、龍馬の今後の行く末を決定づけたかも。。(ってそれはドラマだけど。 いや、でも 、わからないよ。。)
2番目に出てきたのは、千葉道場のお佐那さま。 これはお佐那さまの、片思いであったが。
タイミングも悪かったよねえ。 出会った頃には、すでに龍馬の心には加尾さんがいたし。
なにより、 千葉道場の娘ってのも、お佐那さまには、不幸であった・・
本来ならいいんでしょうけどねえ、 もっと江戸時代だったら、龍馬にもいい縁談となったでしょう。
しかし、時代が佐那さまの恋を遠ざけたー とも言える。
龍馬は新しい時代の風向きと、自分のこれから歩く道の方に夢中になってたし、 それには、千葉道場は、
重荷であった。 (そんなとこに婿に行ったら、何もできなくなっちゃいますからねえ。)
お佐那さまは、やっぱり荷が重いのよ。
この方はでも、龍馬を想って(?)生涯独身だったそうですね。。 あ~ なんか・・ つらいなあ。
そして、今回のお龍さん。 名前の漢字も同じなら、なんか運命的なものもあったんでしょうか。
うんっ、神様が味方したね。 しかし、それにはやっぱり一途な思いと、好きな男のためには、体張るーってな
覚悟もなければってとこですか。
この人はどちらかというと、男好きするタイプじゃないもんな。 (顔は知らないよ。 ま、今回は美人だけど。)
無愛想で、人見しりもありそうだし、正直だけど、不器用だよね。
だから・・ だんだん知りあって、その良さがわかってくるって感じでしょうか。
龍馬とも最初はケンカごしだったじゃないですか。 でも、それが意外と新鮮だったり??
しかし、恋心ができてからは、もう見え見えなんですもの。 一生懸命なとこがかわいいよね。
そして、今回は、龍馬の命の恩人となる。。 コワイ思いしながら命がけで、知らせに行ったり、
大怪我を負った龍馬が着いてからは、もう献身的な介抱しちゃって。。(ちょっとJINのはるかちゃんみたい。。)
こういうの、男は弱いでしょうよ。
そして、晴れて龍馬のプロポーズとなるわけだ。
なかなかよかったです。 こういうのはちょっと羨ましくて。 一途な想いが叶うのって嬉しいよね。
(と、お龍さんになった気分??)
4人目の女性・・ (って、この人とはどうにもならないのでしょうか??)
長崎のおもとさんも、登場。 こちらも龍馬に想いを寄せるが、ちょっと遅かったですねえ。
なにげにお龍さんにイヤミを言うとこもいいですわ。 二人のちょっとバチバチした感じが。。
今日の龍馬伝はいつもと違った感じがしましたけど、またそれも良し。
私は・・ どちらかというと、4人の中じゃお龍さんに近いのではないかと思いますが・・・
まだまだちょっと神様が味方してくれないようです。
さ~って、明日の準備でもしよう。。