つづきです。

体調悪くて、ここんとこ早寝をしてる私ですが、あ~やっぱりここは見なくっちゃって、わざわざ目覚ましかけてた月曜日。 深夜の「ブラックジャックによろしくー」。 
前に書いた時に「小児科編」としましたが、勘違い、「NICU編」でした。(次週からが小児科編らしい。)

先週も書きましたが、超未熟児として生まれた双子の赤ちゃんをめぐっての、親と、医者の葛藤。
命とは、医療とは、そして親子とは・・って、いろいろ考えさせてくれます。

先週ついに双子のおにいちゃんの方が亡くなりました。 あ~ そういう話だったかいって、改めて思いだして、
うわ~・・・ 佐藤秀峰(作者)すごいなって。

ただでさえ、生まれてきた子にショックを受け、さらに弟はダウン症と言われて、ますます追い詰められていくような時に、健常者のおにいちゃんの方が死んじゃうんです。。
いけない事だけど、まだ逆だったら・・なんて考えてしまいます。
あえて難しいとこを選択しましたね。

弟が生きるためには即刻手術が必要。 でもそれに承諾のサインができない親。
弟はまだ生きる可能性があるのに。。 このまま両方死なせてしまうのか・・ 
ほんとにドキドキするよな展開です。


で、またこのお医者さんがただ黙ってられる医者じゃないんだよねえ。
そこまで暴走する医者がいるかいってのもありますが。 まあ・・まだ研修医だからいいんだよね。
大人の論理や大学病院の色に染まってないから、純粋に暴走できちゃう。
こんな研修医がいたらたいへんだよ、回りの人たちも。 手術させるために裁判おこして親の親権停止を認めさせようとしたり、(それは難しすぎるって、結局没になりましたが。)最後はついに、サインを待たずに手術決行しちゃうんですよね・・・ これが人情家の鶴瓶先生だったからよかったけど、他の先生だったら、こんな研修医即刻
クビでしょうね。


でもそこまでの思いだからこそ、やっと通じたものもある。 親の背中も押してやったんですね。。
奥さんから、旦那と離婚してもいい、 子供は私が育てていくからって、手術をしてほしいって、ようやく承諾が
あったかと思えば、続いてついに頑固な旦那からも・・・

何がいいのか答えはまだ見つからない。 考え続けていくことが、答えだと思うって。
そしてようやく・・・「おまえのお父さんだよ。。」って、赤ちゃんに言うんですよー。

ーってここまでくる過程が丁寧に描かれてる。 あの両親の痛みにも触れ、いろんな葛藤や修羅場があって、
それを乗り越えてのこの結論。

ただの漫画とは言えない。。 うまいな~ すごいな~って、私感心しております。

もうエンディングの平井堅の歌まで余韻で聞きいってしまいます。

こういう話が書ける人、うらやましい。 まさに才能だなあ。。

それからあんくらい純粋な患者思いのお医者さん、いてほしい。。

ーと、この回が終わったとこで、もう終わりにしようと思ったのですが・・ 
どうも小児科編も続いちゃいそうです。 まだ私の深夜テレビは終わらない。


そろそろ日が落ちてきました。 今日こそは、ちゃんと寝ますよ。

まったく・・・ このブログ、自分の楽しみで書いてます。
私も人を感動させるよな話... いつか書いてみたいんですけどね。。