ジョニーデップはやっぱりイイ・ シークレットウインドウ

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週末働いて、今日はお休みしています。 ジムに行こうかと思ったが、また腰に怪しい違和感が・・
ちょっとヤバそうなんで、とりあえずブログでもやってましょう。
昨日は日曜洋画劇場、久しぶりの新作(TV放映でってことね。)、しかも見逃したジョニー・デップの「シークレットウインドウ」じゃないですか。 これは見なくちゃって、「佐々木夫妻ー」をお休みしまして、ジョニーに集中。

しかしちょっと見てきたら、あ、この展開わかった~って、「佐々木夫妻ー」にもチャンネル合わせたり、またいつものダブル視聴しちゃいました。 なんというか、いろんな映画を見てる人なら、もうわかるよね?って、すごいシンプルでベタなストーリー。

 
作家モートンジョニー・デップ)のところにある日突然、シューターって謎の男が現れて、彼の昔の本シークレットウインドウの結末を書きなおせとかって、いちゃもんをつけてくる訳ですね。 
ん? このあたり、ちょっと同じ原作者の「ミザリー」がかぶってきましたが。。 そしてお定まり、そのうちこの謎のいちゃもん男が暴走して、ついには殺人事件にまで発展しちゃうんですけどね。


これがサスペンスなら、そいつはまあ狂ったストーカー野郎で、最後は二人の壮絶なバトルー とかになるんでしょうが、ホラー作家のスティーブン・キングの原作、ここは、サスペンスというより、超現象でしょうか。 

スティーブン・キングの作品ってのもさ、人間の心理、弱いとこをついて邪悪なものが入ってくるー って話が結構多いんだよね。 あの、昔の「シャイニング」なんか、代表的でしょ? 
私はこの人の作品、「ヒューマン・ホラー」と呼んでいる。


で、今回の「シークレットウインドウ」のモートンも妻との破たんした結婚生活をず~っとひきずってる訳ですよ。 妻はとっくに冷めちゃって、新しい恋人とかつての我が家に住んでいる・・
事情はよく知らんが、それってよく許したな。 私なら絶対やですよ。 それにこの妻が不倫した感じだったしなあ。 妻をいまだに愛してるけど憎んでもいる、そして妻の恋人はもっと許せない。
で、早々離婚届けに署名してもらってスッキリしたい妻と、そんなの絶対やだーって感じのモートンと。
彼の屈折した心が邪悪なものにつけこまれちゃったんですかな。


私が最後に心配したのは、あ~ ジョニー、殺られちゃうのかしら~? それやだなあ・・ だったんですが、どうやらそれは、まぬがれた・・ でも奥さんと彼氏は悲惨だったか。 (でも、この奥さん、あまり同情しない。 だって、自分が浮気したんでしょう・・?)


ちょっと意味深なとこではありますが、だいたいにして特に目新しさもひねったとこもない、ベタな話でしたなあ。 って、不満足・・? いや、そうでもない。
そうでもないのは、主演のジョニー・デップにつきる。 

ジョニーって昔から見てますが、2枚目路線でいったのは、ほんとに若かりし頃だけで、それからはすぐに性格派俳優になりましたな。 普通、イケメンに生まれたら、絶対それを生かす、アクション映画とかヒーロー的なかっこよさにこだわる(?)もんですが、この人だけは違ったもんな。
あえて顔を隠す「シザーハンズ」やら、最近は「チャーリーとチョコレート工場」なんか。
ここでもまたメガネにひげと、どっか無精ったいフツーな中年風貌でやってるよ。
でもそこがまたいいんですよね。 静かに抑えた狂気、ジョニーならではの表現か。

そういや、今日は「アカデミー賞」の発表ですね?!
ジョニー・デップも主演男優賞にノミネートされてました。 どうなんでしょう?

ネット見ないで、夜まで楽しみにしとこうかしら。。

あ~ ずっと座ってたら腰が痛くなってきた。 ちょっと運動してきます。。