なんですねえ。。 この頃になると昔は必ず終戦記念番組というか、ドラマなんかも作られて、それを見て改めて、いろいろ考えたりもしたものですが、いつからか、そういうの、だんだんなくなってきたなあ。 今年は76年目ですか。
今年は特にオリンピックもあったし、コロナだし、台風のような大雨被害もあって、なかなか終戦記念日に思いを馳せるどこもないのかもしれませんが。
やっぱり思い出してほしいもの。
NHKはやっぱりやってる。 NHKをぶっ壊せとか、悪くいう人もいるけど、私は国営放送もあっていいと思ってる。 NHKの番組、結構好きですよ。
今年も妻夫木くんと蒼井優さん主演で、ドラマもやってました。
今回はちょっと珍しい、戦中、捕虜の人体実験に拘わった医師の裁判について。
「しかたなかったと言うてはいかんのです」
これも恐ろしいことです。 戦時中の一つの事象ではあっても、普通に生きてる人間に対して解剖、人体実験するなど。 それを命を救うはずの医師がね。。
それでやっぱり苦悩してしまうのが妻夫木くん演じる医師の鳥居太一。
でもねえ・・・あの時太一に何ができたのか。
私もどちらかと言うと正義感は強い方で、間違ってると思えば、言わないじゃおけない方だけど・・ そうそうは言えないよ。。戦時中の軍は絶体じゃん。
下手すりゃ自分の身が危ない。 ましてや家族持ちなら、余計考える。
蒼井優ちゃんの奥さんはしっかりしてましたねえ。 自ら動いて何とか夫が首謀者でない潔白と減刑の嘆願。 諦めてた夫の心も動かした。こういうの妻の鏡というか。
戦争ドラマと言うより、夫婦のドラマにも見えたけど、悪い結末じゃなくてよかった。 戦争にはいろんな面がある。
しかたなかったと言うてはいかんのですー 誰もがそう思ってくれたなら。。
この時代の頃を改めて知りたいなあと思う私。
雨が止んだら図書館にも行きたいです。