大人のイジメを考えてみた・ 日曜日のドキュメンタリー

図書館から電話があって「何だ?」と思ったら「本がきました」って。 本・・本・・何だっけ?頼んでたっけー で思い出した。「ブスの瞳に恋してる」 あれ、いつの話? あのドラマがやってた頃リクエストだしてたんだ。 回ってきたのが今頃とはね。。 ずいぶん人気あったんだね。 ちょっともう読みたいピークが過ぎてしまったが、せっかくだ、取りいきがてら久しぶりに図書館に寄る。

雑誌コーナーで手に取ったのが「婦人公論」 こんな本読みます? しかしそろそろこんな本も合うような年になってきたなあ・・ でも今回の特集は「大人のイジメー」だって。 あれもしかして渦中の人?とか思っちゃって。 まあそれはいいさ。 なんか皆さんもいろいろありますよね。。 子供の世界だけじゃないんだ。 大人になっても子供の世界みたいなイジメもあるしね。 また大人ならではの上下関係やら複雑な事情もからんできたり、よけいややこしくなってくる。

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これはイジメ・・と言うのとは違うのかどうかわかんないけど、日曜日何げにつけたテレビでやってたドキュメンタリー、「声の壁、発言できない議員」っていうの。 ガンで声帯を失い、市議会での質問を代読してもらうように求めてきた議員さんと、それを認めない市議会との攻防の日々を追ったドキュメンタリーです。 なんでも一期めの最後の年から普通に話せなくなり、2期めの4年間1度も質問に立てなかったと。 パソコンに文字を打ち込んで音声変換する方法を勧められるが、無機質な音声を嫌ったその議員さんは人の声にこだわり代読を求め、それが故、1度も壇上に立たせてもらえなかったのですね・・ 見ていて、何で?!って思いました。 

何で代読じゃダメなのー?って。 反対する議員さんらはそれが議会のルールだとか、それをくずすのは、そのルールを決めた人を否定することになるとか・・言っちゃって意味わかんない。 あげくに「公約違反じゃないか」とか(自分の肉声でしゃべれないという事は)、病気になったのは自己責任みたいなこと言う人もいて・・ 声がでないってのに自助努力しろとか、なんか見てて腹たってきた。 これってイジメじゃないのーってな。


大人のイジメってののわかりにくさ、イヤなとこは、一見理にかなってるような事を言う。 上司や先輩やらが教育だの研修だのって名目で実はイジメじゃないのーってなことをやってみたり。(別に職場じゃなくてもさ。 私はあなたの為に言ってあげてるのよー的な) ここでは議会のルールですか。 でもそんなもの絶対に変えられないものじゃないじゃない? 自分らが健常者だから、そんなことしなくてもいいから、わざわざ特別扱いする事はないさ? なんか異質なものを排除しようとする・・そんなイジメに見えちゃいましたよ。

他の市(鎌倉市だっけかな?)にも同じように言葉を発せない議員さんがいたけど、その市議会はちゃんと代読をさせてましたよ。 その人がさらに質問、異議などを言う場合は一旦中断しても、ちゃんと時間をとって発言する場を作ってた。 要はそこの場にいる人たちの意識の問題だよな。


もうじき参議院選挙だから、こういうドキュメントやったのかな? どうせなら、こういうドキュメンタリー、もっと早い時間にやって皆に問いかけてみたらいいのにな・・ (視聴率でないの?)21世紀はバリアフリーの時代じゃん。 もっと寛容になろうよ。 やる気のある人にちゃんと仕事させてあげようよ。

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今日もanbelnしごかれてきました。。 これはイジメじゃないよな?? そう願いたい !(^ー^)