今度は怖い?  「のぞきめ」

週末ですね。 4月もそろそろ終盤、桜も終わって春まっさかりっちゅう、季節だってのに、 いまだ、
春不調が取れない私。。  気分もイマイチ、こんな時はちょっと刺激が欲しいとこ。
そこで行ってきました。  こりゃホラーに限るって。 「残穢」を観に行った時、予告でやってたんだよねえ。
残穢」は、得体の知れぬ「音」に引っ掛かりましたが、今回は。タイトル通り、 のそき目・・・って。


ほらほら、あなたもあるでしょうって。 たとえば一人で夜の部屋にいる時、ドアのちょっとした隙間、
カーテンの隙間がなんとなく怖くなることって。 それって誰かにのぞかれてるような錯覚。 視線の恐怖。
今まであるよでなかったこの着眼点は面白いって思いました。  
しかし・・・ なので・・・、ちょっと見に行くまで考えてしまったのよ。
これ観たら、またその夜とか眠れなくなるんじゃないかって。  もしかしてトラウマになりそう・・?って、
ちょっと心配したんだけど、まあ、「残穢」もね、同じように心配だったんだけど、意外と平気だったので、
今回も行けるかなって、行きました。   それで・・・


まず、簡単にお話しをたどりましょう。  主人公は板野友美ちゃん演じるテレビ局のAD女子。
たまたま誰もいなかった時に、報道局のヘルプで取材に行ったのが、ある男性の怪死事件。
死因は階段から落ちたことだっていうんだけど、それにしちゃ、腹はよじれ、口からは泥を吐きだす
異様なものでした。  そして偶然出会ったその彼の恋人から、「のぞき目」の話を聞く。
大学のサークルで山奥に合宿に行った時、彼らが遭遇した不思議な体験、そして、その・・・
のぞきめちゃん。  それ以来、いつもその視線を感じて恐怖に落ちてしまったのね。

一旦出会ってしまったら・・・ もう、のぞき目からは逃れられないっていうんですけどね。
(あ~ やだやだ。。) よせばいいのに、主人公のAD女子、事もあろうに彼氏を連れて、
その山に単独取材に出かけるのだ。  あー、彼氏、いいとばっちり。 そこでまた出会っちゃうのよ。
そして彼らにも、のぞき目の恐怖が襲いかかるというわけさ。 

って、こんな事をこの時間に書いてる私はー  そんなに怖くなかったってこと?

まあ、そうですねえ。  何回か、うわっと脅かすようなシーンやらグロシーンもあるんだけど。
どうも、この、のぞき目ちゃん自体が、あまり怖くないんだよ。。  巡礼姿の女の子。。
もっと、訳わかんないよな化け物だったり、また違うものだったら、この映画もっと怖かったかも。
怨霊かもしれないけど、なんか哀しいお化けでもあったしさ。 (だけど、やるこた残酷だよなあ。)

前見た「劇場霊」よりは面白かったけど、全体的に、少女漫画チックな感じがしました。
主人公が板野さんってのも、あるかなあ。

しかし、観客の皆さんは・・・ 今回は女子多し。 (おっと、最近はホラー好きな女子多いのか?)
高校生くらいの女子も多くて、映画が終わって、明るくなった時にはー いっせいにー 
あ~ 怖かった~ って、言ってましたよ。  ハハハ・・  ;; 


そうそう、最後には、あの名作ホラー映画の有名なシーンが出てきますよ。 突然!
思わず、「あっ、パクリっ」 っと、心の中で言ってたわ。 

まあ、楽しく見れました。   

こんな事書いてるけど・・・ やっぱりカーテンの隙間や、ドアの向こう側とか・・・ 怖いよね?!