今期のドラマ。。と、「模倣犯」 ①

では、また久しぶり、恒例の今期ドラマの話です。  一応一通り最終回で終わったわよね。 
さて、いつもはあまり実りない夏ドラマですが、今回は、夏があまり暑くなかったこともあり、(私的にね。)
リオ・オリンピックが入ったにも関わらず、結構見ておりました。

今回、私がベストドラマに選ぶのはー   意外やフジテレビの「HOPE 期待ゼロの新入社員」です。
裏ドラマが「仰げば尊し」で、これもなかなかよかった事もあり、視聴率的には惨敗だったようですが、
ドラマの内容としてはー 全然劣ってない、いや、むしろ私的にはこっちのが好きでした。
ネットでも、ドラマを見た人の満足度では高得点だったようですよ。  

囲碁のプロ棋士を目指していた青年が、その夢に挫折して、紹介の総合商社の契約社員として働く事に
なったのですが、もう、最初は、とにかくコピーの仕方さえわからない、こんなヤツ、使えるのか~から、
始まったわけですが、なにせプロの棋士を目指して頑張ってきたその根性、ここでも発揮よ。
ともすれば慣れない世界にまた挫折しそうなとこですが、彼はけしてあきらめない。
ただひたむきに愚直なまでに頑張ります。  その姿に、最初は冷ややかだった回りの人たちも、
だんだん引き込まれていくのですねえ。   しかし、この彼、ただ愚直な訳ではない。
なにせ囲碁士ですから、潜在的に頭もいい。  考えて、踏み込んでその危機を乗り越えていきます。
自然体の中島裕翔くんの演技も良いです。  けして強くもなく、いろいろ葛藤しちゃうとこなんてもさ。


そして彼だけじゃなく、 一緒に入った同期の新入社員たち。 彼らも最初は彼を色眼鏡で見てたとこも
ありましたけど・・・ だんだん変わっていきましたね。 特に、瀬戸くん演じる桐明は、エリート意識が強くて
いけ好かんヤツだったけど、彼を認めてからは、自らも変わって良き仲間となりました。
他の新入社員たちも、初めての会社経験に、戸惑い苦しみながら乗り越えて行く姿にも見いっちゃいました。
そして遠藤憲一さん、ここでも、やっぱりイイなあ~ 
やっぱり社会に出て初めて出会う人って大事。。 そこでどんな人に出会うかで、印象も変わるし、
今後にも影響が出てくるものかもしれません。。。  
そういう意味では、一之瀬くん(主人公ね。)は恵まれてたなあ。  すごく、いい上司に出会いました。
この上司だったから、一之瀬くんも最後まで頑張れたかもねえ。


私も初めての社会経験の時、回りの人に恵まれました。  私もそれこそ、これ、どうすんですか?って、
一之瀬くんじゃないけど、何も知らなくて、あきれられた方。
でも、それを暖かく、見守り?、時には注意もしていただいて、仲間としても受け入れてくれて・・・
だから、今があるんだなあとも、ふと思い出した。 遠い遠い昔ですが。

とにかく、大人の世界、会社の黒い部分もありましたけど、社会人1年生の若者たちはひたむきにー
元気をもらうような、気持ちのよいドラマでしたわ。

ちょっと、あの結末は・・・残念な部分もありましたけど、まあ、希望はあるからいいかって。
(できれば一之瀬くんに会社に残ってほしかったけどねえ。 織田課長も。) 



さて、これだけで長くなっちゃったので、一旦ここで切ります。  続きは次でー