昨夜はTV・その② 「ニュースの天才」

日曜日も仕事がなくなっちゃったから、 思う存分、夜更かしもできるじゃないかってことで、深夜映画も見た。
イルマーレ」も見たことなかったんで、どちらにしようかと思ったんだけど、実話をもとにした社会派サスペンスって
いうのに惹かれて、「ニュースの天才」ってのを見ました。
 
アメリカで有名な「THE NEW PUBLIC」って政治雑誌の若き記者、スティーブン・グラスが書いたねつ造記事。
何か違和感を感じて、調べていくうちに、ますます疑惑が深まり・・ じょじょにスティーブンを追い詰めていく
フォーブスのオンライン記者。  これを主軸に、このスティーブンの栄光と転落を描くー ってんだが、
思ったより地味でした。
 
 
ただ、主役のスティーブンを演じたヘイデン・クリステンセン、この人誰?ってくらいにハマってました。
(あの、スターウォーズ・エピソードの美形よ。 後のダースベイダーですね。)
最初のすかした感じ、自分の才能に酔って、ちょっとジャーナリズムを甘く見てない?ってところもよかったけど、
追いつめられて、どんどん変になっていく様もよかった。
 
だいたい、あそこまで暴露されてんのに、よくまだ・・・ 言い訳ができるよ。  ちょっとあきれちゃいましたね。
架空の人物をでっちあげ、架空の場所とストーリー。   自分で作った架空のウェブサイトに名刺。
自分の弟まで巻き込んで・・・   あ~  何やってんの、この人ー って。
ウソがウソを作ってくー って感じです。
 
ストーリーテラーとしては、よかったんでしょうね。  記事を書く文才にも長けてた。
でも・・・ 記者として一番大事なこと、「真実」が抜けてたんですねえ。
 
対比される編集長のチャックもよかったですねえ。  これまたすごい地味な人なんだけど、最後は、
冷静に冷徹に編集長としてなすべきことをしたって感じです。
 
映画館で見たいとは思わなかったけど、深夜映画として見るには悪くなかったです。
(ゴールデンで見る映画でもないな・・・ とにかく地味です。)
DVD借りても、深夜に観ることお勧めです。
 
 
その後、眠れなくなっちゃったのには、困ったもんでしたけどねえ。  また夜が明けてしまった。。
 
さて・・ あと2日、どうしてようかなあ。。