昨日はお休みだった私、昼間は確定申告と、ゆっくりランチして、夜もゆっくりいつものTV。
って、昨日は珍しく12チャンネルなんかで松本清張生誕100年特別企画、(え~ またもうお亡くなりになってるのに・・生誕100年企画って何?!)「黒の弄流」なんて見ておった。
まあ、もともとサスペンス系は好き。 松本清張もんなら、そんなハズレはないだろうと。
はっ、はあ~ しかし、これサスペンスってより、ちょっとホラーになってませんか。
大筋はこんな感じ。 男性を殺害し500万円を奪った容疑者として起訴された若い女性横山リエは、無罪を
主張。 この被告人横山リエの弁護士となるのが、船越英一郎演ずる丹羽修造。
丹羽は横山を信じて、なんとか頑張って無罪を勝ち取り、丹羽弁護士自体もそこから売れっこ弁護士となる。
人生は上々だ。 しかしこの横山を自分の事務所で雇ってあげてから、落とし穴にハマるように狂っていく
丹羽の人生、恐ろしい顔を見せ始める横山リエ。
さらにショックなことには、横山リエは殺人事件の真犯人でもあった。。
うふふ、わかる・・? だいたいさあ。。 自分が請け負った事件の被告人(無罪になったとしても)と、あまり懇親になってはいけませんよね・・? 特に自分の事務所なんかで雇うっちゃ、よっぽどのことでもなきゃ。
あの口添えしちゃった助手さんも罪つくりよね。 ヒトのいい丹羽弁護士はイヤとも言えない。
そうそう、船越さんのいつもなキャラで、なんかイイ人なんですよね、この丹羽弁護士。
そして横山リエを演じる星野真理。 この人かわいいのに、こういうクセのある女の役、多いよね。
それがまたウマイんですよね。 コワっ。 と言ってもちょっとかわいそうな女でもあり、(精神を病んでいるというか。)今でいうとこの、ストーカーっての。 また船越さんがイイ人キャラで。。
ダメでしょっ、こういう女は理論で制しようとしても無駄なの。
あっ、あっと一人で会いに行くなんて絶対にダメだってば~! と、見ながらちょっとイライラも。
でもこの結末はどうなるんでしょう・・ なんかコワいなあ・・・って、思ってた時だ。
★ 突然、ピンポ~ンと聞こえるじゃないか。 え・・? うち? しかし時間も10時過ぎだよ。
なんか無視してたら、しばらくして、も一度聞こえたの・・ ピンポ~ンの音が。
え・・え~っと。 よりによってこんなドラマを見てる時じゃないの。 どうしよう。
2テンポくらい遅れて、ドアに近づき、小窓を覘いてみたが、何も見えない。
ここで、ホラー映画とかドラマなら、「誰?!」って開けちゃって、コワいことになるから、そこは・・
開けずにおきました。 だって、用がある知人なら、もっと声出したり、うるさくピンポンも押すでしょ?
微妙~な音なのだ。 なんだかゾゾっとしちゃった。
で、このドラマの結末が悪かったらやだなあ~と、途中でやめようかと思ったのだが。 ★
見ました。 最後まで。 船越さん・・じゃない、丹羽弁護士が刺されちゃった時はキャ~だったけど。
やっぱり船越英一郎、助かったのね。 刺されてよかったじゃん、って言ったら変ですけど。
これで横山リエも塀の中。 当分は出てこれないでしょう。(ちょっと出てきたら、またコワいかな)
ぎくしゃくしてた奥さんとの仲も、この一大事のおかげで修復されたみたいだし。
ちょっとハッピーエンドになって、そんだけ良かったわ。
しかし・・1回無罪と決まったら、同じ罪ではもう裁けないのね。。
ホントに有罪にするか、無罪にするかって難しいとこだよね。 こういう微妙~な事件。
どっちかが強く主張したら、それに流されちゃいそうだし。 いや~ 裁判、難しいわ。
しかしこういうストーカー気質・・ 恐いすよね。 本人が悪意を自覚しないとこがまた・・
ーっと、今日はまたホラー映画観ようかなって思ってる私。 帰りも遅くなりそうだし・・・
まさか、夕べのピンポンには会わないよね・・??
そんなのに出っくわしちゃったら、コワ~い。 っと、気をつけましょう。