筑紫さんを偲ぶ。。

は? anbelnまた休止中なのに・・? あ~ もう書きたい時だけ書くスタンスってことにしましょう。

さて、というわけで、昨日ヤフーにつなげたら、目に入ってきた、「ニュースキャスター筑紫さん肺がんで死去」のニュース。 え~・・・ 以前23に出演された時は、顔色もよく、なんかお元気そうだったのに~
きっと治るんじゃないかと思ってた。。 まさか突然ふ報となるとは・・・ ショックっす。

社会情勢などまったく興味がなく、今のおバカトリオだかユニットとなんら変わりない青春初期を送ってた私が
ニュースを見だしたきっかけは、テレ朝のニュース・ステーションでした。 キャスター久米宏
久米さんは、その前からTBSの「ベストテン」やら「ぴったしカンカン」なんかで見慣れてましたから、この人が
キャスターなら、なんかおもしろそう~ってな興味で見だしたもんでした。
確かにこのニュース・ステーションって結構革新的な番組で、ニュースをわかりやすく、親しみあるものにさせてくれたんじゃないかと思います。 (だから久米さんが去った時もさびしくてね。。)


その後を追うように始まったのが「筑紫哲也のニュース23」。 これがまた筑紫さん色を出した、ちょっと硬派な
ニュース番組で、ニュース・ステーションのトップニュースでも、筑紫さんの番組じゃ、さらっと流してしまったり、
違うものがトップニュースに来たりって、ふたつを対比して見るのも、結構おもしろかったものです。 
二人のキャラもだいぶ違いますからね。 どっちがどうじゃなくて、ふたつがあるからおもしろいって、ニュース
はしごしてたりしました。


筑紫さんの番組では特に名物、「多事争論」を聞くのも好きで、毎回何を言ってくれるかと楽しみにしてました。 穏やかな口調の中にも厳しい指摘、弱者や少数派への優しいまなざし、徹底した反戦、心にぐっとくるような言葉も何度もありました。 

最近はテンポが早く、攻撃的な姿勢の方が好まれるような場合も時代として都度あるのかもしれませんが、その割りには中身のあること言ってない、ちゃんと考えて言ってんのか?って、空気読んでるだけじゃないの?ってな人もいる中で、筑紫さんのようなキャスターがいなくなってしまうのはほんとに寂しい。

昨日はどこもこのニュースを時間とって放送してくれました。 報道ステーションもトップニュースにしてくれたね。それだけちょっと嬉しいというか、それだけ筑紫さんって人が、皆に愛された、時代のジャーナリストだったのかなあって思います。

残念です・・ 


  筑紫さんの絶筆となった最後の言葉だそうです。

「歴史は繰り返さず、人間は変わるものだと信じたいー」