魅せました 「相棒」 最終回

今日は祝日。 皆さんと同じくお休みです。 が、朝から久しぶりのまとまった雨・・ 今日こそは家でヒッキーしちゃってもいいだろう。 と言う訳で、いつものブログアップから。 ★


昨晩は私の好きなドラマが2つとも最終回。 8時からは「相棒」見ようって急いで帰ってきました。
テレ朝のこの時間帯のドラマはなかなか味があっていいです。 1時間一話完結の割りには、いろいろバラエティに凝縮されてるって感じです。 特にこの「相棒」、軽い話から、じわっとくる重たいテーマ、政治やお役所が絡む話など、さまざまで毎週見ても楽しませてくれます。 (でも私は裏が中居くんの、「世界仰天ニュース」なんで、毎週は見てなかったのですが。。)

初回と最終回はだいたいいつもスペシャルで、政治家の事件が多いのですが・・ 今回は「冤罪」ときたか。。 しかし、これは「冤罪」を晴らすって話じゃなくて、(晴らすことにはなりますが。)、冒頭ですでに放火殺人の罪で死刑判決を受けていた容疑者は、独房で死刑を待たずして亡くなるのですね。

ここでいつもながら、ふとしたきっかけで、この容疑者と関わりを持ってしまった(今回は遺体の解剖に立ち会う)特命係の右京さんは、19年も前に刑が確定されながら、いまだに執行されていなかった事に疑問を持つんですねえ。 そして持ったら、調べずにはおけない・・

そして25年前のこの放火殺人事件に、容疑者の男はずっと無罪を主張し、弁護側も冤罪を訴えてきたという経緯がわかるのです。 そんな中、当時の事件担当だった、警察官と検察官があいついで他殺体で発見される・・ そして再びこの25年前の事件、それに関わった人たちが浮き彫りになっていくのですねえ。。

と最終回は、25年前の真犯人は誰だったのか、誰が警察官、検察官を殺したのかと推理するサスペンスに加え、それ以上にこの事件に関わった人たちの、深い悲しみと癒されぬ傷、それから法務省に存在する「黙示録」とやら・・ 人間ドラマ、社会派ドラマがこの2時間に凝縮された感じです。

最終回の脇を固めた役者さんたちも素晴らしかったです。 林隆三さん、久しぶり~ (あの渋くて、ちょいワルな感じが昔は、子供心に好きでした。) ベンガルの弁護士さん、(ちょっと悪そうに見えたけど、ホントにいい人だった。)、石橋凌さんの三雲判事もよかったですね。 その分、いつものおもしろ三枚目メンバーの出番が少なかったようなのが、ちょいサミシですが。

あえて結末は言いませんが、(見た人は見ておるし、また何かの機会で見ることがあったら、ぜひ見てください。) 最後まで脚本に手抜きなしって感じです。 最後の岸部さんとの意味深なやりとりも、「相棒」ならではって感じです。 「黙示録・・」のサブタイトルがハマりましたよ。



それでは、ここで一本終わります。 今日は後ほど、もう一本いきましょう~