痛快時代劇 ・「椿三十郎」

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久しぶりに映画、新年一発目は正月映画らしく(もう正月じゃないけど)、時代劇でどうだー
ということで、見てきました。 「 椿三十郎 」 言わずと知れた黒澤作品のリメイクです。

っと、黒澤作品っても知らないanbeln。 ただ、誰もが知ってる(知らないけど)有名作品っていうから、その興味のほどで見に行った。 だいたい三船敏郎の役が織田裕二~って・・全然違うじゃん。
一抹の不安はありましたが、見ていたら、さすが役者。 これはこれでいいんじゃねえ!ってな。

で、ストーリーは・・っていきなり登場かい! なんだか頼りない若侍9人衆が、とある神社に集まって、藩の上役の不正を正そうと何やら密談してるのを聞いてたんですね~ 
まあ、この冒頭の密談で、ストーリーの大筋はわかりました。
聞いてるだけでも、あまりにも頼りない、危なっかしいこの若衆をほっておけずか、助っ人となった椿三十郎。 
藩の汚職・陰謀騒動治めに一役買うわけですな。

こ難しい展開は一切なし。 テンポよくどんどん進んでいきます。 


映画に花を添えるのは、敵方ではありますが、やっぱりいい男、豊川悦史演じる室戸半兵衛をはじめ、なんだかコミカルで、それほど憎めない悪役3人衆、小林念持、西岡徳馬風間杜夫
出演場面は少ないけどなんだかおかしい人質侍、(佐々木蔵之介っていうんだっけ?)、
ちょっと抜けて
中村玉緒の奥方、みんなキャラ立ちしてておもしろい。 最後に出てきた藤田まこともいいですね。


織田裕二の殺陣シーンもなかなかよかったんじゃないですか。 
目つきも鋭く表情締めて、結構頑張ってましたよ。


最後のはたし合いのシーンは、ちょっとあっさりだったね。 たぶん黒澤監督のは、あそこで血がばぁ~っていったような気がしたけど・・ (と、これはネタばれですか。)


肩ひじはらず気軽に楽しめる時代劇です。  そうそう・・anbelnが昔昔、おじいちゃんと見てた時代劇は
みんなこんな感じだったんだよねえ。。 「痛快!」って言葉が合うんですよ。
なんだか懐かしかったです。

あらためて、いつか三船さんのも見る機会あったら、ぜひ比べてみたいですね。