久々に魅せられました、トムの「コラテラル」

昨日のテレビで恐縮ですが、昨晩はキムチ鍋お呼ばれに行ってしまったもんで・・(^^;
日曜日は好きなドラマもバラエティもないので、これがないとサビしいとこ、日曜洋画劇場
見ましたか? 昨夜は「コラテラル」。 ちょぼっと聞いたとこ、またシュワちゃんかいと思ったけど、(シュワの「コラテラル・ダメージ」と混同してた。)トム・クルーズだよって言われて、「え! トム?こりゃ見なきゃ」と即テレビの前に座りました。

久しぶりです、トムの映画見るの。 昔は好きだったんだけどねえ。 あの頃の女子は皆好きだったと思うんですけど、「トップガン」のトム・クルーズ。 私も大大好きな方で、当時彼氏もいなかったんでしょう。 トムのプロマイドを持ち歩いてて、フィリピンの某田舎に行ったときも、(「世界ウルルンー」してきました。 この話は機会があれば。)たまたま見られた時、「これは彼氏か? 君の彼氏はアメリカ人か。ずいぶん男前だなあ。」と言われて、え?トム・クルーズ知らないの?・・って思ったけど、なんだか嬉しくて「うん!そうなの。かっこいいでしょ。」
(いちおう英語です)と、言ってしまったものでした。

それから早20年・・(ぐらい?)トップガンの若者もハリウッドを代表する中年スターになりました。
これ初の悪役なんですって? うんうん、いつもと違う。 でもやっぱりトムだ。 カクいい~
ただの冷酷な殺人者かと思えば、時折見せるどこか孤独な影と、理に合わぬやさしさのようなもの・・
 思わずこの人はどんな過去を背負ってきたのだろうーと考えさせてしまうよ。


ストーりーもおもしろかったですねえ。 偶然自分のタクシーに、客として乗り込んできたのが、いわゆる殺し屋。 今晩中に依頼された5人の人間を殺さなくてはいけないと、つきあわされるタクシー運ちゃんにとっては、恐怖のドライブが始まる。 このタクシー運ちゃんは「RAY」のアカデミー俳優ジェイミー・フォックスですか。 うん、なかなかいいです。 二人の掛け合いもおもしろい。 ただしanbeln、タイプではない。(って、カンケーなかった)
残酷ではあるが、意外と静かな展開かなーと思ったら、ディスコの派手な銃撃シーンは、ハリウッドなノリですな。 やっぱこれがないとーってとこ。 見せ場も作ってくれました。 惜しむらくは、二人を追いかける刑事さん。 
もっと絡んでほしかった。 あっさり殺されてしまうんだもん。 ここちょっと変えてくんないかーと、私がプロデュサーなら頼んでしまう。


冒頭に出てきたお姉さんは何かあると思ったら、最後の標的だったのですね。 おそらくタイプな彼女を守るために立ち上がるタクシー運ちゃん。 殺し屋との真っ向勝負も恐れず、(いや恐いでしょうが)庶民の勇気を見せてくれました。 
ラストがまた何とも言えない・・ ちょっとせつなさも漂わせて。 きっとこの人は、ほんとうは悪いやつじゃない。。ただどこかで歯車が狂ってしまっただけなんだ・・ な~んて思わせるのは、やっぱトムだからですかねえ。 

もし見てなかったら、また何かの機会にご覧あれ。 見て損はないと思いますよん。


またトムの映画が見たくなってしまった。 やっぱりいい俳優だ。
この秋は結構見たい映画がいろいろあるんで、できるだけ映画館にも行ってみたいす。

それでは今日の9時からは「ガリレオ」です。 あ、映画と関係ないって。 福山くんも大好きです。