午後ロー 「犯人に同情してしまう映画」 ②

今週末も無事仕事が終わりました。  金曜日夜は、ま~た眠れない上に、会社に行ったら冷房の心地良さに、
何度落ちそうになったことか。  12時間勤務はきついよ。。  まあお金だと思えばね。
長いこと冷房にあたったせいか、はたまた今日の夕立(?)のせいか、今はちょっと心地良いですね。
 
さて、午後ローの続きです。  月曜日に続いて火曜日に見たのが「コール」ってやつ。
これもいちおうサスペンスのようですが・・・  見終ってみたら、いったい何だったの?!って感じです。
さらにこれまた犯人側に、ケビン・ベーコン、その妻がコートニー・ラブ。 
こんだけ役者を揃えて、何でまた~ こんな話になっちゃったの~?!って・・・ 「アーマード 武装地帯」と
同じくです。。  なんとも、残念至極。。 ><
最初から気をくじいちゃいましたっけ。     まずはこんな話。
 
 
カレンは夫と娘の3人家族。 夫はお医者さまのようでちょいセレブって感じでしょうか。 
その夫ウィルが出張に出かけた日、 ジョーという男が現れる。  ケビン・ベーコンね。
はい見るからに悪そうな彼、 なんとも大胆に「娘を誘拐した。」というの。
そして30分ごとに、連絡を入れないと、娘は死ぬことになる・・とかって脅すのよ。
 
取り乱すカレン。。  一方、出張先の夫ウィルの方にも、女が現れる。  女はジョーの妻。
そして同じく娘を誘拐したことを告げるの。  そして30分ごとに電話入れないと娘は死ぬーってな話もね。
 
出だしはOK、夫、妻、娘と家族がバラバラになって、それぞれ人質になってる感じ。。 
犯人もこんな大胆に顔出ししちゃっていいの~ 思うけど、それはそれ、ちょっと展開に期待していると。。
 
あ~ぁ。。。 早くも崩れ出した。。  娘が喘息持ちで、吸引器とか薬がないと命にもかかわるーっての。
そんなの知らなかったよ~ って、なぜか犯人が焦りだす。
そうそう。。 アーマードも突発的な殺人が起きたとこで、仲間が一人寝返っちゃって、計画がもろくも崩れて
いくんだけどさ。   この犯人たちも、そもそも娘を殺そうなんて考えちゃいないんだなあ。。
 
 
特に娘と一緒にいる仲間のおっさんは、見るからに悪そうなタイプじゃない。  娘にも誘拐したなんてこと
言わずに、ママが来るまでオジサンといようね~ みたいな感じでさ。 
ただちょっと金を稼ぎたいってか。 
 
ここからもう・・・ だんだんグダグダな展開になります・・・・
 
もし誰かと見たら、どんどんツッコンでくださいって。  そういう映画か?!って思っちゃうよ。
 
1.娘のダコダ・ファニング可愛くない。  喘息の危機も犯人に連れられてママが吸引器を持ってきたことで
  すぐ回避されちゃうし。  こしゃまっくれて、一人で逃亡しようとしたり、あんまり恐がってもないし。
2・この夫婦、強しっ。 最初こそ、おろおろしたものの、けして犯人に負けておりません。。 
  その反撃たるものや。。 旦那は犯人の女を旨く丸めこんじゃうしさあ。
  いくら娘のことが心配でも・・・ ここまでやるか?!って、後半のダイハードな展開には  笑っちゃいます。
3・ 犯人・・・・ 甘い。  そもそもは、きっとそんな悪い人じゃないんだよね・・・・ だから。。
   ここでも思うよっ。  悪に徹しきれない人は最初から悪いことなんてするもんじゃないー ってさ。
4・そして犯人が娘を誘拐したほんとの理由。。  ちょっと悲しい過去があったのだけど。。
  これって必要??  お金ならお金だけにしといてほしかったわ。
5・ ケビン・ベーコンのキャラが中途半端。 悪なら悪に徹してほしいとこだけど。 こんなとってつけたような
   誘拐理由いらなかったんじゃない? 
 
 
とにかく、変な映画。  誰が脚本書いたんだい?!  さすが午後ローのチョイスだよって。
 
あんまり緊迫感がなくて・・・ 後半の展開はもうこのハッスル夫婦がひたすら頑張っちゃって、
犯人の方が押され気味・・・って珍しい映画だよ。
興味ある人は見てみましょう。。  (って、もういいかあ。)
原題は「TRAPPED」 わなって感じなんだけど。  罠にハマったのは犯人の方じゃないのかなあ・・って。
 
 
さて今晩は・・・ちょっと涼しくなったとこで、お楽しみ。  深夜2時15分から「闇芝居」ってのが
TV東京であります。  なにげに番組CMで見たら面白そうだったんで。。
ヒガシくんのドラマの再放送も見たいし、今のうちに風呂入ってこよう~