「イ・サン」 ついに最終回・・

新年入って、冬の連続ドラマもボツボツ始まってますが、その前にっ、 ついに韓流大河ドラマ(勝手に呼んでます)
「イ・サン」が年をまたいで、昨日最終回となりました。   いや~  よかったですね~  
あれだけ長いと、どこぞの大河ドラマみたいに最終回は回想シーンとダイジェストが続くのかと思えば、最後まで
王様イ・サンを悩ます問題が出てきて、もう~ ほんとに倒れるまでこの方も頑張っちゃうんだから。 
はい、最後まで見応えがありましたわ。 
思いをこめて、主要登場人物紹介と共に、ちょっとプレイバックしてみましょう~   
 
 
 
まず、これは18世紀後半の朝鮮王朝時代、第22代王様の話です。 
この王様、幼少時のころから、すでに波乱万丈の人生が始まり、お父上は陰謀にハメられて、先王によって
無念の最期をとげられる。。  そして後年、王となったこの方も、陰謀うずまく朝廷の中で、何度も暗殺されかかり、
いろんな試練に合うのですが、心はいつも、すずやかに、まっすぐに民の幸せを願い、今までにない革新的な
仕事もし多くの功績もあげた方です。   この王様を中心に、さまざまな人間模様のドラマが描かれます。
 
 
敵も多いが、素晴らしい家臣や友にも恵まれたこの王様、 その第一の親友が幼馴染で、のちに王様を警護する
武官の長ともなるパク・テス。  王様サンもステキだけど・・・ 結構このテスに萌え~した女子も多いのでは?
はい、私も大好きなキャラでした。  男らしくて、まっすぐで、強くて、優しくて、ちょっとイケメンだし・・ 
またなにより、一人の女性を心から愛します。   こんな男に恋われたら女は幸せだと思うけど。
愛した女がつらかったぁ。。
 
 
おなじく幼馴染のソンヨン。 ほんとに、とっても見るからに、愛らしい~ 美しい女性ですわ。
こういう美人て、日本の女優さんじゃ、いそうでなかなかいないのよっ。  
しかし、ソンヨンを愛するのは、残念なことにテスだけじゃなかったの。。   王様、サンにとってもただ一人の
愛する人・・・   親友との三角関係はつらいわよね~  そして、ソンヨンの心も、王様サンに・・・
 
「俺じゃ・・・ダメなのか・・・?」 って、どっかで聞いたようなセリフ言って、せつない目をするテスに萌え~
(懐かしの「あすなろ白書」の取手くんのセリフでしたっけ? まあ、あんな感じですわな。)
しかし、ソンヨンのせつない思いも痛いほどわかるテス。。  そして王様の気持ちも。。
後に、王様に、ソンヨンを側室にするよう勧めるのもテスなのです。。  
 
しかし、ソンヨンはどっちが幸せだったのかなあ。。。  晴れて愛する人と結ばれてからも、身分違いの結婚に
苦労させられるソンヨン。 私が姑なら、あんなかわいくて、性格もイイ嫁だったら、頼んでも来てほしいもんだよ。
なのに、身分の違いだけで、しばらく意地悪されちゃって。。
やっと思いが届いた時には、最大の不幸が待っていた・・・ って、ちょっとそれも悲しや。  
 
ええ・・ ざっと書いてしまったけど、ここまで来るにも、長い長い道のりがあったのよー。  ★
 
 
 
そして、テスの上司でもあり、王様の腹心にして同じく親友とも呼ばせたホン・グギョン。
この人もいいキャラだったわねえ。 頭もいいし、優秀で、リーダーシップもあって、魅力的な人物でもあったけど、
同時に、ちょっとエリート的な、人間的な弱さもあって。。  そこにあの悪女、テビさま(デビさまじゃないわよっ)、
に、つけこまれてしまったのね~    まさかホン・グギョンにあんな事が起こるとは・・・
でも、伏線は十分貼ってました。   妹の死から、おかしな方向に行くホン・グギョンに毎回ドキドキ、心配しちゃったけど・・・ そうか。。 そうなっちゃうのかって。   もう、最後の別れには泣かされました。
 
 
最後に、先王の夫人にして、権力の亡者となる悪女大紀(テビ)様。 (ええ、デビ夫人じゃないの、もう一度。)
いや~ この人、どこまで生き残るの~って思ったわ。(いや、王様より長生きしちゃいましたね。)  
さんざん王様を苦しめ、王様に何度も刺客まで送るのですが、なぜか、回りのものは捕まるのに、
この人だけは命拾い。  悪運だけは強い女ね。
でも最後にちょっとだけ・・・ 回心したんですかねえ。。  でもこの人がいたからドラマが盛り上がった?  ★
 
 
そのほかにも、いろんな魅力的な人物が出てきたんですけど・・ 全部書くときりがない。
って、誰一人として、無駄なキャラがいないんですよ。  登場人物が多いわりには、すごくわかりやすかった。
 
このドラマの監督、「チャングムの誓い」と同じ人らしいのですが、ああ、納得。 
チャングムも、私が面白いって思ったドラマでしたわ。 あれも次から次へと主人公に試練が訪れるのよね~
この、王様サンにも、次から次へと立ちはだかる試練や危機。  それを知恵と勇気とよき家臣に恵まれて、
乗り越えていくんですねえ。  そして王様自身も今までにない、政治的な改革をやってのけます。
 
こういう王様なら・・・ 独裁者でもいいわっ、なんて思っちゃったり。  
 
そしてラブロマンスばかりに焦点あてちゃったけど、そうそう、女子はそういうとこも楽しめるでしょう。
一人の女に一途な男って・・・ いいわよねえ。  そして、そんな男2人にも愛されちゃう女も。。
(あー、私がソンヨンなら、テスにプロポーズされたら、王様あきらめても、テスに行きますわ~)
 
まあ、なんとも多彩な人間ドラマでしたわよ。
来週から寂しいなあ。   次回作はまだ見るかどうか。
 
おっと、もうこんな時間っと。  では、そろそろ。。。