今日は映画 「ハート・ロッカー」

今日はまたお天気悪くなっちゃったけど。。 3連休初日、出かけるのもおっくうになってる私ですが、まずは久しぶりっ、映画に行ってきました。 
 
いつものシネコンなんで、何見ようかなって。  ちょっと前なら 「ダーリンは外国人」 なんてのもリストにあったのですが。。
でも、今の私にゃ、ハッピーラブストーリーは、ちとつらいって。  でもまだアリスも早いしなあ。
前を通ったおじさまが携帯電話で、 「お父さんだ。 今、映画が終わった。 第9地区、すごいおもしろかった!」
なんて、言ってるから。  あー、そうですかあ。  それ、いいかなあって思ったら、次回までは2時間もある・・
 
ーと、考えると、 妥当なとこでこれか。。  今年のアカデミー賞取ったしなあって。
ハート・ロッカー」 です。  う・・  う~ん。。  しかし、もう30分も見たとこで疲れてきたよ。。
だって、もう・・・ あなた、ずっと生きるか死ぬかの緊張場面ばっかりなんだもん。
 
あ、これ、イラク戦争の (もう国の戦争っていうより、テロとの戦いになってますがね。) 爆弾処理班のチームが主人公の映画です。   これ、特にストーリーってのもないし、感想書くの難しいですね。
ちょっとヤフー映画のレビューをまた見てたら、結構皆さん、酷評のが多いっ。
 
うん。。うん。。 確かにアメリカ人じゃないと、 そこまで気持ちにハマれないかもしれませんね。
ゆえにまた、アメリカでこれがアカデミー賞取ったのも、納得。  良くも悪くもアメリカの映画ってか。
これにはイラク人の視点はない。  だけど、まあそれは仕方ないかな。
だって、アメリカ人が主人公なんだから。  そして、その人たちの日常を撮ってるんだから。
ちょっとドキュメンタリーのようでもあります。
 
全編通して見えるのは、とにかくすさまじいまでの緊張感。  爆弾処理をするのはもちろん、その回りに敵が
いないか、処理してる間にも撃たれるかもしれない、時限スイッチが入れられるかもしれない。
サポートの兵士たちも、常に、緊張状態です。
仕事ってどんなもんでも、緊張感があるけど、こんなのは・・ こういうとこにしかありえないでしょう。
こんな毎日送ってたら・・・ 精神もおかしくなりそう。
 
アメリカ兵にも、私しゃ、同情しますよ。  まったくこんなとこに送られちゃってさあ。
ブッシュ、オマエが行ったれよー って、いつも思ってたもんです。
 
あの主人公のジェームスも・・ ちょっと壊れちゃってるとこあるかもねえ。 (自らを危険に追い込んでるよう。。)
相棒のサンボーン(写真)さんは、まだ人間くさい。  この人が壊れないうちに帰ってほしいって思っちゃいました。
 
とにかく、疲れた映画でした。。  アカデミーの賞に匹敵するかどうかは、ちょっと微妙ですけど。
( イラク戦争の意味を問うとか、そういう奥行きのある話しではない・・ )
でも酷評するよな内容でもなかった。 (必ずしもアメリカ賞賛でもないしな。)
 
ちなみに私の今回のイケメンさん、 (ちょっと花子さんの真似をして・・) サンボーン軍曹。
 
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ジェームス軍曹との対比が結構よかったかもしれません。
 
次回は、携帯電話のおじさまご満足の、「第9地区」を観ようかな。