お局さま話2・ 初遭遇は昔昔のお中元期

梅雨入りしたばかりだというのに、もう晴れになっちゃって。 いいのか? やっぱり今年はカラ梅雨になるのかしら・・? お天気いいのは嬉しいけど。(私は休みの日しか洗濯しないし・・)なんか水瓶とか心配しちゃうな。 ★

あ~昨日も疲れたー 就業1時間前になってからバタバタと電話が続いて処理がおっつかなくてパニック。 だけどコワーいお局さま、ちょうど帰る頃にやってきたので、入れ違いでラッキー。 あのバタバタ状態でもたついてたり、イージーミス(言葉のね)でもしようもんなら、何言われたもんだが。 それでよけいパニくりそうで。 しかしあの後残ってた社員はお気の毒・・

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私が初めてお局さまと遭遇したのは・・ 昔昔のちょうど今頃の時期。 まだ初々しかった私は何のバイトをしようかなあと思って、その頃たぶんいっぱい募集が出てた、某デパートのお中元サポートスタッフに応募したんだ。 まだバイト慣れしてなかったから、とりあえず皆が知ってるデパートだし、ちょっと綺麗なイメージがあって、まあここなら安心かなって。 人事の女性なんてとても感じよかったしね。さすがデパートって感じ・・でしたが。。  配属されたのは紳士用品売り場。 今はどうなのか知らないけど、その頃は研修とか何もなくて、当日、ここだからっていきなりそこに立たされたのだ。 え~・・もちろんどうしてよいかわからず、ただ立っているしかなく・・ すると背後から突然声が。

「な~にボサっと突っ立てんのよー! 突っ立ってるだけなら、アンタなんかいらないわよ!」 え・・え・・ いったい何があったのか一瞬わかんなかった。 だって私今までそんなふうに突然ヒトに言われたことなかったんですよ。。(まだ若かりし頃ですから) しかもこのお上品なデパートでー しかしパニくる間もなくその人は、むんずと私の腕をとり、倉庫みたいなとこに連れていったのだ。 ここで何したんだか忘れちゃったけど、そのまましばらくほっとかれた。 優しい係長のおじさんが発見してくれて、「え?まだお昼行ってないの? もういいから、いいから。 行ってきなさいよ。」と言ってくれるまではー・

社員食堂も初体験。 そこで垣間見る女たちの裏側・・ 足は向いの椅子まで投げ出してるし、今じゃ考えられないけど、タバコすぱすぱ。 それがみんな女性たちで、むしろ男の人たちのが小さくなってる?? 言葉遣いも荒っぽいし。。 えー、これがあのデパートの人たち・・?ってショック。 しかし皆さん、プロなもので、お客さまの前に立つとガラっと変わるわけですねー その分はここで発散ってか、休み時間ぐらい好きにさせてよーってのか。。 あーエライとこへ来てしまったと。


んで、その第一声から私を驚かせたその方も、お客さまの前に出るとすごくにこやかに、丁寧に・・が、ふり返って私を見るときはまるで般若の顔・・!(その変わり身のすごさは今なら笑えるけどね・・) えー、私はそこまで憎まれることなんかあるー?って聞きたいくらいですよ。(理由ないんだろうけど) しかもその人が、別に頼まれたわけでも、決まってるわけでもないのに、私の教育係のようになっちゃって(教育というより、、イジメじゃないのー?てな)・・(TT) まだ免疫のなかった私は早々人事部に「・・できそうもありません・・辞めさせてください・・」と言いに行ったのだが、「えー、困りましたね。 もう人員が決まっちゃってるんでー。 なんとか頑張ってくれませんかー?」と、こちらは品のいいお姉さまに言われ、 やっぱり断ることにも慣れてなかった私はしかたなくー (1日だけ登校拒否ならん出社拒否しちゃいましたけど。) 2週間の「おしん」になるのでした・・

しかしある意味、この人はわかりやすいお局だったかもね。。 お局さまの特徴その1・ まず初回のインパクトから来ませんかー? 最初やさしそうにしてから徐々に・・というより、最初からガツーンとくる人のが多くないですか? 舐められちゃいかんとでも思ってるのか? ここのボスは私よーってのを、最初から印象づける・・為? 今の会社のお局さまも最初のインパクト、すごかったですよー。
何をそんなに怒っているの?ってな。 ふ~・・ またおしんですかねー。

今日は給料日。(やっとだよ・・) こんなことしてられないだ。 さっさと銀行に行かなきゃ。
今日はちょっとだけリッチなランチでもしてこよう。