今度はダークファンタジー? 「ジュラシックワールド2」

さっそくですが、この夏休み、映画も見てきましたよ。   まあ、これだけは行こうって思ってたんだ。
お馴染みのジュラシックシリーズ新作の第二弾、「ジュラシックワールド 炎の王国」よ。
 
う~ん、しかし、これやりますか、ってちょっと複雑な気持ち。  前作も確かに面白かったですけど、
また新たなジュラシックパークを作って、そこでまた起こる想定外の(いや、観客には想定内の)惨劇・・・とか、
最後にまた恐竜たちは自然のままに・・・とか、オリジナルの焼きまわし感がなくもなかったじゃん。  
今度は恐竜脱出大作戦?


 
何でも、恐竜たちの暮らす島の火山が爆発してこのままだと恐竜たちは全滅してしまうー
だから、安全な場所に移動させるっていうんだけど・・・ そもそもそんなことできるのか?
今じゃ、自分で恐竜の保護団体を立ち上げた前作のイケ好かんヒロインのクレアが今回も登場。
こいつ、どうも思い込みの強い女みたい。 あまり先のことまで考えず、絶対自分が恐竜たちを助けなくちゃって、
創設者、ハモンドの元ビジネスパートナーだった超大金持ち、ロックウッドの助けを借りて、
彼の財団が手配した傭兵集団とともに島に向かいます。  もちろん、オーウェンも誘われまして、
彼の場合は前作で別れたブルーのことが気になりますかね? まっ、オーウェンには出てほしいわ。
 

 
ん・・・しかし、この展開を見たらやっぱり思いだしちゃうじゃん。 この胡散臭い傭兵集団を見てもー
ジュラシックパーク2 ロストワールド」を!  恐竜たちを連れてまた町がパニックに?!
またオリジナルの焼きまわしかいって、ちょっと思っちゃったよ。  しかし、それでも面白い。
恐竜たちを助けるどこじゃないよ~ 自分たちが逃げ回る、脱出するのに精一杯。
いったい、何しにきたのよ的に、ハラハラ、ドキドキのアクション満載アドベンチャーだわ。
これはこれで、楽しいわね。  やっぱりあの傭兵集団、胡散臭い奴らだった。
ロックウッド氏じゃなくて、その片腕ともなってる財団の経営者ミルズが今回の悪党でした。
また恐竜を使ってさらなる金儲けをたくらむなんて、しょうもねえ奴だ。 まんまと乗せられたクレア・・・

 
前半だけでも見ていて楽しいっちゃそうですが・・・、問題は後半なのだ。
 
これはやっぱり見て、味わってほしいと思いますが。
誰かが、「今度のジュラシックワールドは、ホラー?」なんて書いておりましたが、
確かに確かに・・・ 趣向がちょっと違いますね。 私はダークファンタジーと称する。
恐竜たちが連れてこられたのは、ロックウッド邸よ。 
恐竜を囲えるなんて、なんて大金持ちよって、そっちのが驚き。
そこで繰り広げられる新たな惨劇と・・  ロックウッド家の少女を襲う恐竜インドラプトルが・・・・怖い!
 
 
あー、今回はいつものTレックスじゃなくて小粒の新種、インドラプトルってのが悪主役です。
この大きさじゃないと、ちょっとお屋敷を通れないでしょう。。 この大きさだから怖いのもある・・・
こいつも凶暴で手強くてね。  しかし、そこでまた加勢してくれるのがあの、ブルーなのだ!
オーウェンとブルーの絆・・・・みたいなのは、ちょっとほっとさせられます。 
猿の惑星ジェネシス」のウィルとシーザーみたいにさ。  
 
 
今回はそのオーウェンも前作よりも大活躍? 島でも、お屋敷でも一人ダイ・ハードじゃん!
あれ・・こんなに強かったの?って、傭兵相手にも格闘しちゃうし。 そんでインドラプトルにも。。
でも、こっちは、ブルーの加勢がなくちゃね。  ブルーも頑張ってくれちゃいましたねえ・・・
ブルー、もうアイドルだよなあ。
 


 
そして、あの衝撃(?)の結末・・・ これもちょっとオリジナルとは違ってくる。
私はその晩、また眠れなくなってしまいましたよ。。  どこへ向かうのだ、ジュラシックワールドよ・・・
お時間のある人は劇場で味わってほしいですね。  前半と後半の違いにもご注目。
 
Tレックスが大好きな人には、ちょっともの足りないかもしれませんけどね。