昨夜は久しぶりのジュラシックパークに感動しちゃいましたが、やっぱり映画っていいな～
この夏は結構行きたいのがあるのですが・・・ お金と時間がどうなるかっですよね。。
基本的に私は土日の混んでる時には行きたくないの。。 ちょっと遅れ気味にすいてる時に行きたいのよ。
そんな訳で、こちらも、行ったのが、もうちょっと前になりますが、例の高田馬場の帰りです。
レディースデーだったけど、こういう映画は、わざわざレディースデーで見ないよねって。
お察しの通りで、そこそこの空き具合でゆっくり見れた。。。
タッキーの「こどもつかい」です。 ほら、予告ＣＭ見てませんか？ 白目の不気味な子供たちと、
特殊メイクした妖怪？タッキーの、こどもつかい。 タッキーがホラーなんて・・・しかも悪役？！
っちゃ、珍しいじゃんって。 そのへんも気になって行ったのよ。
冒頭から始まった、さすが「呪怨」の清水監督ってなグロ映像で、こりゃタッキーファンがどうかしら？って
心配したけど。。 しかし、このこども使いには、意味があるのですね・・・
ええ、昨今ニュースの問題にもなる、「子供への虐待」 「ネグレクト」っていう育児放棄。。
こども使いや、この不気味なこども達に襲われるのは、そうした悪い親、大人たちってのか。
なので、ある意味・・・ このこども使いってのは、虐待される子供たちの救世主？
だって、もしかしてそのまま放置されてたら、いつかこの子供の方が虐待死なんてことになったかもしれない。
なので、虐待の酷さと共に、複雑な気持ちで見ておりました。。
うーん、やっぱりタッキーがやるんじゃ、貞子や、伽椰子みたいなのとは違いますね。
（あれは、無差別殺人じゃん？！） 変なとこ、感心。
だけど、主役の門脇麦ちゃん演じる尚美の場合はちょっと違う。 彼女は保育士さんで、
むしろネグレクトされてた男の子、蓮くんに優しく接してあげて。。 だけど、その優しさで何思ったか、
ほろっと、「私がお母さんになってあげる」 ・・・ なんて、言っちゃダメでしょ。
子供は真に受けるからねえ。 蓮くんはマジで尚美ママになってもらいたかった。
でも、蓮くんのママがこどもつかいに殺された時、ママ～って尚美にすがる蓮くんを突き放してしまった。
私はアナタのママじゃないの！ って、傷つけちゃったよね。。。
ん？？ このへんなんか、「リング」とリンク？ ええ、いちおう前触れがあるのね。 トミーの呪いって。
子供たちが歌を口ずさむ。
ぼーあんがー ぼーあんがー すてっぷらい すてっぷらいかんくろうさん、 かんくろうさん、 おいない、おいない
かみのごおさーかす おいないよ あめじん とみーのしょうたいはー
ってな歌。 何のことやら？ですよね。 しかし、これが謎解きのカギなのだ。
まさに、この、こどもつかいは、どこからきた、何物なのかってね。
呪いにハマった、尚美と彼氏の謎ときの旅も始まる。 とにかく早く対処しなきゃ、尚美が危ないから。
しかし、その中で、尚美の意外な過去とトラウマも知ることになる。
実は尚美も、子供の頃に虐待されていて、その子供の頃に・・・ こどもつかいに会っていたのだっ！
なので、尚美の前に現れたこどもつかいは・・・もしかして別の目的があったんじゃないか？など思ったもんよ。
全体的な感想としてはー そんなに怖くない。 （＾＾； だって、タッキーですから。
どうしたってタッキーに見えちゃうわ。 それにこども使いがそんな悪者には思えなくて・・
まっ、子供を虐めたりしなきゃ、出てこないですからね。
「のぞき目」もそうだったけど、ちょっと少女漫画風でもあります。 でも私は悪くなかった。
ちょっと、社会派絡ませ、主人公が自身のトラウマと向き合い、それを乗り越えていく-
そんな姿もかい間見えます。 後味も悪くない。。
さて、子供たちが口ずさむ呪いの歌ですがー ほんとの意味はこんな感じ。
Boy and girls Boy and girls Step right up Step right up Come closer Come closer Oinai Oinai
Kaminogou Circus oinaiyo Amazing Tommy's show time now !
いや～ 面白い。 まさに、空耳アワーだね。 ちなみにOinaiは、方言のようです。
いらっしゃいとか言う意味だそう。 ちょっと上手いなって感心しました。
特に正体は～ と、Show timeを賭けるなんてね。
さて、こどもつかいの正体はー 何となくわかりそう？？
もう、映画館では終わっちゃったかと思いますが、またＤＶＤやら、ＢＳ放送でご覧あれ。
私は、パート２でも見たいくらい。 タッキーのイケメン妖怪っぷりもいいわ。
では、今日もそんなに暑くならないことを祈り・・・・ 皆さんも良い週末を。
