今日は映画の話。 せっかく家にいるので・・、こういう時は心置きなく深夜映画も楽しめます。
午後ローと同じく、この深夜映画というのも、意外とあなどれぬ、ちょっとゴールデンじゃなかなか見れない、
変わったものもやってくれます。 「地上波初ー」なんて書いてあるとちょっと気になる。
そして、このタイトルも。 「ラストキング・オブ・スコットランド」 って、何だと思います?
何だ?と思って見たんだけど、まさか、この人が出てくるとは思わなかったです。。
イディ・アミンという人、40代以上の人なら、なんとなく聞いたことでもありましょうか?
70年代を席巻したアフリカ、ウガンダの暴君、アミン元大統領の話です。
彼がクーデターから大統領の座に就き、さらに恐るべし独裁者になっていくまでを追った話。
でも、ドキュメンタリーというわけでもなく、さらに主役はこの大統領・・ともう一人、彼の側近となるー
スコットランドから来た若手医師ニコラス。 彼の変貌も追いつつ物語が進みます。
まず、このニコラスくん、なんでそもそもウガンダなんぞに来たかというと、父親への反発と冒険心で、
行ったことない外国へ行こうって、目つぶって地球儀回して指さした国がウガンダだったの・・
なんかふざけてないって? しかし、そこからがまたすごい。
なんたって、このアミンと運命的な?出会いをして、さらに気に入られて担当医師になっちゃうんだから。
まあ、外国人だっていうのも人目を引いたんでしょうなあ。 若くてそこそこイケメンですし。
スコットランドってお国も気に入られて。
アミンの怪我の治療から、てんかん発作で倒れた息子を助け、さらに偶然一緒に乗り合わせた車を
ゲリラに襲撃されて、命からがら逃げたとこを、アミンを救ったって事になり・・
なんだか彼の地位も上がり、アミンとの距離も縮まっていくの。 このへんはエンターティメントね。
そんな上手いことないでしょうから。 いつのまにか、大統領側近よ。
ウガンダに来ていいことばかりのようで・・・ だんだん増長していくニコラス。
しかし、事態は彼の知らぬとこで、だんだん闇が迫ってくるわけ。
独裁者にはつきもの、反対勢力のゲリラに命を狙われたりもして、アミンの疑心暗鬼も大きくなる。
反対勢力、自分を脅かすものーと思えば、すぐひっ捕らえて、残忍な拷問、虐殺、粛清が始まる。
そして国際非難の標的になり、暴君として世界に名を馳せますの。
こうなったら、まずいまずいって、さすがにニコラスも焦り、ウガンダを去ろうとするのですが・・・
時すでに遅し。 アミンが許さないって。 あまりにもアミンに近づきすぎちゃったのねえ。。
またちょっと自暴自棄的になったニコラスは、絶対やってはいけないこと・・
アミンの奥様の一人と情事を犯し、さらに彼女を妊娠させてしまったー!
さあ、どうする~ って、この後は言わない方がいいかしら??
映画はエンターティメント的な部分もありそうで、このニコラスが脱出できるかどうかもカギね?
まあ、自らが招いた事とはいえ、ニコラスくんも痛い目には合いますわ。
この彼のキャラは、あまり共感できないものじゃありますが・・・ どこにもいそうな若者よね。
まあ、そこそこ緊張感もあり、面白かったです。 ちなみにアミン役は、いろんな映画でよく見かける
名前は知らなかったけど、フォレスト・ウィテカーさんと言うらしい。 演技派です。
ニコラスは知らねえ。 でも、この役としてはいい感じ。
こういう映画を見た後は・・・ 満足してゆっくり眠れるanbelnです。 (あらあら・・)
さて、今日はどうしようかな。。。 まだ1日は長い?