戦う白雪姫 「スノーホワイト」

今日は涼しいので、寝不足ですけど、もう1本いきましょう~  先週か想定外にテルマエ・ロマエ見ちゃって
ちょっと遅くなりましたが、上映終了前に観てきましたよ。   「スノーホワイト」 そのまま・・白雪姫ですね。
 
今回の「白雪姫」はあのおとぎ話(?)のかわいいだけのお嬢じゃない。
オリジナル(というのか?)のエピソードはそこそこ入れてますが、ずいぶんイメージ変えちゃいました?
ちょっと大人が楽しめるダークファンタジーに仕上がりました。
 
まず、何がすごいっちゃ、白雪姫の宿敵、継母女王を演じるシャーリーズ・セロン
もう恐いって、鬼気迫るくらいの怪演でした。   この人、ほんとにきれいなのにね・・
そうなんだ。  魔法の鏡によると、白雪姫のがきれいなんでしょう?  でも、私からすると・・・
シャーリーズのが正統派美人なんだけどな。  白雪姫役は、トワイライトのベラちゃん。
この子は・・ まあ、かわいいっちゃかわいいけど、ちょっと個性派な顔立ちなんだよね。
あまり、白雪姫というイメージじゃないのだが、 まあ、今回の戦う白雪姫には、いいかな。
でも、ちょっとこの、女王様に喰われましたかねえ。。
 
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  お話しのメインはこの女性2人の対決というところでしょうか。  だから今回は男の影が薄い。。
7人の小人(あ、1人は亡くなっちゃいましたが。)は、めちゃ汚いし、いちおうこの人がおとぎ話の王子??と
思われる幼馴染のウイリアムの影も薄いの。  だいたい毒りんご食べた後にウイリアムのキスじゃ目覚めないんだもん。。   代わりになぜか、エリックのキスで目覚めちゃいましたね~ 
(このへんの意図は何かあるの?と思ったけど、結局そういうことにもならなかったのねえ。 あー肩すかし?)
 
このエリックを演じるのが、マイティー・ソーのクリス・ヘムズワートさん。
(女王に選ばれた刺客のはずが、いつのまにか白雪姫のナイトになってしまったわ。)
男性陣じゃこの方のが、目だってましたね。 
というわけで、オリジナルのストーリーを期待すると、何?何?って感じです。
最後は白雪姫が甲冑着て、女王の軍隊と戦っちゃいますからね~ (ジャンヌ・ダルクか?!)  
 
しかし、この主役は、「スノーホワイト」じゃないよ。。  女王ラヴェンナじゃないですか?
 
私は結構、女王にも同情しちゃいました。  だって、幼少時から、ずいぶん苦労したみたいじゃないの。
そして、いつのまにか、美貌・・というか、権力のとりこになってしまって、自分はいつも一番美しくなければ、
力を持たねばって、プレッシャーがすごかったわよ。
誰からも愛される白雪姫と対照的に、ずっと孤独な人であった・・・
 
せめて、あの王様の愛を素直に受け入れればよかったのにねえ。。  
なんだか、ちょっとかわいそう。
 
それに比べて、スノーホワイト、ずっと幽閉されてた割にはなんとお元気なこと。
あのパワーは何でしょう?!  走って、泳いで、いつのまに乗馬もできちゃったの~?   
 
それとこの監督・・・  「もののけ姫」観てましたかね?  はぁ~って驚いちゃったわよ。
ミチルさんの・・ 何のことやらと思ったら、まさか、もののけ姫のあの方が出てきちゃうとはね。   
なんだかその場面、笑いが出てきちゃいました。    
 
ほんと、つっこみどこも、満載っちゃ満載な、映画でした。 ( ダークシャドウよりは寝ないで見れたかな。)
まあ、たまにはこんな映画もよいかって。
 
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鏡よ、鏡、一番美しいのはどっち・・?