忘れないうちに映画。 救いのない「28週後・・」

ただいま私、PCを間借り中です。   しばらく、このようなパターン(なんつうの?)になるでしょう。
さて、時間もないので、忘れないうちに、たまには映画の話も。  といっても劇場には行ってません。
お休みの日のお楽しみは 12チャンネルの「午後のロードショー」、これをまずチェック。  そんで、木曜日に
見たのが、地上波初登場っていうから、(あらまっ、12チャンネルで?) お出かけはまずそのあとで。
 
「28週後」 。   ええ、知ってる人は知っている、あの「28日後」の続編ですね。 
続編といっても、登場人物は全然違うし、前回の人たちが、どうなっちゃったのかはわからぬまま。。
全然違う話しと見てもいいようです。
 
知らぬ方、ようするに・・ 「バイオハザード」みたいな話ですね。  クレイジーズにも近いかな。
人間を狂暴化させる恐怖のウイルス、これにより、感染者がどんどん増え、未感染者は感染者から時に隠れ、
時に逃げまどい、時には戦い、食糧や安全の地を求め、ひたすらさまよいます。 
しかしここには、バイオハザードのようなかっこいいヒロインは出てきません。  
あくまでフツーの人たちの決死のサバイバル。 
 
 
そして、28週後、人々はついにウイルスとの戦いに勝ち・・(いや、感染者が全員死んだってことで。) どうも、
アメリカ軍とかが手を貸したようですね。。  って言ったら、どんな方法かなんとなくわかる・・(てのが、
また後半に出てきます。)  いちおう平和になったロンドンに、危機を逃れた人たちが帰ってくる。
そこに二人の姉弟もいます。    この子供たちが、今回のキーパーソンっつうんですかね。
 
 
子供ってのはだいたいかわいいもの・・どんな危機に陥ってもなんとか最後まで生き残る。
見てる人たちも、子供は助けてー ってな気持ちになる、なんとなくそれはわかるんですが、今回に関しては
ちょっと複雑ってか、なんか、こいつらが憎ったらしく見えてきちゃいます。
まあ、子供といっても、中坊くらいの、ちょっと大きい子なんですし。  お姉ちゃんはもしかして、この間見た
フライトナイト」のヒロインになってるかしら??
まあ、この子たちが、今回の元凶なんですよー。   平和な均衡をこいつらが崩してしまった・・
 
 
しかし、もっと悪いのは親父かな。  だいたい子供が帰ってきたら、その子たちがどういう行動を取りそうか、
わかるもんじゃない?  絶対グリーンゾーン(だっけ?)以外のエリアに行っちゃダメだって、強調しなきゃ。
って、もっと軍もしっかり監視しろよー。  そもそも行かせちゃダメなんだよ。
 
 
ーと、グリーンゾーンを出て、自分たちの家に帰ってみようって行っちゃった姉弟。  ちょっとくらいなら
わからないよって、子供の浅知恵。  そこが悲劇の発端でした。  いや・・ 本来はいい話にもなったかも
しれない。  だってそこで死んだと思った(聞かされた)お母さんを見つけるんだもん。
子供たちは束の間、お母さんと再会を喜び・・ お母さんと一緒に戻ってくる。
しかし、問題はお母さんがすでにウイルスに感染してたこと・・・  なんらかの遺伝子異常で、発症はして
なかったんだけどね。  
 
 
そこでまた出てくる親父。  この人は、自分が奥さんを残して一人で逃げてしまった負い目がある。
そしてもちろん生きていてくれたことも、うれしいんでしょう。  セキュリティカードを持ってることをいいことに、
医療施設に入れられてる奥さんに勝手に会いに行ってしまうわけ。  ウイルスのことも知らずに・・
 
 
ーって言えば、もうわかる?   はい、家族の束の間の再会が悲劇の始まり。
そのあと聞く?
 
狂暴ゾンビと化した親父が、愛する妻を食い殺すー   あっ・・・ あ~  このへんから、もうイヤっ。
 
前にスマステの月一ゴローに出てたゴロちゃんが、この映画見て、「救いがない・・」って暗くなってたのを
見て、そうだ、anbelnも見るのやめたのでした。  見なきゃよかった?
 
この親父がウイルス感染第一号となって、次々と人を遅い、あっという間にゾンビが増えてくわけ。
(え~・・ だけどもっと早くに始末できなかったのー? アメリカ軍もいるのによ。)
 
 
そしてクレイジーズにもありましたけど、(結局、ゾンビ映画ってのは基本は同じなんだね・・)、米軍が
出てきて、ゾンビ一掃作戦を行うわけだけど。  そのうち、誰がゾンビかもわからなくなり・・
感染者も非感染者も、関係なく動くものはどんどん標的となって撃ち殺される。
 
そんな中、れいの子供ですよ。。  自分たちが引き起こしたこの悲劇も知らずに、大人に守られて、
安全圏を求めて、逃げてくわけ。   その子供を守ってあげる大人なんですが・・・
一人はどっかで見たことあるなあと思ったら、おっと、「ハートロッカー」の軍曹じゃないか。
今回もドネル軍曹だか、中尉だかなんだか忘れちゃったけど、米軍兵士で出てきます。
(この映画見て、「ハートロッカー」の主役に抜擢されたのかしら??)
 
 
アメリカ軍でありながら、民間人も何もかかわりなく、殺戮の現場に義憤を感じ、職を放棄して、子供たちを
必死に逃がそうと奮闘してくれます。    あ~ なんていい人。。  
この人の存在がせめても、映画に、一滴の救いを見出してくれそうなのに・・
ええ、この人が出てきて、ちょっと映画に厚みが加わります。     ああ、それなのに・・
 
 
敵はゾンビ(いちおう、簡単にこう呼んじゃう) とアメリカ軍。 両方に挟まれながら、必死に逃げる。。
そのうちどんどんアメリカ軍の攻撃もエスカレートしてきて、焼夷弾まで撃ち込まれる。
もう、街は地獄絵図ですね。    たった数時間のうちに。。  あんなに平和だったのが。
こいつら~  っと、またそこで、れいのガキが憎ったらしくなってきます。
 
 
はい・・ 最後に生き残るのは、やはりこの姉弟なんです。。  やっぱり子供は殺せない?
大人たちの大いなる犠牲の後に。  安全圏に行けたのでしょうか?
最後にドネル軍曹が呼んでくれたヘリに乗って。。   しかし、一人(弟)は感染者なんですよね・・・
ーって、「28ヶ月後」 は作られないのでしょうか・・?  ちょっと気になったけど。
 
でも、みんなこの映画、「胸くそ悪い」 みたいな感想が多いですね。  じゃ、ダメかな?
 
やっぱり、なんか救いがないとね。。  
 
 
それじゃ、時間も時間なので。。    おっと、明日は早番であった。   
 
なんかでも・・ 眠れそうもない。    引きずってます。。