祭りの憂い

夏といえば、祭りの季節。   今年はー っつか、今年もほとんど素通りしてきちゃった私です。
なんつったって、独り者が祭りに行ったってねえ・・・  それでも、昔なつかしの祭り囃子とやらに引かれて、
さきほど、ちょっくら買いものがてらに、 通って見てきました。
ええ、 こんなお盆も過ぎた頃に、町内会の祭りがやってます。
 
近頃は、昔ほどには盛んじゃないっつか、子供の数も昔よりだいぶ減ったような気がします。
それでも、浴衣やハッピ来た子供たちが、お母さんに手を引かれて歩いているのを見ると、 なんか、ああ、
日本の祭りだなあって気がします。
 
そして、この光景に・・ また独り者anbeln , ちょっとうるるってきちゃうんです。 (だから私は行かないのだ。)
私も・・・ やってみたかった。  子供に浴衣やハッピを着せて、一緒にお祭り会場に行くの。
あんまり乗り気じゃない我が子に、「何言ってんの。 おみやげもらえるんだから行ってきな!」って、
ハッパをかけて子供神輿をかつがせる。  (ん・・? 引っ張るのかしら?)
 
にこにこと見守るanbeln母さんに、やっと息子も乗り気になる。
帰ってきたら、パパも一緒に屋台巡りしようねって。  今晩のご飯はここですましちゃうよ~っと。
 
ーってこんなことを一度やってみたかった。  
 
そんなことを憂う女がもう一人・・?  
 
我がオカン。。   この人には孫がいない。。  もうそろそろ・・ 孫どこじゃないよって年になるのに。
 
ちょうどお盆の頃には、ご近所さんのとこには、帰省で娘や息子たちが帰ってくるじゃないですか。
そしてかたわらには、その子供たち。   オカンのママ友・・っつかババ友(っと、言っていいかしら。)は、皆
お孫さんがいる。   こんなお祭りでもあれば、孫さんを連れてみんなで行くんでしょうなあ。
 
オカンも・・・ 孫の手を引いてって・・ やりたいだろうに。
 
ほんとに、ごめんよ・・・ せっかく健康な体に生んでもらったのに。  一人も孫も見せれなくて。
 
なんか祭りはせつなくて。 
 
 
神様・・   オカンが元気なうちに・・ 結婚させてください ・・   って、そこ??