もしかしてオリジナルよりいい?!「ベストキッド」

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作日から何ですか、こりゃ、秋のような涼しさ。。 (そういや、もう秋でした・・ 忘れちゃうねっ)  
こう急激に変わられちゃ、また風邪がぶり返さないか心配になっちゃうわ。 
 
さて、昨日はやっと給料日、 水曜日、レディースデーということで・・  1ヶ月ぶり、映画行きましたっ。
ちょっと、気になっておりました、 「ベストキッド」 
 
ベストキッドと言やぁ、オリジナルは84年でしたっけ?  見ました? 
何でまたこの時期に、この映画?って、ウィル・スミスも見てたのかしら? ファンだったの?それにしてもまた・・
しかし、なるほどっ。 主役になった息子さん見て納得。
これって、ジェイデンくんのためにあるよな映画じゃな~い?  それくらいハマってましたよ。
 
では、ちょっとツッコミ入れつつ感想を。 (長くなるかもしれませんが・・)
 
 
★ お話は、オリジナルの本筋を踏まえて、ちょっとスケールアップして海外に行っちゃいました。
それにしても中国とは・・  やっぱり時代の流れですかね。  だいたいカラテは日本だべよっと。
そうそう、オリジナルの原題は「カラテキッド」ですよー。  って、そこは変わってないみたいだけど・・
違うだろっ、 これじゃ、カンフーキッドじゃねえかっ。
 
 
まっ、まっ、それはさておき、 お母さんのお仕事の都合で、一緒に中国にやって来たドレ少年。
そこで、人生最初にして最大の試練に襲われる。  これをいかに少年は乗り越えていくのかー
これが、この映画の奥のテーマでしょう。 って、あっ、先に言っちゃった。
 
その試練ってのが、子供になら一番身近な問題じゃある 「イジメ」ですねえ。
 
だいたい、この年ぐらいで、親の都合で、言葉も違う、全然わけもわかんない場所に連れて来られちゃ、
それだけでも、腐っちゃいそうだよ。   ドレくんがぼやくのも、わかる、わかる。
そのうえ、そんな言われないイジメにあっちゃあ。
 
このイジメ・・っての?、半端じゃねえ。。 ちょっ、ちょっとやりすぎ~ (警察沙汰になりそなボコられかたよん。)
目をつけられたのが、これまた、相手も悪い、カンフーキッド。 (それで、そんなにやるなよ~)
まっ、だからお話がおもしろくなるんですけどね。
 
 
危機一髪を助けてくれたハンさん、 この人が実はカンフーの達人だった・・!
そして、ドレ少年は、自らも強くなるために、ハンさんからカンフーを習うことになり。。
このへんは、オリジナルと一緒ですかね。。
 
 
そうそう、 このハンさんてのが、オリジナルのミヤギ爺さんね。  今回、ジャッキー・チェンがやるって言うんで、それもちょっとショック・・を受けながら、 興味津々。
どんなことになるのやら・・  って、・・・・ 意外といいじゃん!
 
 
オリジナルのミヤギ爺さんは、ちょっと仙人のような達観したとこがあったけど、今回のハンさんは、自身も心に傷を負った人間臭いとこが、またいいわ。   ドレくんは、そのハンさんの心の傷にも触れ・・ 温めて・・
二人が心通わすシーンにはちょっとジ~ン。  子弟というより、だんだん父子のようにさえ見えてくる。
今回のジャッキーの渋い、抑えた演技もいいですねえ。
 
 
ちょっと、意外っ、残念(?)だったのが、ドレくんの相手役となる、中国少女。
カラテキッドのオリジナルじゃ、あの役はエリザベス・シュ―だよ~ 
(やっぱこういうのって、美少女じゃないですか??)  それが、それが・・
初めて会った公園で、ベンチに座ってたブスッ子が・・ まっさか、ヒロインとは思いませんでした。 
 
何、何、これ、誰が選んだの~ って、個人的に興味が。
ウィル・スミス?  パパがジェイデンが恋しないように、わざとブスっ子を選んだ・・??
あれじゃ、一目惚れはしないと思うのだが・・・ (--;
チャン・ツゥーイ―みたいな美少女が出てくるのを期待してたものですから、見事に裏切られた。
 
あの、いじめっ子ジャイアンは、あんなもんでいいでしょう。。
 
二人の淡いラブシーンも出てきますよ。  
オリジナルより年齢が下がってますから、それはそれで、かわいいもんだ。
(しかし、女の子、積極的だったよねー。 その割には、切る時はバッサリ切ったり! ありゃ、ドレくんがかわいそうで、私が母親なら、ビンタしたくなっちゃいましたよ、 この、ブスっこ!っとか・・)
 
 
そうだ・・ なんだろ・・ 私、もしかして母親目線になってたかな。
 
 
 
クライマックスはこれまた、 オリジナルと同じく今回は、カンフー大会ですね。
ハンさんとの、特訓を重ねたドレくんが、初の本戦。  トーナメントを勝ち抜いて、宿敵ジャイアン(もう、こう呼んじゃおう)との決勝戦に臨みます。 (その前に、相手の反則で、足に怪我しちゃったりねー)
 
 
勝戦は棄権しよう、君はよく頑張ったよー ・・と言うお医者さん、
ダメだよ・・ 出るよ。   ドレ、オマエは何のためにまだ試合を続けたいんだ?という、ハンさんの問いには、
僕は、まだヤツがコワイんだ。  だから勝っても負けても僕はやらなくちゃ、それを乗り越えられない。
(僕は僕のために、やりたいんだ・・ ってとこ。)
 
それじゃ、もうやらせるしかないですねっと。   もう、こういうシーン、私、弱いですから・・・
さあ、anblelnの、ウルウル始まりよぅ。
 
 
勝戦、カッコよかった~ ! この、ベストキッドがオリジナルより素晴らしいとこっ、 この格闘技のデキでしょうって。  悪いけど、このシャオ・ドレのが、お兄さんより(ラルフ・マッツィオ) 本格的よー。
怪我した足を蹴られて、半べそかきながら、それでも立ち上がるドレくん・・  この顔・・ たまらんね~
そばに行ってキュっと抱きしめてあげたいくらい。    anbelnのウルウルモードも最高潮。
 
 
すると・・ あれ・・ どこかでも鼻すする音が。  風邪? それともあなたも、ウルウル・・?
 
観客は意外と・・、オリジナルのベストキッド見てた人でしょうか? 年代が高い方もそこそこいらっしゃる。
ちょっと、思ったのですが・・・ これ、意外と大人がハマりませんか??
 
 
ーと、私、エンドロールが流れても、しばらく泣いておりました。
これって、なんでしょ。  たぶん、オリジナルの時見ても、絶対こうはならなかったよね。
大人だから泣けちゃう・・・  なんか母親目線なもんかしら?
 
 
ーと、これ、そんな泣くというより、楽しい映画でもありますよ。
カンフーはカッコいいしね。   もうっ、ジェイデンくんのカンフーにはびっくり! すごい頑張ったよねえ。
バックにかかるヒップホップな音楽もいいし、風光明媚な中国の観光スポットも楽しめますよん。 (上写真)
 
まっ、千円で観た分以上のお得感がありました。
 
ジェイデン・スミス、恐るべしっ。   でも、かわいかった~  ・・