今年最初の冬ドラマ、3月を待たずして、まずNHKの「君たちに明日はない」が昨日終わっちゃいました。
このNHKの土曜枠のドラマってのもなかなかいいんですよね。 あまり視聴率に出てこないのが、ちょい寂しい
とこだけど。。
民放のゴールデンタイムの連ドラが、ほとんど若者向けになってるのに対し、こちらは、ちょっと大人が楽しめると思うんです。
そしてこの話しは、主人公こそ、30代ですが、その主人公が関わるのは、おもに中高年・・?
なんたって、リストラ請負会社なんですものねー。 まったく時代だよ。 こんな会社やら、こんなドラマ。
なんたってリストラするんですから、時にはシビアに・・ だけど、なんか主人公がイイ人でさ、同じ痛みを味わいながら、また成長していく姿など、ヒトに対する優しい目や、なんかハートフルな装いを呈してました。
そして最終回は、自らがリストラしちゃった人を再就職させるための会社部門を立ち上げたり、リストラ中高年のその後を追ったり(一時はホームレスにまでなっちゃったんだけど、また新たな道が見つかってさあ。)
イイ感じで終わりましたね~
私がちょっと感心した場面。 主人公、村上真介くんですか。 まず新部門の最初の仕事として、恋人の陽子さんのとこに、社員を送りこむのですが。。
そこでの面接。 あ~ こういうの面接で言うかよー ってなことを言っちゃうその若女子。
服装はどんなのでもいいんですか? とか、残業はどうなんですか? 予定なんかも突然の残業でキャンセル
しなきゃいけない事態とかあるんですかー? なんて、仕事と関係ない事聞いちゃって・・
案の定、顔を曇らせる陽子さん。 仕事にやる気があるのか、どうかもわかんないよな、こんな子。
よく紹介したわねー っと。
するとそれに反して、真介くん。 まずは、「僕は陽子さんが大好きです!」なんていっぱしカマシて、陽子さんをびっくりさせた後で・・「陽子さんの仕事に対する意欲、完璧主義、僕は大好きだけど、それを苦手と思う人も
いる・・」
「陽子さんが求めてた人は自分と同じようなタイプの人だった。 でも、それじゃ旨くいかない。。
お互いが主導権を取り合うようになる。 友達ならそれもいい。 ぶつかりあいながら、友情を深めていくこともあるでしょう。 でも、これは仕事だ。 ○○さん(その若女子ね。)は、自分からは、動くタイプではない。
でも、言われたことは、素直に聞くし、言われた仕事はきちんとやりますよ。 陽子さんの指導で、そこはどうにでもなる。 しっかりやってくれるんじゃないかな。」
船頭は二人いらない・・ って、社長(堺正章)の言葉の意味がわかりましたわ。
しかし、こんな事言えるようになったのも、真介くん、成長じゃん!って思いました。
クライアントの要望を聞くだけじゃなく、クライアントにアドバイスまでできるようになったんですねえ。
確かにそうですね。。 仕事ができる人間が二人揃えば必ずしも旨く回るもんじゃないかもしれません。
そんで、この陽子さんと・・・ 結ばれちゃうんでしょうかあ。
最後の場面、ちょっと意味深。 真介くんを振った元恋人が登場しましたよね。
陽子さんとも、待ち合わせの場で偶然の再会。。
彼女、どうもまだ一人身のようでしたが・・ 真介くんには恋人がいるよな素振りしちゃって。
だいたい、この人なんで、自ら、去って行ったのでしょう?
自分が年上だから・・ 最後は捨てられるじゃないかと思って? 傷つくのが恐くて・・??
だけど、新恋人が、やっぱり年上って知ったらどう?? すごい複雑だと思う・・・
(この真介くんって、マジで年増好きみたいよ。)
もったいない。 anbelnなら、絶対そんな事しませんよー。
捨てられたら、捨てられたっていいじゃんねー、 結婚してたら、慰謝料もらってやるわい。
ーと、坂口憲二&田中美佐子のカップルを見て・・ う~ これが許されるなら・・
彼と私だってー なんて、また夢見てしまいそうです。
(でも、こんな年増好きな若男子、めったにいないと思います・・)
しかし、このタイトル、「君たちに明日はない」と言いながら、
ちゃんと「明日はある」んですねえ。
リストラされったって、それで終わりじゃないって。 違う道がきっとある。
陽子さんなんて、リストラされて、もっといい(?)再就職と、ステキな彼氏ができたじゃないか。
ーと、なんか私も元気が出るようでしたけど。。 さてさて、どうなるかなあ。
今日もジム、行ってきますっ。