さまよう刃は・・

さきほどまで2週間ぶり? お昼の楽しみ、「CSI・7」を見ておりました。
今日のお話・・ なんかいつになく、イヤ~な感じでしたわね。 その・・事件そのものが。


最初に被害にあったのは、ヒスパニック系のコックさん(だっけ? ちょっと職業忘れたけど)。
仕事を終えて帰るところを、駐車場でいきなり襲われた。
現場に警官が来たころにはすでに死亡。 携帯も財布もなくなってはいたけれど、モノ取りにしては、あまりにも
死体が無残。。 
ここまでしなくてもいいだろうって、いうほどに殴られ蹴られて、そして死に至ったって様子です。
ここまでするからには、犯人は顔見知り? 何かの怨恨? 


でも、その予想はすぐに裏切られる。 ほどなくして、観光客の女性が同様の被害を受ける。
彼女は命は助かったけど、やはり病院のベッドから動けないほどの重症。。 でも証言は取れた。
彼らは複数。 全員フードをかぶって顔なんかがよく見えない様子だった。
お店が被害にあった人は、顔が普通じゃなかった、なんか人間じゃないよな不気味だった・・なんて証言も
出てくるから、もしかしてオカルト集団か何かでしょうか・・?? 


しかし、それもNO。 今回はなんとCSIのグレッグも被害者になってしまったことから、意外な事実がわかって
きた。
グレッグって・・CSIじゃ、一番頼りなさそで、弱そで、それが、偶然犯行現場に出っくわしてしまったからに~ 
どうするんだ、どうするんだって思ったけど、そこはやっぱり警官ですねえ。
被害者を目の前に、援護を待つまでもなく、やっぱ助けずにはおけなかった。(でもやられちゃった・・)
でもおかげで、被害者も命拾いしたし、ここでもちゃんとCSIとしてのお仕事を忘れてなかった事はりっぱです。


結論から言うと、犯人は普通の少年たち・・ 
顔が不気味だったってのは、カラーコンタクトをしてたり、お面をつけて仮装してたんですね。
それって、まあ自分たちを守るためでもあったかもしれないけど、彼らの・・ パーティのノリだったのかもしれません。

パーティのノリ・・・ そうなんです。 彼らに言わせると、これはパーティなんだって。
観光客を襲って痛めつけるのが。。 ゲームのような遊びなんです。
じゃ、最初のヒスパニックの人は? 彼は観光客じゃないでしょう・・?って、問えば、「彼は・・」
「練習台」だって言ってのけたよっ。。  はっ・・・はあ~
これを聞いたら、遺族はどんな気持ちでしょうね。。 2度殺されたような気持ちじゃないか・・--;

人が死んでも何でもない、こんな救いようのない奴らが存在するのか・・って、そっちのが不気味で、
おぞましかったです。



ーと、言えば、思い出すのが、東野圭吾さんの、「さまよう刃」 今映画、上映中ですね。。
これも原作を読んだのですが、最初に印象づいてしまったのは、その事件と、犯人のおぞましさです。
この少年たちのように、彼らにとってはゲームのようなもんだったんですね。。
でも、それをされた被害者にとっては、まさに地獄。。

もし自分の最愛の人が、こんな仕打ちを受けた末に殺されたら・・・ ぞっとします。
こんな奴ら、生きている価値もない、他人だって思いますもの。
ましてや、そのお父さんの気持ったら・・ たまらんでしょう。
そして現在の少年法の限界。 こんな同情のかけらもない、悪魔のような所業がたった数年で、出所できるって
なったら、どうなんでしょう。。
少年たちは、人生をまた生きれても、娘は2度と帰ることはないんです。

こういう事のできる人間って・・ ほんとに改心することってあるんでしょうか・・?
だって、普通のワルとは違うもの。  常軌を逸してるって人たちですよね。。
そうしたら、このお父さんのやろうとしていることは。。
刑事さん達も複雑な気持ちです。  ほんとの悪はどっちなんだよ。。

ーというところで、この「映画」もどうなっているのか、見ようと思ったんだけど。
どうも、ブログに書いておられる方の感想などを読むと、 イマイチのようですね。
背景が見えない、原作を表現できていないとな。 一番映像化が難しいと言われたー など、宣伝文句にあった
けど、ホントにそうなっちゃったんですか。


ーというとこで、二の足を踏んでしまい・・ こんなブログなど書いちゃったとこです。
せっかくキャストはいい俳優さんを揃えたのに、もったいないですねえ。

さて、今日はお休み・・じゃ、ありません。 夕方からお仕事です。
今日も苦手な通販受付になってます。
普通なら、水曜日は、昨日のラブパワーの余韻で行くんだけど。。
残念ながら、昨日は不発。  お会いすることもなく。。 ちょっと私もブルー気分。

それじゃ、そろそろ、ゆっくり出勤の支度しますわ。