夏ドラマも最終回。 「救命病棟24時」

今週で夏ドラマも全部最終回ですね。  この夏は・・ 仕事も忙しくて夜にかかったのと、私生活では何年ぶりの恋にもハマり、ジム通いもあって、私にしては、珍しくあまり見てないのですよ。
それでも、要所要所はピックアップしてたのですが、この夏ドラでよかったってたら、まずこの2本ですかねえ。

すでに先週で終わりました、草彅くんの「任侠ヘルパー」。
前にも書いたよね。。 ヤクザが親分の命令で、介護施設のヘルパーになるなんて、そんな話・・
あるわきゃねえだろう~って、どういう発想なんだよっと、お話自体ももっと荒唐無稽なコメディ路線になるかと
思ったのですが。。 思ったより、リアルじゃなかったですか・・?
介護施設や、介護に関わる状況なんかが。。 結構ニュースな話題を取り入れてましたよね。


私が結構うう~って思ったのは、「シングル介護」の話。 独身女性が一人で、働きながら、寝たきりになっちゃったお母さんの自宅介護してるんですけど。
これは、私もありえない話じゃないなと・・(って、オカンにはいつまでも元気でいてほしいのだが。)
兄弟姉妹がいても、結婚なんかしてると、やっぱり独身者に、こういうの来ちゃうのかな。。


何しても、核家族の時代。 なかなか皆で助け合うってできなくて、結局誰かの重荷になる・・
一人で介護するって、たいへんですよねえ。
ストレスの強さや、お母さんを殺そうとしちゃうシーンなんか、結構シビアでしたわ。

老人虐待や認知症、老いらくの恋までいろいろ。。 最終回では、無認可施設の問題やら、現代のうば捨て山。  行き場のない老人たちを守ろうと、草彅くんたちが奮闘してましたねえ。


最初はイケ好かなかったけど、ほんとは冷たいだけの女じゃなかった、草彅くんともイイ雰囲気になりそうだった女社長の夏川唯さんが、最後、若年性アルツハイマーになっちゃうのも衝撃。
子役の加藤清史郎くんの演技が旨過ぎて・・ 泣けましたわ。
あんな小さくて、お母さんが病気になっちゃったら、どうよ。。 自分のことさえ、わかんなくなっちゃって。。

ーと、一話一話が結構リアルで、おもしろかったし、考えちゃったわ。
若い人にはどう映ったでしょう・・?
ただ、老人介護の話をやってもウケないから、敢えて、こんな荒唐無稽な設定をしたのでしょうか?
結構社会派エンターティメントになってました。  ★



そしてもう一つは昨日最終回だった「救命病棟24時」。
これまた、想定外の「恋」のせいで、全部見るはずが・・ なかなか見れなくて。
でも一昨日、2話と3話の再放送もやってくれたので、それ見ながら、最終回はじっくり見ました。

でも聞くとこにもよると、主役の進藤先生のキャラは変わったし、お話的にも、今回はちょっと地味目な感じ? (前作は、「関東大震災が起こったらー」って設定で、まさに救命フル回転。 ドラマチック過ぎたもんねえ。)
でもシリーズの根低は変わってませんよね。 

今回の目玉キャラはユースケサンタマリアの、医局長でしたかねえ。。
でも、あの人の言ってるのもわかる。。  みんな進藤先生みたいにはなれないよ。(患者にはありがたいけど。)
あんなことやってたら、他の事すべて犠牲にしなくちゃやってられないんじゃない・・?
進藤先生は、家族もいないし、医療が人生のすべてになっちゃってる感じだけど・・ 医者だって人間、なかなかそうはいかないものねえ。

あのたいした事もないのに、救急車を呼ぶよなモンスターペイシェントなんかは、私でも怒るわな。
(あれは医局長が正しい!) あんなんで、もっと重症な他の人の治療が遅れたら、いかんがな。

ーと、最初はやなヤツかなあって思った、この医局長。 けして医療をおろそかにしてる訳じゃないし、この人なりに医療現場を良くしたいって思い。。 なんか伝わりました。
患者は助けたいし、医者だって、倒れちゃいかん。
もしかして、進藤先生より、好きキャラ?? (そりゃないか。。)

松島菜々子の小島先生がたくましくなりましたねえ。。
昔の、進藤先生に怒られまくってた研修医のころに比べると、すっかりベテランの域。
人間的にも大人になったって感じ。。 (えっと、その分、やっぱ老けましたね。。)
松島さんにも出続けてほしいですね。

今回は始まる前に江口さんがケガしちゃって、スタートも遅れて、回数も少なくなっちゃったのが残念かな。
でも、冬の特別編もあるみたいだし、また続くよね。。

楽しみにしてます。  その時私の「恋」はどうなっているでしょう。。
「救命病棟」を見たら、思い出しちゃいそうです。

それじゃ、そろそろお昼ですね。

ちなみに今日はこれが一食目。 暇なんでグラタン作ります。。 中身はマカロニとささみだけ。